欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2022年6月 の記事

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今回は、ライブコマースという実況販売の実状や問題点を聞いてみた。いま、展示会やイベントで起きている問題をレポート。つくり手の立場からリアルにお届けします。ぜひ、ご覧ください。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしていますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。

当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

人気イベント「本日は革日和♪」および関連イベントが明日から東京で開催されます。このほか今後のスケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。

「本日は革日和♪」

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今回はライブコマースの実況販売の実状や問題点について取材しました。
要は「スマホ片手に買い物しつつ、解説して、スマホ越しに見ている人が注文する」というシステムですね。

・ライブコマースはいくつかの意味がある

・ライブコマースはどういう場所で行われているか

・何が問題か。ライブコマースは悪か?

・では今ライブコマースに対して何をするべきなのか

というような内容です。

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ライブコマースってなに?

スマホ片手にオンラインで配信・実況しつつ商品を解説。その場で販売、というものです。


使うシステムは様々です。ライブコマース用のアプリ使うこともあるし、YouTube使うこともあるし、インスタグラムの動画機能でやる人もいます。

集金にせよ配送方法にせよ千差万別です。


"ライブコマース"というと、受け取り方が2つある
「アジア人が日本の手作り品市場なり販売イベントにやってきて、販売ブースの前に陣取って、ガサッと商品さらっていく」という形態のライブコマースが問題になっています。

日本での日本人相手のライブコマース市場って成長が伸びてはいるが、コロナ禍でも思ったほど伸びていないです。これに対してアジアのライブコマースはずっと成長していますねぇ。

先日、百貨店で6日ほど革の解説なり手縫いの実演をやっていたんですが、イベント初日・二日目や最終日にアジアの方が購入に来ていましたわ。で、その際に百貨店や販売者さん、さらには他の業種でライブコマース販売された方からも聞き取り調査しました。

ライブコマース、と聞いたら「あぁ、ネット経由のテレビショッピング的なものだよね」とイメージする人もいます。
他方、ライブコマースと聞いたら「イベントでガッサガッサと買い漁っていた」と少しネガティブなイメージを持つ方もおられます。

今回はこの後者の話を中心に解説します。

ライブコマースは日本向けとアジア向けで意味合いが全く異なる

国内のライブコマースに関しては下記サイトにまとめられています。ヤフオクやBASEなどでもライブシステムはあったのですが、2020年にサービスは終わっていますね。


日本におけるライブコマースの現状は下記レポートに詳しく解説されています。どういう年代が使っているか。そもそもどれくらいの人間がライブコマースで買い物をしたことがあるのか、などが載っています。
このblogをここまで読んでいる人は、読んでおいて損はないです。


他方、アジアのライブコマースですが、こちらは彼の国にて様々なアプリで行われています。どういうアプリでやっているか、などはここで論じてもあまり意味がないです。ライブコマースはやろうと思えばどんなSNSでもやることは可能です。YouTubeでも可能なわけです。ただ、彼の国では自国の内製アプリで行っているため、詳しく書くのはこのblogの本旨ではありません。重要なのは「彼の国の人がどういう場所でやっているか」「それに対して日本サイドはどう思っているか・どう対処しているか」ということです。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2020年6月に公表した資料ライブコマースの動向整理によると、日本でのライブコマースを知っているか、という質問回答は「内容も含めてよく知っている」のは4.1%。「聞いたことはある」を含めた認知度は21.9%。

ネットショッピングのためのライブ配信を観たことがあるのは19.1%。商品を買ったことがあるのは3.3%。

それに対して同じ資料の中国のライブコマースの市場規模は4,338億元(2019年)。2020年には2倍以上となる9,610億元になるものと予測されている。ライブコマースの利用者は2億6,500万人(2020年3月)。

インターネット利用者の29.3%、ライブ配信利用者の47.3%に相当。

圧倒的にアジアのほうが隆盛です。

どういう場所で彼の国のライブコマースは行われているのか

私が意識しはじめたのは東京のものづくり販売系イベントでした。そこから興味持って2年ほどいろいろ調べましたが、他にも百貨店やサブカル系のイベントなどでも見聞きしました。

石の販売イベント

今回の調査では国際宝飾展、という宝石などのルースと呼ばれる石の販売イベントでも見受けられたとか。
こちらは後で出展者のまとめを載せておきます。

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某大型手作り品販売イベント

東京で年2回やるイベントですね。前回視察に行ってみてきました。こちらは会場内でのライブコマースは全面禁止でした。

某百貨店

先日客寄せパンダ的に百貨店のイベントに出ました。材料販売のイベントですが、こちらでもライブコマース配信者は来ていました。

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どういう風にライブコマースは行われるの?

国際宝飾展出展者にきいてきた

ねぇ、国際宝飾展に出展していた石関係の業者さん、どうだったの、ライブコマースは?

「ライブコマースはめちゃありがたいですよ。うちは国際宝飾展がお願いしているアンバサダーさんがうちの品を紹介してくれました。石販売の世界ではすでにライブコマースは一般的です。国際宝飾展なんてライブコマースの人のためのブースが用意されています」

!!!!
ライブコマースのブースがきちんとあるの?

「えっ! ムラキさん知らなかった!? 宝飾展は宝石などのルースが中心だけど、ライブコマースがめちゃくちゃ盛んだよ。単価でかいからねぇ。うちはアンバサダーさんがうちの品をガンガンと紹介してくれました。おかげでバンバン売れましたよ」

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入金や発送はどうするの?

「アンバサダーさん自身が使っている配信のコメント欄なりから注文を集めます。その後、うちから定価で購入し、アンバサダーさんサイド自身で発送して、お金も回収しています。うちはその場で現金なりクレジットカードで支払ってもらっておくので、楽なものですよ」

なるほどなぁ。

「むしろムラキさん、逆にライブコマースが嫌だ、という市場はあるんですか?売ってくれるんだから何が文句あるんですか?理解できません」

では、次は下記のようなtwitterまとめができてしまっている手作り品市場で、ライブコマースが何故問題か、というのを調べてみましょう。

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こちらは5月下旬に行われたイベントですが、入ってすぐの場所に貼ってある「ライブコマース禁止!」のマーク。すでにこんな状況に・・・。

革屋のフェニックスからの仕事の一環としてお土産袋(お菓子詰め合わせと広告を入れた袋)を50個ほど会場で手渡しました。

会場内であった人に、「ライブコマースってそんなにいるものなの?」ときいてみました。

「あー、twitterまとめでもありましたように、前回のライブコマースではアジア人の方のライブコマースは盛んでした。あのまとめにもあるように、商品をがさっと一気に全部買おうとする・見ている他の人のことを考えない、というのが主要な問題点だと思います。

売れるのはありがたいんですけどねぇ」

某百貨店の社員さんにもきいてみた

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客寄せパンダとして実演などをしていました。6日間。

さて、このイベントは「縫う素材の販売」というイベントです。
こちらでも初日・二日目や最終日にライブコマースの人は見受けられました。こんな間近でライブコマース演る人を長時間見られるなんてラッキーと思いつつ見ていましたが、思ったほどえげつない買い方はされていませんでした。

大声でアジアの言葉を喋らず、スマホ片手に喋っている・周りの人が映らないように気を使っている・買い物もガッサガッサと集めていないな、などなんというか、、、上品な配信をしているな、と思いました。

で、某百貨店さんにライブコマースどう?迷惑なの?ありがたいの?ときいてみると

「ライブコマースも来てくれたらそれだけ買ってくれるのでありがたい存在ではあるんです。彼らも日本語通じる人・通じない人はいますが、話せばわかってくれます。わかってくれない人はお断りします。販売されている方が対処できないなら百貨店社員である私達に言ってくれたらきちんと警告や対処をしていますね」

では、彼の国のライブコマースを日本国内で行われるのは"悪い"行いなのか??

国際宝飾展出展者にきいてきた

「全然悪くないです。むしろ来てくれなきゃ困ります。宝飾展・・・宝石や化石の販売ですが、これは出展者も海外から来ていますよね。それなのに来場者が少ないと確実に出展者はブチギレます。このライブコマースで売上があがるからこそ、コロナ禍でもイベントが開催でき、販売で利益出せる、という話なわけですよ。

手作り品の場合は供給量限度があるから手放しで喜べない、ってのはわかります。ですが、それなら供給量増やせばいいじゃないか!としか僕らは思えません」

んー、面白いなぁ。立場が変わると見方も違うわねぇ。

某大型手作り品販売イベントの出展者にもきいてきた

「私は自分で作って販売していて、イベント出展の際にはライブコマースお断り、と書いています。

ですが、ライブコマースが悪い、とは思っていません。ライブコマースのほうがよく売れる、という人もいるだろうし、ライブコマースって一般的な転売、と同じとはいえないんですよ。配信者は良い品をきちんと紹介して、配信を見ている人に買ってもらいたい。より良い品を販売したら自分の次回の配信にもつながるわけですし。安易な転売と同じ迷惑な行為、とは思いません。

何かを見出して価値を説明して販売する、というのはすごい行為です。それに対して対価を制作者じゃなくて、配信を見ているお客さんから取る、わけですから、すごい良心的だと思います。

ただ、すべての品をガサッと買おうとしたり、いつまでもブースの前で陣取る、などは勘弁してほしいな、とは思います」

じゃぁこの巨大販売イベントはライブコマース禁止!を大きく打ち出しているけど、どう思う?

「全面禁止はもったいないです。それならライブコマースokゾーンを作る、とか、極悪ライブコマース配信者をきちんとイベント主催で取り締まってほしいです」

某百貨店のイベント出展者にも聞いてきた

「んー、うちは布販売だけど、初日に『全部売ってほしい!』と言われたよ。断ったけど。『それはなぜ!?私が日本人じゃないからか?』と言われたけど、日本人かどうかなんて関係ない。私たちはイベントに出展していて、残りの日数もお客さんに品をきちんと売りたい。最終日なら全部持っていってもいいよ、と説明しましたよ。

ムラキさん、ライブコマースが良い悪い、じゃなくて、その相手の行動がきちんと良いか悪いかを販売する私達が判断して、それを伝えるんだよ。駄目なものは駄目、と言う。さっき全部買いたい!と言ったアジア人の人には『5mずつならいいよ』と言ったら全商品5mずつ買ってくれた。でも一廻りした後に『もう1回5mずつ買っていいか?』と聞かれたからNO!と伝えた。伝えることが大事」
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なるほどなぁ。

このイベント二日目の朝礼で、他の出展者から「ライブコマースで目に余る人には注意を言ってくれ、と言われたがその基準を教えてほしい」という意見がありました。

これに対して百貨店社員さんからは、

・長時間場所を占領していて他の人が見れない、ので注意を発する

・カゴ1個分保持したら、一度会計してもらう旨を伝える

という基準が伝えられました。不安なら遠慮なく社員呼んでね、とのこと。

ねぇねぇ、社員さん。カゴ1個分ってどういうこと?

「アジア人のライブコマース配信者さんは配信を続けてやらなきゃいけないから、商品を配信>コメントで購入!と言われるとかごに入れる>次の配信、という流れです。

この間かごは放置されます。お客様によっては『あのかごの中の品がほしい。でもずっと放置されているんだが、あれは売れたものなのか?』と聞かれるわけです。ですのでカゴ1個ごとにきちんと会計してほしい、というのは配信者さんに伝えています」

今、突きつけられているのはイベント主催者のルールづくり

ライブコマースは販売チャンネルとしては非常に優秀だと思います。ネットが繋がり、スマホが見れるならば地球の裏側でも購入は可能です。

ですが、上記のインタビューでも感じましたが、

「イベント主催者なりの"場"の人間がライブコマースに対してのルールと、監視をきっちりとする」

が一つの回答かな、と思います。

全面禁止にするのも一つの対処法です。ですが、売上あげたいならばルールをきちんと決める・ライブ配信者を登録制にする・ライブ配信ブースをきちんと作る、なども手です。

商品を独占する・商品を見ている他の来場者に迷惑をかけるようなライブコマース配信者が得をするような環境ではイベント参加者(購入者も出展者も両方)は得をしません。ですが、1回でも迷惑ライブコマース配信者が暴れようものならば、イベントへの満足度はガクンと下がり、twitterまとめなりが作られるのが現状です。

もちろんそのためにはイベント出展者は監視・見回り・警告・叩き出す、などの管理をしなきゃいけません。コストまたかかるなぁ。ほんとにイベント主催者さんは大変だなぁ。

一番駄目なのは「ライブコマースなんて個々人の出展者で判断して対処してください」というものですな。

これは間違いないです。

自分でライブコマースやってみたらいいんちゃう?

前向きでいいね、その気持ち。それはそれでありだと思います。日本国内も茨の道ですが、海外でも茨ではあるとは思います。

その場合は、テレビ東京系のテレ東BIZの下記動画をご覧ください。

アジアでのライブコマースの現状や、「俺たちはここまで真剣にライブコマースしているんだよ!」というのがよく伝わってきます。ほんとにすげぇな、あの国は。

ライブコマースについて調べましたが、追記を別の場所で書こうと思います。面白いよ、この世界。

今後イベント予定

6/29(水) レザーソムリエ講習会中級 お手伝い
7/9(土)〜10(日) 信州ハンドクラフトフェスタ2022
7/23(土) 宮城県・仙台 革日和ぷち
...仙台で革日和イベントをやるための場所探しに行きます。ついでになにかセミナーなどします

9/1(木)〜3(土) 素材博覧会小倉


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

6月に入り、皮革業界の恒例プロジェクトが始動。今年もレザーの季節、秋に向けて、さまざまな取り組みがはじまります。そんな6月第4週のトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【WEB情報】「ジャパンレザーアワード」
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国内最大のレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」が今年度も始動。6月20日(月)、公式ウェブサイトがオープンしました。そして、事前エントリー受付がスタートしています。今年度も皆さまのご応募、お待ちしております。


【メディア情報】「グッド!モーニング」

「グッド! モーニング」6月21日(火)放送分で「スマホショルダー」人気爆発 各世代で流行の理由..."手ぶら女子"に「すごい需要」という切り口のトレンド紹介企画が話題です。コーナーの動画とともに記事がYahoo! に転載され、「動画アクセスランキング」の上位に入っていました。

現在、スマートフォンのストラップをバッグのように斜めがけにして使うことがトレンドとなっているそう。パールやチェーン、ビーズなど材質は多様ですが、ビジネスパーソン向けの牛革もヒット中。「想像以上に売れていて。3回再販して、即完売。打ち合わせなど、オフィス内の移動があるので。パソコンや資料、飲み物を持って移動する時、手ぶらで移動できるのが便利」(アンジェ web shop・平山佳菜さん)。

行動制限解除により、近年の「ハンズフリー」「手ぶら」の人気がさらに高まっているのもヒットの要因。

渋谷109の「スピンズ」では、手ぶらを好む若者の需要から、スマホショルダーのコーナーに加え、手ぶら関連アイテムを集積。コインケースやイヤホンを入れるキーホルダーをそろえ、スマホショルダーやミニバッグなどとのコーディネートを提案しています。使うひとそれぞれのライフスタイル、使い勝手に合わせ、個性を表現できるのも好評のようです。


【イベント情報】「したまち小粋マーケット」レポート
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恒例イベント「したまち小粋マーケット」が6月16日(木)~19日(日)の4日間、JR上野駅 中央改札前のグランドコンコースで開催されました。
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革小物やバッグ、シューズなど、下町の作り手たちのとっておきの逸品を紹介。
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天井高もあり、広々とした駅構内は開放的な空間で常時換気されているのも安心ですね。
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前述のように、手ぶらニーズに応えたミニショルダーバッグ(三竹産業)が人気です。
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プラスワンアイテムとして、コインケースが登場。
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「キャッシュレス決済が普及していますが、駐車場などではまだまだ現金決済も多く、便利にお使いいただいています」(三竹産業 黒澤さん)。父の日ギフト向けにパッケージにも工夫し、販売点数が増加したそうです。
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高梨では、同じく、ミニショルダーバッグと小物をコーディネートして使う提案が目をひきます。
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キーホルダーやリールなども展開。イニシャルを入れるサービスも好評なのだとか。選ぶ楽しさ、使う楽しさを味わっていただけるような、アイテムのコーディネートや使い方提案も不可欠となってきているようです。
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このほか、イベントの概要は下記リンク先をご覧ください。


【展示会情報】皮革卸企業 2023年春夏個展

6月8日(水)から皮革卸企業各社で2023年春夏個展が行われました。一部ですが、お邪魔させていただいた企業の個展をご紹介します。

タテマツ
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春らしいパステルカラーやくすみカラー、光沢感のあるレザー、エナメルなどがバリエーション豊富。
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特にエナメルはシワ加工などもラインナップ。キズがつきにくく扱いやすいので、靴、バッグ、小物と幅広く活用できますね。


吉比産業
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革らしい素材感を重視し、色合い風合いのよさを訴求。原皮の調達なども工夫し、国内で鞣したシリーズが好評です。
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つくり手はもちろん、つかい手、エンドユーザーに価値を理解していただけるような、確かな存在感、プレミアム感も付加しています。


丸喜
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「SWEET & HAPPINESS」をテーマに、穏やかにくつろげるひとときをイメージしたコレクションを発表しました。
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フェミニンでやわらかなトーンのパステルカラー、やさしい光沢感やリゾートを感じさせるプリントなどを展開。ファブリックに近いプリントの表現も多く見受けられました。


【展示会情報】「富田興業 神戸展
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「レザーのある生活」を提案する「富田興業」神戸展(2023年春夏)が6月23日(木)~24日(金)、神戸レザークロス 3Fで行われます。
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写真は本社ショールームで撮影させていただいたのものです。
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来場ご希望のかたは同社公式ウェブサイトのお問い合わせフォームをご活用ください。


【公募情報】令和4年度 YouTube広報事業企画提案 募集
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一般社団法人日本皮革産業連合会によるエキゾチックレザーPR事業に関する公募が、「エキゾチックレザーマーケットジャパン」で発表されました。
ワニ、ヘビ、オーストリッチ等のエキゾチックレザー、日本製エキゾチックレザー製品のブランド名・デザイン・品質の良さ・JRAタグ製品表示を一般消費者やバイヤーにアピールし、認知度を高めることを目的として、YouTube等にて広報活動を実施しています。

サムネイル画像は令和3年度の実績。かっこいい大人のメンズファッションを学ぶ、YouTubeの人気番組「B.R.ONLINE Fashion College」にて<究極の一生もの!  最高級レザーの選び方>と題し、エキゾチックレザー製品が紹介されました。くわしくは下記リンク先をご参照ください。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

国外からの観光客の受け入れ解禁をはじめ、各地の自治体で旅行代金補助の施策もスタート。街が活気づいてきました。そんななか、ユーザー向けの販売イベントも続々。リベンジ消費に期待が高まります。そんな6月第3週のトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【WEB情報】外国人のお客様をおもてなし! 接客会話集
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6月10日から国外からの観光客の受け入れ解禁となりました。旅行者が立ち寄る機会が多い店舗では準備で慌ただしいですね。店頭での対応の際、必要な会話をまとめたコンテンツ(英語・中国語・韓国語)を当ホームページでご用意しておりますので、ぜひ、ご活用ください。


【メディア情報】「TIME&EFFORTジャパンレザーVOICE」
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インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「TIME&EFFORTジャパンレザーVOICE」がスタート! 6月15日(水)16:00〜、アズーリFM公式サイトより配信されます。初回は以下の3つのコーナーでレザーと革のものづくりの魅力を発信。どうぞご覧ください。

キーパーソンインタビュー
「ジャパンレザーアワード」審査委員長 長濱雅彦さん
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ジャパンレザー「最新トピック紹介」
「ジャパンレザーアワード2022」事前エントリー受付スタート!

「ジャパンレザー 旬暦」製品紹介
夏ボーナスでそろえたい上質ジャパンレザー製品
「パンプスメソッド i/288」「豊岡鞄」

また、約2週間後を目処に、アズーリFM YouTubeチャンネルから放送。「TIME&EFFORT」公式フェイスブックアカウントからライブ配信されます。さらにその後JLIAtvよりアーカイブ配信を行います。「TIME&EFFORT」公式ウェブサイトでも、放送後記が掲載予定ですので、お見逃しなく。


【メディア情報】「ワールドビジネスサテライト」
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「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)6月9日(木)放送分で、「富田興業」が手がけるサステナブルレザー「lezza botanica(レッザボタニカ®)」が紹介されました。
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「レッザボタニカ®」は、食の副産物である皮と植物由来の副産物であるポマース(搾りかす)を再活用した、同社独自のサステナブルな革づくりです。環境に配慮したサステナブルなレザーの提案がグッドデザインと認められ、2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
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放送内容は見逃し配信で視聴できます。目安タイムは30:50ごろです。6月16日(木)まで。

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なお、「富田興業」では神戸展<6月23日(木)~24日(金)/神戸レザークロス 3F>、大阪展<6月30日(木)~7月1日(金)/PBサテライトスペース 南船場 5F>が予定されています。
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来場ご希望のかたは同社公式ウェブサイトのお問い合わせフォームをご活用ください。


【メディア情報】「沼にハマってきいてみた」

10代の若者たちが好き過ぎること、「沼」を調査し、共有する番組「沼にハマってきいてみた」(NHK Eテレ/毎週月曜19:30~)「AKB48 本田仁美も驚く創作ワールド! レザークラフト沼」が6月13日(月)に放送されました。
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革を使った創作にハマっている2人の10代が登場。漫画の主人公のような革マスクづくりと、革でドラゴンを折ることに挑戦。皮革素材探しで「レザーマニア東京」(東京・押上)も登場しました。牛革からエキゾチックレザーまで幅広くそろい、カットや革漉き加工も頼めます。通販も充実。LINEで写真撮影をして素材感などを確認できますので、遠方の方も安心です。

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放送内容は見逃し配信で視聴できます。6月20日(月)まで。また、リピート放送の可能性もありますので、お楽しみに。


【メディア情報】「あさイチ」

朝の人気番組「あさイチ」(NHK 総合/8:15~)6月14日(火)放送「ツイQ楽ワザ 雨の日を快適に! レイングッズSP(スペシャル)」で、ケア製品のトップメーカー「コロンブス」のLABO研究員が出演し、効果的な防水スプレーについて解説をしました。上質な革製品を長く愛用するために、日ごろのお手入れは欠かせませんね。放送内容は見逃し配信で視聴できます。6月21日(火)まで。


【SNS情報】「父の日ギフト&セルフ父の日セレクション」

父の日に贈りたいとっておきのギフト、大人世代の男性が自分へのご褒美に上質なアイテムを選ぶセルフ父の日に向け、エキゾチックレザー製品が注目されています。
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「LEON」2022年1月号に掲載された「CEBEC TOKYO」のヒット作、極薄ウォレット。厚さ7mmの極薄&約60gの超軽量で人気です。フラグメントケースの利便性を生かしたスタイリッシュなデザイン。熟練の職人技で仕上げた箔加工の上質クロコが艶やかにシックに煌めきます。

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「コンパクトな長財布がほしい」というご要望に応え開発された「GAUDIE」のクロコダイルインハンドロングウォレット。「インハンズ」というネーミングの通り、手のひらにしっくりジャストフィット。安定感&安心感抜群です! とっておきのギフト、自分へのご褒美に。

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国内のエキゾチックレザー専門の職人が一本一本丁寧に縫製した最高級オーストリッチ(ダチョウ革)の名刺入れ(「川彦」)。オーストリッチの特徴である粒部分は革一枚から40%しか取れないほど貴重です。使うほど深まっていく独特の風合いと艶を楽しんでいただけます。

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パワーストーンでお馴染みのメノウ石で丹念に磨き、ボンベ加工を施したクロコダイル革が美しい「シャイニングクロコダイルマルチケースルフレ」。父の日ギフトはもちろん、パートナー、親子でおそろいも素敵。キレイ色も小さめ財布なら使いやすいですね。

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「LEON」2022年 1月号掲載後、お問合わせの絶えないスタイリッシュなクロコのペンケース。デスク映えはもちろん、スーツやジャケットの胸ポケットに差したり、コーデにも馴染みます。雨の時季は艶クロコ小物で楽しく。自分へのご褒美におすすめの逸品です。

エキゾチックレザーの魅力を発信するSNSアカウント「Exotic leather News CLIP by JLIA」で、父の日ギフト&セルフ父の日の提案を続々投稿中です。このほか、くわしくは下記リンク先をご覧ください。


【イベント情報】「したまち小粋マーケット」
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恒例イベント「したまち小粋マーケット」が6月16日(木)~19日(日)の4日間、JR上野駅 中央改札前のグランドコンコースで開催。革小物やバッグ、シューズなど、下町の作り手たちのとっておきの逸品を紹介する販売イベントとしてすっかりお馴染みになりました。

また、台東区・荒川区・足立区・葛飾区の4区合同プロジェクト「東京TASK」が行う「ものづくりアワード」で過去に大賞などを受賞したメーカーも出店し、ライフスタイル雑貨を販売。広々とした駅構内は開放的な空間で常時換気されているので、安心してショッピングが楽しめます。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

財布を中心とした革製品の販売が盛り上がる「開運日」と「父の日ギフト」ニーズが重なり、店頭が活気づいています。一方、展示会シーズンでもあり、ビジネスパーソンは多忙な時期ですね。
お邪魔させていただいたイベントのレポートをはじめ、6月第2週のトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


「カラーミーショップ大賞 2022」レポート
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GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社が運営する、月額制ネットショップ作成サービス国内店舗数No.1の「カラーミーショップ by GMOペパボ」が、創意工夫を凝らしたネットショップを発掘し表彰するコンテスト「カラーミーショップ大賞 2022」の授賞式を5月24日(火)に開催されました。

フェアトレードとエシカルファッション・手仕事のお店「sisam FAIR TRADE」(京都府)が「大賞」を受賞。「sisam FAIR TRADE」(京都府)を含む全43ショップが各賞を受賞しました。特に、ショップデザイン、商品展開、PR、社会貢献への姿勢など、明確なヴィジョンをもとにショップ運営をされているショップが多く選出。コロナ禍という時代の変化への対応力も評価の対象となったそうです。

「カラーミーショップ」は、"低価格・高機能"をコンセプトに、個人から企業まで幅広いお客様にご利用いただいているネットショップ作成サービス。「カラーミーショップ」では、多彩なデザインや豊富な拡張機能を活用しながら改良を重ね、売り上げを伸ばしているショップが数多く運営されています。

そんなネットショップのなかから、さまざまな視点で創意工夫を凝らしているショップを発掘し、表彰しているのが「カラーミーショップ大賞」です。

「優秀賞(10ショップ)」とその中から最も優秀な1ショップに贈られる「大賞」の選出をはじめ、「地域賞(20ショップ)」、「特別賞(6カテゴリ・10ショップ)」、「にっぽん文化奨励賞(2ショップ)」、「Amazon Pay賞(1ショップ)」の全43ショップの受賞を決定。
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授賞式会場は東京・渋谷 セルリアンタワー東急ホテル。ネットショップのスタッフの甲子園的な存在の授賞式に相応しい華やかな場。ネットショップ更新、商品撮影、ユーザーの応対、SNS投稿・・・日々の業務で追われながらも、自社の魅力を絶えず発信し、ユーザーとのコミュニケーションによる信頼を築き上げてきた優秀なスタッフの皆さまにとって、晴れの舞台。感極まって涙があふれるかたも多く、思わずもらい泣きしながら拝見しました。
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今回、皮革関連業界から入賞がありましたので、ご紹介いたします。

優秀賞受賞「カタカナ」
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「デザイン・PR・売上成長率」の3つの審査基準をバランスよく満たしている上位10ショップを選出する、優秀賞を受賞した「カタカナ」。日本のカッコイイを集めたお土産屋さん、というコンセプトで展開するショップです。

「この国の伝統文化と外国から取り入れた文化の融合のバランスの面白さ」「これが日本だ!と言い切れない多面性が、今の日本らしさ」との想いを込め、店名を「katakana/カタカナ」とネーミング。今の日本を軽やかに伝えています。

ネットショップでは商品紹介以外のコンテンツが充実。同店代表が全国のつくり手と出会う「さがしモノの旅」、グルメなスタッフが美味しいものを紹介する「食いしん坊通信」、とっておきの絵本が見つかる「週末絵本館」など、読みものコンテンツがそろい、高感度ユーザーの知的好奇心を刺激しています。

店舗では頻繁にイベントを開催。なかでも「ちいさな財布展」(年1回開催)はファッションメディアでも数多く取り上げられるなど話題となり、ミニ財布ブームを牽引しました。

同イベントでミニ財布を毎年買い替える顧客が増加。これまで3年に一度買い替える習慣が根付いていた財布の新しい楽しみ方・使い方を提案しています。小さい財布だからこそ、冒険できる色、素材、デザイン・・・機能はもちろん、ファッション性・デザイン性で選ぶ、という大人世代も多いようです。

クリエイターやファクトリーブランドにも目を向け、ものづくりが盛んな東京都墨田区の地場ブランド「TOKYO LEATHER FACTORY」も定期的にポップアップイベントを開催。

同ブランドの主力シリーズ、ウォッシャブル加工を施したピッグスキン(豚革)のアイテムがロングヒット。タンナーのオリジナルブランドとして始動しているため、技術力・開発力に裏づけられた、レザーの新しい価値を提示。革製品を自宅で洗うことができる、というウィズコロナ時代の清潔感へのニーズを満たし、これまでとは異なるファン層を開拓しました。

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このほか、靴産地としても知られる奈良を拠点とした「NAOT JAPAN」も優秀賞を受賞。ていねいなフィッティングをはじめとした応対はもちろん、著名なアーティストを招いたライブ、コンテンツづくりなどにより、ファッション業界内でのリピーターを獲得しています。

地域賞受賞「KAWAMURA LEATHER」
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国内7つのエリア(北海道・東北、関東(東京除く)、東京、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄)を代表する20ショップを選出する地域賞を受賞した「KAWAMURA LEATHER」。

創業から100年以上、世界中のタンナーとともに革づくりを手がけ、そこで得た経験や知識をベースに、一般ユーザーでは手に入りづらかった品質の高い革を より多くの方々に届けるべく店舗をオープン。 世界中を渡り歩き長年の取引からセレクトしたタンニン革を中心に提供。法人用でしか流通していなかった上質なレザーを個人にも開放しています。

一枚から販売するほか、幅広いニーズに対応し、サイト設計、デザインが秀逸。SNSをはじめ、オンライン接客をいち早く導入。ユーザーとのコミュニケーションにも積極的。若い世代からの支持が寄せられています。

このほか、受賞ショップほか、くわしくは下記リンク先をご参照ください。


「東京レザーフェア」レポート(2)
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5月26日(木)~27日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館で行われた日本最大規模の皮革・布帛・機能性素材・パーツの展示会「東京レザーフェア」ではさまざまな皮革関連企業が出展し、最新作・自信作をお披露目。レザートレンドを牽引しています。
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また、今週は皮革関連企業各社が2023年春夏コレクション個展を東京・浅草周辺エリアで開催中です。

「タテマツ」
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日程:6月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
場所:株式会社タテマツ ショールーム 台東区浅草7-3-6

「富田興業」
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日程:6月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
場所:富田興業株式会社 本社2F ショールーム 台東区今戸1-3-12

「吉比産業」
日程:6月8日(水)~10日(金) *時間はお問い合わせください
場所:吉比産業株式会社 東京支社 ショールーム 台東区東浅草1-2-2

「東京レザーフェア」には出展していませんでしたが、ジャパンレザーのトレンドセッターとしてお馴染みの企業でも個展を開催します。

「丸喜」
日程:6月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
場所:株式会社丸喜 4F ショールーム 台東区今戸2-33-5

以上、各社とも会期終了後もショールームで継続して展示されるようです。来場ご希望の場合は各社にアポイントを入れてみてはいかがでしょうか?


「バガジン」最新号 皮革業界トップインタビュー「皮革の存在価値を再考する」

「かばん・バッグ」に特化した業界専門紙「バガジン」最新号(6月1日号)6面、皮革業界トップインタビュー「皮革の存在価値を再考する」が話題になっています。

・「革」の正しい定義と情報発信は重要
富田興業株式会社 代表取締役社長 富田常一さん

・クロムを一切排出しない環境から資源として使い切る持続可能な革づくりを目指す
山口産業株式会社 代表取締役社長 山口明宏さん

・エンドユーザーが価値を見出せる流れに
吉比産業株式会社 代表取締役社長 吉比浩さん

・タンニンなめしの革は究極のエコ
株式会社カナメ 専務 佐久間勇さん

・皮から革を作り使うことはSDGsのアイコンを身に纏う事
株式会社タテマツ 代表取締役社長 立松進さん

上記5人のエキスパートがさまざまな視点で皮革のいまを語ります。これからの時代の指針となる内容です。ビジネスパーソン、クリエイターの皆さま、必見ですよ。お手もとの紙面をご覧ください。


2022年度「皮革講座(初級)」第1回(東京会場)受付終了
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日本革類卸売事業協同組合(日革協)の人気企画「皮革講座(初級)」第1回(東京会場/6月19日(日))が好評につき、満席となり受付終了。その他の会場も申込みが増えているそうです。ご希望のかたはどうぞお早めに。
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今年度も東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5都市で計7回開催予定。参加無料です。レザーに関する基礎知識から、革製品による皮革の使い分けや革製品のお手入れ方法など実践的な知識まで網羅。業界のエキスパートが「座学」と「実習」でわかりやすく丁寧に解説します。


東京都足立区の販路拡大支援事業「あだちBM」プロジェクト
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ものづくりが盛んな東京都足立区で新たな産業振興・販路拡大支援事業、「あだちBM」プロジェクトが今年度もスタートしました。
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バイヤー&販売促進のプロが一緒に考え、ものづくりを発信します。地場で活動するクリエイター・事業者を対象とし参加者を募集。昨年度は、「b8ta(ベータ)」有楽町店でイベントを行い、多くのユーザーが訪れ、会期延長となるなど好評でした。今年度も同じく「b8ta」有楽町店でイベントを開催予定。ユーザー、バイヤー、メディア関係者など、さまざまな出会いが期待できますね。
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まずは6月16日(木) 18:00~18:30に行われる、オンライン説明会からキックオフとなります。参加ご希望のかたは6月14日(火)までに事前申し込みが必要です。くわしくは下記リンク先をご覧ください。


令和4年度 第2回「浅草ものづくり工房 無料公開セミナー」6月22日開催

東京都台東区の創業支援施設「浅草ものづくり工房」の恒例企画、無料公開セミナーが6月22日(18:00~19:15)、東京・奥浅草 浅草ものづくり工房 2Fで行われます。

今回は「Withコロナ時代のビジネス創造 ~リモートで売上を上げる仕組みと実践~」をテーマに、営業戦略クリエイター 財津優さんが登壇します。定員になり次第、受付終了となりますので、エントリーはお早めに。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

皮革業界、鞄・バッグ業界の展示会をはじめ、さまざまなイベントが行われた5月。お邪魔させていただいたイベントのレポートをはじめ、6月第1週のトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


「東京レザーフェア」レポート(1)
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日本最大規模の皮革・布帛・機能性素材・パーツの展示会「東京レザーフェア」が5月26日(木)~27日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館で行われました。今回、注目されたのが一般社団法人日本タンナーズ協会のブース。会期中ずっと来場者で賑わっていました。
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日本タンナーズ協会のプロジェクトの一環で制作された「ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)」が国際的な広告賞、第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの二冠を達成! おめでとうございます。
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篠原ともえさんがデザイン・ディレクションを手がけた、革のきものをお披露目。皮革産地 埼玉県草加市のつくり手とのコラボレーションを含め、さまざまなメディアで紹介されました。

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同じく、話題になっているのが川村通商株式会社。人気・実力ともに兼ね備えたネットショップに光を当てる「カラーミーショップ大賞 2022」の地域賞を受賞しました。次回、レポートをお届けします。

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出展した各社、渾身の自信作が個性を競う「極めのいち素材」ブースでは、前回の上位3企業の素材を展示。5月31日、「東京レザーフェア」公式サイトで今回の「極めのいち素材」の投票結果が発表されました。

1位 龍野化成株式会社(兵庫県皮革産業協同組合連合会)
『ミカゲ』
2位 フジトウ商事株式会社
『deer / Nature(蝦夷鹿革)』
3位 相川商事株式会社
『レペル』
おめでとうございます。くわしくは下記リンク先をご参照ください。

また、恒例のトレンドセミナーの動画が期間限定で公開されていますので、お見逃しなく。


"日本のいい革"ロゴ応募受賞作発表

一般社団法人日本皮革産業連合会が「日本の革企業 サステナビリティ認証」「日本エコレザー認定」のロゴマークを公募し、厳正な審査により決定。5月26日(木)、最優秀賞の表彰式が行われ、良質で安全な革・革製品につけられる、ロゴマークがお披露目されました。
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「日本の革企業 サステナビリティ認証」最優秀賞 橋本 博之さん
「日本エコレザー認定」最優秀賞 阿武 広希さん

および各優秀賞受賞者の皆さま、おめでとうございます。
「日本の革企業 サステナビリティ認証」最優秀賞 橋本さんは趣味でレザークラフトをなさっていて、当日身に着けていた革製日蝶ネクタイも自作だそう。シンプルかつ洗練されたデザイン、仕上がりはロゴマーク同様ですね。
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この2つのロゴマークは、良質で安全な革・革製品の目印として、皆さまの製品選びをサポート。つくり手とつかい手の架け橋となります。今後の運用など最新情報は当ブログで随時お知らせします。どうぞお楽しみに。
そのほかくわしくは下記リンク先をご参照ください。


エキュート品川「TLGFC」第2週突入
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東日本バッグ工業組合 組合員有志メーカーによるプロジェクト「#TLGFC/TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが、5月23日(月)~6月12日(日)、JR品川駅構内(改札内)エキュート品川 2F レターズフロムエキュートでスタート。
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腕利きファクトリー 8社が週替わりでメンバーチェンジ。第2週は「Petrarca」「SHURINE」「furukawa」が出展中です。
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つくり手が直接店頭で製品説明、応対。ものづくりの魅力をダイレクトに発信しています。夜22:00(日曜は20:30)まで営業していますので、お仕事の帰りにも間に合います。ぜひ、お立ち寄りください。


雑誌「LEON」2022年11月号 広告出稿製品募集

一般社団法人 日本皮革産業連合会では、エキゾチックレザー製品のPRを目的として、CITES推進委員会 CITES啓発普及・人材養成分科会では、ファッション雑誌「LEON」にタイアップ広告を出稿しています。

「LEON」2022年11月号の広告出稿希望者を募集中です。締切は6月3日(金)12:00まで。くわしくは下記リンク先をご参照ください。



「姫路 革の市」

お馴染みのマンスリーイベント「姫路 革の市」公式ウェブサイトで6月開催分<6月5日(日)>について発表されました。
 
国内有数の皮革産地・姫路のなかでもタンナー(皮革製造工場)が多く集積する高木地区を拠点とした直売市。「姫路で生み出された高品質な皮革を知っていただき、日本のものづくり文化の発展に寄与したい」との想いが込められ、地場産業である皮革を用いた革製品(鞄/靴/小物)を出品。天然皮革素材、副資材が豊富にそろい、DIY派ユーザーに人気を集めています。


アジアリング 人財セミナー「コロナに打ち勝つ幹部の仕事術」

皮革業界に特化したコンサルティングに定評のある「アジアリング」のセミナーが一般社団法人東靴協会ホームページで発表されました。今回は、人財セミナー「コロナに打ち勝つ幹部の仕事術」。6月8日(水)、東京・錦糸町 すみだ産業会館 9F 第4会議室(錦糸町マルイの上層階/JR錦糸町駅南口・東京メトロ錦糸町駅 1番出口下車1分)で行われます。

「幹部自ら鍛え、部下を育て、そして店を強くするセミナーのご案内です。特にコロナ禍に打ち勝つ集客力・商品力・接客力を高める仕組み創りです。店長やバイヤー、卸やメーカーの幹部はもとより、経営トップにも求められる実践的内容です。ぜひご参加ください」(一般社団法人東靴協会ホームページより)

ご自身の仕事を客観視し、棚卸するチャンスです。くわしくは下記リンク先をご参照ください。


「素材博覧会 -KOBE 2022 夏-」

ハンドメイド素材の展示・販売・講習会イベント「素材博覧会 -KOBE 2022 夏-」が6月2日(木)からスタート。糸・布・革・ガラス・石・樹脂・メタル・陶・木・紙などの素材の未知なる魅力と出会う場を提供し、DIY派ユーザーの支持を広げています。

当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんが主催する人気イベント「本日は革日和♪」がブース出展。レザーからツールまで幅広く充実した展開とともにワークショップやセミナー(要確認)も予定されています。



「第51回くつっ子まつり」


靴のまち神戸・長田と消費者との交流の場として年2回実施される人気イベント「くつっ子まつり」。次回「第51回くつっ子まつり」が6月5日9:00~16:00、新長田鉄人広場で開催されます。くわしくは下記リンク先(日本ケミカルシューズ工業組合)ホームページをご覧ください。


「日本革市」(福島・郡山 うすい百貨店)

人気イベント「日本革市」が福島・郡山 うすい百貨店で6月1日から開催されます。福島県郡山市のうすい百貨店にて10回めの「日本革市」。今年も開催期間が二週間。週ごとに出展社がメンバーチェンジ。

第一週はお馴染みのバッグメーカー 清川商店、パーリィが参加。使いやすい軽量バッグをはじめ、色合いの美しさ、風合いのよさが際立つ財布、革小物も展開。6月10日の幸運日、父の日ギフトニーズにも対応し、幅広いアイテムを出品します。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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