欧米ブランドに「負けていないぞ!」

November 22, 2023

ジャパンレザー NEWS【まとめ】<11月第4週>

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

12月並みの気温となった地域があり、冬らしくなってきました。11月23日は「勤労感謝の日」と「手袋の日」。11月22日「いい夫婦の日」の翌日ということもありますし、パートナーとの絆を表現するギフトにもおすすめ。結婚3年目は革婚式。上質な革手袋は、きっと記憶に残る贈りものになりそうですね。そのときには日本製の革手袋をお選びいただきたいです。
今週もレポートを含め、イベントや最新トピックをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「靴磨き選手権大会2023」
  
一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会主催による靴磨きの技術を競うイベント、「靴磨き選手権大会2023」Final Roundが11月18日(土)、東京・銀座 銀座三越 9Fで開催されました。
ファイナルラウンドKTM1118_0012.JPG
靴磨き選手権決勝戦会場.jpg
着席し間近で観覧できる有料チケット購入者を含め、約700名ものシューズファンが来場。なかには推しの出場者応援のため、アイドルなどのライブ同様、特製のうちわでエールをおくるファンの方も。スゴイ熱気でした! 

トロフィーKTM1118_0008.JPG

決勝戦 1~3位はこちらの3名です。
決勝戦競技中.JPG

1位 新井田 隆さん (ブリフトアッシュ)

2位 折茂 佳名人さん(ドラテフカ)

3位 熊田 圭一郎さん(熊田靴店)

上位3名さまKTM1118_1827.JPG
それぞれの手わざはもちろん、熱量の高さに感動しました。

授与シーンKTM1118_1660t.JPG
「実は、革ってサステナブル賞」は、決勝戦2位の折茂佳名人さん(ドラテフカ)! 選定者でもある、服飾ジャーナリスト 飯野高広さんより目録が授与されました。皆さま、おめでとうございます! 

折茂佳名人さんより受賞のコメントをいただきました。
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「使い込んだ革製品ってカッコいいと思います。ケアをして愛着し使っていただきたいです。お手持ちのご愛用品や日本製の上質な革製品を長く使ってほしい。お手入れについてわからないことがあれば、お近くの靴磨き店の職人にお尋ねいただき、ご理解を深めてください。サステナブルな革製品を長く使いましょう!」(折茂さん)

靴磨き選手権大会プロデューサー 田代径大さんのトークが絶妙。
MCのおふたりKTM1118_0045.JPG
実況・解説ご担当の服飾ジャーナリスト 飯野高広さんとのかけ合い、程よいツッコミなどが楽しく、長時間の大会を飽きさせない配慮も随所に感じられて。フリーアナウンサーやタレントに頼ることなく大会を盛り上げるMCは、自社の公式YouTubeチャンネルや動画配信がスタンダードとなるいま、時代にマッチした新しいスタイル。プロデューサー自らがMCを担当し伝えることで、プロジェクト自体の説得力が格段に違いますね。
1位新井田さんKTM1118_1797.JPG
1位発表では思わず もらい泣きしてしまいました。
23ファイナリストKTM1118_1832.JPG
出場者12名の皆さまが靴磨きにおける 自分らしい表現や個性を競い、情熱をぶつけ合ったFinal Round。洒脱なトークによる笑いあり、そして熱い想いがあふれる涙あり・・・靴磨きの知識がなくても楽しめる素晴らしい大会でした。

SNSアカウントでは、スぺシャル動画も公開中! 詳細はリンク先をご覧ください。


パネル KTM1118_1616.JPG
「靴磨き選手権大会2023」と一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の新プロジェクト、皮革・革製品のサステナビリティを発信していくThinking Leather Action(TLA)事業とのコラボ企画が実現。各会場を一番盛り上げた参加者に、「実は、革ってサステナブル賞」を贈呈。靴に使われる革は食肉の副産物であることから、お肉のカタログギフトを賞品としてご用意。
パンフレットKTM1118_1029.JPG
さらには、「靴磨き選手権大会2023」選手名鑑にTLAの広告を掲載し、各会場で、TLAのポスターが掲出され、リーフレットを配布。革靴が好きなユーザー、靴磨きをして長くいいものを愛するユーザーに向け、TLA事業、そしてジャパンレザーの魅力を発信します。
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会場では、皮革・革製品のサステナビリティを発信していくパネルを展示。
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たくさんの皆さまがご覧くださっています。
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皮革・革製品などのサステナビリティを、シューズファンおよび高感度ユーザーの皆さまににしっかりとお届けする機会となりました。


【メディア情報】Thinking Leather Action(TLA)

皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト、Thinking Leather Action(TLA)事業は日経新聞をはじめとした新聞に1ページの意見広告を2回掲載します。

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本日、11月22日(水)、繊研新聞、日刊自動車新聞に掲載されました。お手もとの紙面をご覧ください。

是非、ご覧いただき、社内・お客様への説明などにご活用ください。
また、団体などのお仲間へのお知らせも何卒よろしくお願いします。

なお、1回目の、11月中の日程は以下の通りです。

<紙媒体>
・11月20日(月) 日本経済新聞
・11月20日(月)  日経MJ
・11月20日(月) 日刊工業新聞
・11月20日(月) 日経産業新聞
・11月22日(水) 繊研新聞
・11月22日(水) 日刊自動車新聞
・11月25日(土) ホームリビング
・11月27日(月) WWD Japan
・12月 5日(火) フットウェアプレス
・12月 6日(水) 家具新聞
・12月15日(金) 皮革新聞
・12月15日(金) Bagazine

<Web媒体(記事広告)>
・1月頃 日経電子版
・1月頃 Shoes Post Online

くわしくは下記リンク先をご覧ください。



【レポート】「獨協大学 SOKA LEATHER SAVOR」

埼玉県草加市、草加マルイ 1F 草加マルシェで、獨協大学 経済学部 髙安ゼミ×#そうか革職人会 とのコラボによる新ブランド、「UNISOLE」のポップアップイベントが11月23日(木・祝)まで開催中です。エポスカード会員優待「マルコとマルオの10日間」も実施され、賑やかな店内でひと際目立っています。
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参加メンバーのなかには、「レザーソムリエ」の皮革講座を受講した方も。ジャパンレザーに興味をもち、ユーザーに届ける責任感が、とてもうれしかったです。

埼玉県草加市に本部を置く私立大学、獨協大学。最寄り駅(東武スカイツリーライン)が2017年に獨協大学前駅に駅名改称するなど地域の象徴となるキャンパスです。高度経済成長期に建てられ、「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた松原団地の跡地再開発の中核となり、新たな文教エリアおよび住環境が形成されています。

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そんな獨協大学創立60周年記念事業のひとつとして、同学の経済学部 髙安ゼミの学生が埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会とコラボレーション。新ブランド「UNISOLE」(商標登録申請中)を立ち上げました。若い世代をターゲットにしながらも、性別や世代を問わず「より生きやすい社会へ」をコンセプトに企画・製造しています。
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大学生(University Students)が、そうか革職人会と団結(Unity)して企画・製造した、個性的(Unique)な、性別を問わない(Unisex)、多世代(Uni-age)をキーワードに、真に自分にあった製品を身に付けて生活できる社会=「より生きやすい社会」の実現を目指しています。



【試験情報】「レザーソムリエ」

第7回 レザーソムリエ Basic(初級)資格試験、第2回 レザーソムリエ Professional(中級)資格試験がともに11月26日(日)に実施されます。お申込みは11月23日(木) 23:59まで。受験ご希望の皆さま、お申込みはお済みですか? ぜひ、ご検討ください。
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日本革類卸売事業協同組合が実施・運営し、皮革や革製品の知識をもつ「レザーソムリエ」として客観的に証明。経験に応じた級を取得することができます。

資格試験の対策学習を通して、皮革の製造から革製品まで一貫した知識を体系立てて習得することができ、皮革に関して具体的かつ説得力のあるプレゼンテーションを行える能力が身につきます。



【イベント情報】「和歌山レザーフェスティバル」

和歌山県製革事業協同組合による「和歌山レザーフェスティバル」が11月25日(土)・26日(日)の二日間、和歌山市中央コミュニティーセンターで開催されます。和歌山はエナメル(透明なポリウレタン塗装で革に高光沢仕上げを施したレザー)を中心に美しく高品質のレザーで知られる皮革産地で、姫路・たつの、東京とともに国内の皮革三大産地といわれています。

「和歌山レザーフェスティバル」では展示即売会が毎年好評で、高品質の革製品がお求めになりやすいハッピープライスで販売されます。ファクトリー直送の上質なジャパンレザーに出会っていただきたいですね。


プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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