2013年 子どもの足サイズ計測から
成人の足サイズ計測に続く形で、今回、約20年ぶりに子ども(4歳から18歳の児童・生徒)の足サイズ計測も実施されました。ここに結果の一部を公表します。
今回の計測結果を、これからの靴づくり・靴選びにご活用いただければ幸いです。
子どもの足サイズ計測から、こんなことがわかりました!
足の成長期と、
身長の成長期のお話
子どもの足型が、
細長くなっています
サイズ合わせは、
子どもの靴ほど大変に
靴を買うときに
試しに履いてみる?
両膝間隔について
成長期の子どもを対象とする
調査の課題
子どもの足のプロポーションは変化している
今回の調査によって、現代の子どもと20年前、30年前の子ども(つまり親世代)とでは足のサイズやプロポーションに大きな違いがあることがわかりました。その背景には、子どもたちの運動能力や運動習慣の変化などがあると考えられます。足長サイズの伸長、足底アーチの扁平化、開張足の傾向など、足の形についての様々な変化は、これからの私たちの靴づくり、靴選びに深く関わってくることでしょう。
お子さんは、きちんと足に合った靴を履いていますか?足の形やサイズに合った靴を履くことが、子どもの健やかな成長に不可欠であることは言うまでもありません。今回の調査結果を、靴づくり・靴選びなどのシーンで活用していただきたいと思います。
足サイズ計測大規模調査とは?
目的
子どもの足サイズの分布を調査し、過去のデータと比較することで、今後の靴の製造、卸、小売の商品開発やサイズアソートに役立てること。また、調査結果を消費者と共有することで、より良い靴選びを実践していただくこと。
調査対象者
両下肢に著しい変形がなく、歩行器や車椅子を使うことなく自立歩行ができる18歳以下の日本人男女。
・男子:1,556名
・女子:1,622名
事業実施期間
平成21年7月~平成25年8月
(計測実施 平成20年7月~平成23年12月)