つま先形状の最多タイプは男女ともエジプト型
一般に、足の爪先形状は大きく以下の3タイプに分類されます。
エジプト型: 第一趾が最も長く、第二趾から第五趾にかけて順に短くなっているタイプ。
ギリシャ型: 第二趾が第一趾より長く、第三趾から第五趾にかけて順に短くなっているタイプ。
スクエア型: 第一趾から第三趾まで長さの差がほとんどなく、全体的な爪先形状が四角く見えるタイプ。

本報告書では、右足の足長第一趾(No.36)から足長第二趾(No.37)を引いて、爪先形状のタイプ別出現率を求めました。エジプト型であれば値がプラス(足長第一趾>足長第二趾)、ギリシャ型であれば値はマイナス(足長第一趾<足長第二趾)となります。なおスクエア型については、本資料の調査項目からこれを定義することはできないので求めません。下図はエジプト型のつま先形状の例です。

図4. 足型外郭投影図上の計測部位(間接計測)
表7-1は全被験者の基本統計量、表7-2は階級別の分布、図7-1は表7-2の相対度数をグラフ化したもの、図7-2はエジプト型/ギリシャ型の出現率を円グラフで表したものです。
表7-1.
足長第一趾(No.36)から足長第二趾(No.37)を引いた値の基本統計量(全被験者)

表7-2. 表7-1の階級別出現人数と出現率


図7-1. 相対度数のグラフ化


図7-2. 爪先形状タイプの出現率
男女ともエジプト型がギリシャ型の出現率を上回ることがわかりました。また、この傾向は、とくに女性の方が強いので、男女の出現率を比較したところ、表7-3の通り統計的に有意な性差が認められました。
表7-3. 出現率の性差の検定結果
