2021年 大人の足サイズ計測から
JLIAでは、平成21年に発表した成人対象(18歳以上)の足サイズ計測事業報告書のデータを更新するため、平成27年度より足サイズ計測調査を実施いしました。
本事業は、平成19年度より実施しており、足に優しい靴作りを目指す等「今」の商品作りに役立てることを目的としています。
大人の足サイズ計測、過去と比較すれば、時代変化が見えてきます!
足囲が近年で最も細く
なっている!
足底アーチが低下している?
男女で異なる足のプロポーション
足のサイズは荷重/非荷重で
劇的に変わる
つま先形状の最多タイプは
男女ともエジプト型
革靴を想定通りのサイズで
選んでいる人は少ない
足の形は変化し続けています!
前回の調査から約10年が経過し、新たな報告書をまとめることができました。
まず特筆すべきは、本業界における日本ジの足の大規模調査開始以来、足囲がここ40年でもっとも細くなったことでしょう。これは女性に顕著で、とくに44歳以下のグループではC-D-Eの出現頻度がほぼ同率(21~25%)となるような減少は過去に例をみません。今回のレポートではこのようなそのデータと考察の一部を紹介させていただきました。靴販売等の現場で肌間隔で感じられていることが、本報告書により数値で明らかにされたことは、関係者の理解を促すために十分お役にたつことと喜ばしく思っております。
足サイズ計測大規模調査とは?
目的
現在の日本人の足サイズ分布を明らかにする最新データを収集し、製造、卸、小売の商品開発やサイズアソートに役立てます。同時に、消費者にも見やすい図表を作り、双方向で共有の情報を持つことで「日本の靴」をPRします。また、過去データと比較することで時代の変化を認識し、「今」の商品作りに役立てます。
調査対象者
両下肢に著しい変形がなく、歩行器や車椅子を使うことなく自立歩行ができる19歳以上の男女1,442名
・男性:685名(19~94歳)
・女性:757名(19~101歳)
事業実施期間
2015年7月8日~2018年3月28日
※本コンテンツは令和3年4月「足サイズ携速調査事業報告書」の一部抜粋です。詳しくは報告書をご覧ください。