欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2013年3月27日 の記事

カテゴリー: 国内革事情




ワンダー エネルギー館 ヒキ.JPG


東京ガス・環境エネルギー館(横浜市鶴見区)で、
3月23日(土)・24日(日)の2日間にわたり開催された
春イベント「ワンダーシップ モノ・もの ファクトリー!!」に
社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)の
新規プロジェクト
「キッズレザープログラム」が出張 !


ワンダー WSポスター.JPG


"ボクのワタシのまわりにある モノの一生を探る"を
テーマに身のまわりにあるものが、
何からどうやってできているのかをさまざまな
プログラムを通して、
こども達が楽しく学びました。


ワンダー 会場ヒキ.JPG


「キッズレザープログラム」が参加したのは、
5F ワークショップルームの「職人の部屋」。


ワークショップ [革でオリジナルトレーをつくろう!]を実施。


3月24日(日)の1日のみのワークショップでしたが、
実施した3回とも定員を大きくオーバーするほどの人気でした。


ワンダー 革レクチャー.JPG


ワンダー 革芝居 ヨリ.JPG


まずはレクチャーから。皮革や紙芝居(=革芝居)で
食肉の副産物から
はじまった皮革文化をわかりやすく解説。


ワークショップでは親子で参加し、それぞれ楽しそうでした。


ワンダー 女の子 作業.JPG


女の子 イルカ.JPG


ワンダー 男の子 作品.JPG


オリジナルトレーのほか、しおりなど、
自由な発想で革小物の作品をつくってくれました。


ちいさな天才たちの
クリエーションに圧倒されっぱなしです !


ワンダー 展示コーナー.JPG


ワンダー ランドセル ヨリ.JPG


ワンダー 展示コーナー お客様.JPG

 

会場内には、一般社団法人 日本かばん協会の会員企業
ナース鞄工さんのご協力により、
ランドセルとパーツを展示するコーナーも設置。


数々のパーツを目にして
大量生産ではとてもまねすることのできない、
ジャパンレザーのものづくりの奥深さが伝わりました。


ワンダー 井戸川さん.JPG


ワークショップ終了後は、講師に質問するこども達や、
次回の開催スケジュールを尋ねる父兄も多く、とても好評。


ジャパンレザーの魅力が
しっかりと広がっていく手ごたえを感じました。




「キッズレザープログラム」オフィシャルサイトがリニューアルし、
革の歴史の解説など、さらに内容が充実。


今後の活動予定・最新情報は下記のリンク先をご参照ください。


「革を学ぼう! 革で遊ぼう!  Kids' Leather Programs」
 ▼
http://leatherkids.jlia.or.jp/


「キッズレザープログラム」では、
皮革産業の企業・事業者の有志から提供された
製品にできない残革を産業廃棄物にすることなくワークショップ、
革遊び体験などに利活用。


こども達が安全に遊べる遊び場を"出前"する
コドモ・ワカモノまちingの「移動式こども基地」は、
首都圏だけでなく被災地の石巻や気仙沼などへ
継続的に出張しています。




JLIAホームページの
映像コンテンツ「JLIA TV」でもレポートされています。
ぜひご覧ください。


「JLIA TV」
 ▼
http://www.jlia.or.jp/enjoy/jliatv/2012/11/2012.html


「ワークショップコレクション 9」のレポートも近日中に配信予定です。


ジャパンレザーによって生命のバトンを手渡し、
こども達の輝く未来へとアップサイクルできますように..




1

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

最近のブログ記事

カテゴリー

月間アーカイブ

rss
facebook witter

このページの一番上へ