欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2023年11月15日 の記事

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

ハロウィンが終わり、各地でイルミネーションの点灯がスタート。夕暮れ時の煌めきが街に華やぎを添えて、クリスマスムードが高まります。デパ地下などでは、スイーツのクリスマスパッケージが出そろってきました。そして、ウインターギフトのシーズンも近づきつつあります。ジャパンレザーで、大切な人に贈りたい、ちょっといいものを探していただきたいですね。
今週もレポートを含め、イベントや最新トピックをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「Same-ol' POP UP STORE」

大阪の鞄製造メーカー4社が結集して立ち上げた「Same-ol'(セイムオー)」のポップアップストアが、大阪・梅田 阪急うめだ本店 8Fでスタート。当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんが写真を撮影してくれました。
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1886年に大阪鞄革具製造組合が設立され、一世紀以上の長きに渡り"かばん"がつくられてきた歴史が大阪に息づいています。「Same-ol'」は大阪の鞄製造メーカー4社がそれぞれの鞄製造技術と経験が結集され、レザーバッグ&ライフスタイルグッズを展開するブランドです。
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これまでの経験と英知を注ぎ込んだ「最高峰のかばん」と、かばん製造技術を昇華した「ライフスタイルレザープロダクト」をラインナップしています。
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2023年より本格的に始動し、同年5月、阪急うめだ本店にショップを開店。併せてオフィシャルオンラインストアもオープンしています。実店舗とWEBの両輪で新しい「大阪の鞄づくり文化」を発信! 11月21日(火)まで。



【ライブ配信情報】「ジャパンレザーVOICE」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第17回が11月15日(水) 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)されます。
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番組の後半で「#ジャパンレザーアワード2023」グランプリ&受賞作品および、受賞作品展示イベントをご紹介。ぜひ、ご視聴ください。



「ジャパンレザー旬暦」革製品紹介
今回は<タンナーのオリジナルブランド>を特集してお届け。つくり手たちが自社のものづくりを発信するオリジナルブランドをまとめてご紹介。

山陽(兵庫・姫路)
T.M.Y's(東京・墨田)
栃木レザー(栃木)
中嶋皮革工業所(兵庫・たつの)
藤豊工業所(東京・墨田)
松岡皮革(兵庫・たつの)
(以上50音順)

「ジャパンレザー最新トピック紹介」
国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2023年グランプリ&受賞作品および、受賞作品展示イベントをご紹介。


【YouTube情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開中。
インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」#レザボイ 9月放送分「ジャパンレザー 旬暦」革製品紹介、「2023年秋冬・香川手袋イチオシアイテム」から5動画が公開されました。


NHKテレビ朝の「連続テレビ小説」で現在放送中の「ブギウギ」では、戦後の大スター、笠置シヅ子さんがヒロインのモデルに。東かがわ市がヒロインの出身地として話題になっています。

また、11月23日(木・祝)は「手袋の日」。 1981年(昭和56年)に、手袋のPRを目的とし、日本手袋工業組合が制定。これから手袋が必要になる季節に向けて、祝日の「勤労感謝の日」を記念日に。11月22日(水)の「いい夫婦の日」の翌日であり、結婚3年目は革婚式。長く愛着したい革手袋をふたりの愛の証に贈り合っていただきたいですね。


【レポート】「SOKA革市」

埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会によるイベント「SOKA革市」が獨協大学「雄飛祭」に出展。
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11月4日(土)・5日(日)の二日間開催されました。
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そうか革職人会「革市」はレザークラフト体験や革製品販売会を実施。
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革製品販売では、革のある新しいライフスタイルを提案する地域ブランド「HIKER」や、人気ブランド「YOSHIHARU WADA」、獨協大学 経済学部 髙安ゼミとのコラボによる新ブランド「UNISOLE」をはじめ、多彩なブランド、クリエイターが参加しました。
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さまざまな動物をモチーフにしたレザークラフトは、革の可塑性を利活用したアイテム。革職人がレクチャーし、刃物を使わず仕上げるので、ちいさなお子さんも安心ですね。
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トナカイや2024年の干支「辰」が人気。
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次々とファミリーが訪れ、革のものづくり体験を楽しんでおられました。



<12月10日追記>

恒例イベント「草加レザーフェスタ」が2024年2月24日(土)~25日(日)の二日間開催決定! くわしくは、改めて当ブログでお知らせいたします。


【イベント情報】「UNISOLE」

埼玉県草加市に本部を置く私立大学、獨協大学。最寄り駅(東武スカイツリーライン)が2017年に獨協大学前駅に駅名改称するなど地域の象徴となるキャンパスです。高度経済成長期に建てられ、「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた松原団地の跡地再開発の中核となり、新たな文教エリアおよび住環境が形成されています。

そんな獨協大学創立60周年記念事業のひとつとして、同学の経済学部 髙安ゼミの学生が埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会とコラボレーション。新ブランド「UNISOLE」(商標登録申請中)を立ち上げました。若い世代をターゲットにしながらも、性別や世代を問わず「より生きやすい社会へ」をコンセプトに企画・製造しています。

大学生(University Students)が、そうか革職人会と団結(Unity)して企画・製造した、個性的(Unique)な、性別を問わない(Unisex)、多世代(Uni-age)をキーワードに、真に自分にあった製品を身に付けて生活できる社会=「より生きやすい社会」の実現を目指します。

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前述の獨協大学「雄飛祭」に続き、11月17日(金)~23日(木・祝)は草加マルイ 1F、11月19日(日)は「マルシェエキマエ谷塚」とイベント開催が続々。近隣にお出かけの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


【イベント情報】「靴磨き選手権大会2023」

一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会主催による靴磨きの技術を競うイベント、「靴磨き選手権大会2023」Final Roundがいよいよ11月18日(土)、東京・銀座 銀座三越 9Fで開催されます。

「靴磨き文化の発信と発展」を合言葉に2018年に第一回が開催された同大会が、3年ぶりに復活。1st Round 2回とFinal Roundの合計3大会が行われます。

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今年は、一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の新プロジェクト、皮革・革製品のサステナビリティを発信していくThinking Leather Action(TLA)事業とのコラボ企画が実現。各会場を一番盛り上げた参加者に、「実は、革ってサステナブル賞」を贈呈。靴に使われる革は食肉の副産物であることから、お肉のカタログギフトを賞品としてご用意しました。
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さらには、「靴磨き選手権大会2023」選手名鑑にTLA広告を掲載し、各会場で、TLAポスターが掲出され、リーフレットを配布。革靴が好きなユーザー、靴磨きをして長くいいものを愛するユーザーに向け、TLA事業、そしてジャパンレザーの魅力を発信しています。



【イベント情報】「靴のめぐみ祭り市」

春と秋の年2回、靴に感謝を示すイベントとして行われる奥浅草の恒例企画「靴のめぐみ祭り市」。この秋は11月18日(土)~19日(日)に開催。靴を中心とした・ハンドバック・ベルト等の皮革関連製品がハッピープライスでそろいます。また、古靴供養や「シンデレラの靴神輿」や、今年最もシューズが似合う有名人を「日本シューズベストドレッサー賞」の表彰も。








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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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