欧米ブランドに「負けていないぞ!」

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カテゴリー: 国内革事情

世界的ファッションデザイナー・山本寛斎さんが総合プロデュースを手がけるイベント「日本元気プロジェクト2019『スーパーエネルギー!!』Produced by KANSAI YAMAMOTO」が6月8日(土)、東京・六本木 六本木ヒルズアリーナで開催。今年も約1万人が来場するなど盛況でした。
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元サッカー日本代表のラモス瑠偉さん、プロスキーヤー・冒険家・クラーク記念国際高校校長 三浦雄一郎さん、元総理大臣の福田康夫さん、東京都知事の小池百合子さんなど著名人も観覧し、客席も華やぎに満ちて。
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メインイベントとなる、ショウ昼夜2回それぞれ総勢約200人が出演。山本寛斎さんにとってブランド設立50周年の節目となる2019年の今回のイベントを、パワフルに盛り上げました。
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「ファッション×人間力でこの国の元気を呼び覚ます」ことを趣旨とし、六本木ヒルズアリーナでの開催は今年で3回目。
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昨年に続き、皮革産地、兵庫・姫路の地域ブランド「姫革」、そして、「東京レザーフェア」とのコラボレーションが実現。国産天然皮革の存在感も際立っていましたよ。
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「若き才能が燃えられる機会をつくりたい」という寛斎さんの発案による「国際文化交流プロジェクト」に参加した、日本とイギリスの7校の各学校で選ばれた代表者1名ずつによる作品が発表。
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文化服装学院から選出された代表作品、素敵でした。
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プロジェクトの初回となる今年は、イギリスの大英博物館で開催中の海外過去最大規模のマンガ展「The Citi exhibition Manga」のフリンジイベントとなる『Late ? Manga: Colour and Style』と連動。
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7月に大英博物館のグレイトコートで行われるファッションプレゼンテーションでもこの作品を発表されるそうです。

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フィナーレでは「東京レザーフェア」とコラボレーションした革半纏が登場! これらの素材として「姫革」が使用されています。
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寛斎さん監修のもと、台東区立富士小学校の6年生約70名が「太陽」と「富士山」をテーマにペイントを施した革半纏。「東京レザーフェア」100回記念前夜祭、同会場に続き、晴れ舞台でのお披露目となりました。
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クラーク記念国際高等学校、岩倉高等学校の学生約50名が革半纏を着用。「21世紀の三三七拍子」を情熱的に踊り、作品に生命を宿して躍動感ほとばしるエンディングに。当日はインターネットでもリアルタイム配信。ファッションや表現することの楽しさをたくさんのひとたちと共有できたのではないでしょうか。

また、当日は、姫路市のタンナー 有限会社大昌 代表取締役 大垣昌道さん、兵庫県皮革産業協同組合連合会 事務局長 北野和夫さんも駆けつけました。
「寛斎さんはもちろん、現在、世界的なブランドとの協業も進行中です。その成果を大英博物館で発表することになりました。姫革をはじめとする国産天然皮革の革づくり・ものづくり文化と、時代に合わせた新しい考え方を積極的に海外で発信していきます」と大垣昌道さん。
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「ひょうご天然皮革(HYOGO LEATHER)」を打ち出す、兵庫県皮革産業協同組合連合会では日本の技術、ひょうごレザーとデザイナーがひとつになり、『ひょうご天然皮革を世界へ』をスローガンに海外進出を目指す試みも実施。
「パリメンズファッションウィーク Fall-winter 2019-20」に出展するとともに、セレクトショップ Bows & Arrows / Japan-Best にて、レザーバッグ、アクセサリーブランドURBAN BOBBYポップアップショップを開催し、手ごたえを得ています。

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展示会で好評だったのが、和牛を生かした新企画。
海外でも広く認知される高級和牛、神戸ビーフを利活用した製品化・ブランド化も推進しています。旨味のもと、サシと呼ばれる脂肪交雑、皮の厚みなどにより、和牛の製品化は困難といわれますが、姫路の秀逸な技術力で突破。個体識別番号で管理するなど、牛皮の選別から取り組み、姫路に伝わる伝統技法「白鞣し」により革の強度を高めているそう。脂肪分をあえて残して仕上げることで色合いに深みが。
「姫路の革づくりの歴史、技術を象徴する白鞣しの魅力もアピールしていきたい」(大垣昌道さん)。そのようすが「産経新聞」で取り上げられ、話題になっています。


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 (画像:「東京レザーフェア」公式サイトより)

「東京レザーフェア(TLF)」を主催する資材連 理事長 富田常一さんもご来場。「東京レザーフェア」のSNSでは、革半纏のプロジェクトを3分間にまとめたスペシャルムービーを公開し話題となっています。
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「江戸の町火消しが使ったといわれる長い半纏をモチーフに赤・白・黒の3色でつくりました。SNSでは数多くのシェアにより拡散され、ソーシャルなプロジェクトになったことを感謝申し上げます。富士小の生徒さん、岩倉高等学校ダンス部メンバーをはじめ、多くの皆さんと記念すべき第100回をともに祝うことができて万感の想いでした!」と富田常一さん。
レザー先進国 イタリアで皮革産業に携わるエキスパートたちからも「ニッポン」への惜しみない賞賛が。世界に誇る、日本のタンナーたちの新しい挑戦、ジャパンレザーのさらなる飛躍、ご注目ください!

■ 参考URL ■
 日本元気プロジェクト
 兵庫県皮革産業協同組合連合会
 東京レザーフェア
 <http://tlf.jp/>

カテゴリー: 国内革事情

革の街「東京・浅草」と周辺エリア「徒蔵」(カチクラ/御徒町~蔵前~浅草橋/台東区南部一帯)で、ビッグイベントが今週開催されます。その見どころをレザー関連から一部ご紹介。ぜひ、参考になさってください。

「東京レザーフェア」~5月23日
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 (画像:東京レザーフェア公式サイトより)

国内最大規模のレザートレードショー「東京レザーフェア」が、このたび100回を迎えます。本日5月22日(水)からスタートします。新たなマテリアルの提案およびトレンド情報を発信。豊富なレザーマテリアルがそろいます。
お馴染みの「トレンドラボラトリー」、「極めのいち素材」は必見。当ブログで恒例のレポートを予定しておりますので、どうぞ、お楽しみに。

国内で自給できる唯一の革素材、ピッグスキンの魅力とは
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三大皮革産地をはじめ、各業界団体など数多く出展。東京都/東京製革業産地振興協議会ブースでは、国内で自給できる唯一の革素材、ピッグスキンを中心に展示。
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優れた可塑性と地場ファクトリーの秀逸な加工技術によりブラッシュアップ。海外でも日本らしい素材として高く評価されています。毎年人気のブックレット「TOKYO LEATHER PIGSKIN 2019  東京産の皮革ピッグスキン」が会場内に設置・配布されます。
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 (画像:東京都立皮革技術センター公式サイトより)

この春リニューアルした東京都立皮革技術センター公式サイト、および、ウェブマガジン「B.A.G.Number」でその内容が閲覧できます。東京都立皮革技術センター公式サイトでは、ブックレットの誌面をPDFに。「B.A.G.Number」ではタンナー、メーカーの取材分テキストを再構成。知りたい内容に合わせて選べます。お出かけまえにチェックしてみてはいかがでしょうか?
  東京都立皮革技術センター
  <http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/>
  B.A.G.Number
  <http://bagnumber.tokyo/>

今年度の「Japan Leather Award」をフライング告知
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インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>のブースでは、お馴染みのコンペティション「Japan Leather Award 2019」の告知資料を設置・配布予定。
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6月10日(月)に今年度の公式サイトがグランドオープン予定ですが、そのまえのイントロダクションとなるフライヤーなどがお目見えします。いち早く情報をキャッチしたいかたにおすすめです。なお、限定数量のみの設置・配布となり、なくなり次第終了となりますので、ご注意を。
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 (画像:Japan Leather Award公式サイトより)

  Japan Leather Award
  <http://award.jlia.or.jp/2018/>

参加費無料のガイドツアー
浅草エーラウンド スタッフによる「革・材料の最新トレンドを見て触って話そう。東京レザーフェアガイドツアー」も毎回大好評です。革、資材、靴メーカーや革のトレンドなどを解説つきで会場見学できますよ。
【主な立ち寄りスポット】
・革問屋・革もの資材ブース
・浅草ものづくり工房ブース
・靴メーカー(NIPPON VALUE)ブース
・国内外タンナーブース
開催日時
・5月22日(水) 10:00-11:30(1.5時間)
・5月23日(木) 10:00-11:30(1.5時間)
参加費】 無料
定員】 10名(各日)
お申込みは下のページから
・5月22日(水)
 https://a-roundtour190522.peatix.com/
・5月23日(木)
 https://a-roundtour190523.peatix.com/
問い合わせ・当日連絡先】 03-3873-6564

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 (画像:東京レザーフェア公式サイトより)

また、第100回 東京レザーフェア記念事業 として「THE・前夜祭」が昨日5月21日(火) 夕方から浅草神社境内にて開催されました。
この前夜祭含め、「東京レザーフェア」を、来週の村木さんの連載で、つくり手の視点から総括する予定です。どうぞ、お楽しみに。
  東京レザーフェア
  <http://tlf.jp>

「モノマチ」
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 (画像:モノマチ公式サイトより)

2011年から始まった「モノマチ」は、古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつ台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方の地域)を歩きながら、「街」と「ものづくり」の魅力に触れていただく3日間のイベントです。
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 (画像:モノマチ公式サイトより)

例年、多数のものづくり系企業やショップ、職人、クリエイター、飲食店等が参加し、多くの来場者が訪れています。
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 (画像:モノマチ公式サイトより)

さまざまなジャンルがありますが、レザー関連をピックアップしてご紹介。

レザー系ワークショップ&イベント
革漉き&箔押し職人の工房を公開し、イベントを開催。また、海外でも活躍するクリエイターのワークショップも。

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 (画像:モノマチ公式サイトより)

人気ブランド<カーマイン>は「缶バッジで職人さんめぐり」ツアーを実施。前述の革漉き&箔押し職人の工房もコースに含まれていますので、時間がないかたもスムーズに回遊できますよ。

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 (画像:モノマチ公式サイトより)

トウキョウトフ>は「Japan Leather Award」歴代のグランプリを受賞した実力派。「ふっくらレザーケースづくりワークショップ」を開催。海外での指導経験もある女性クリエイター 大河なぎささんがやさしく丁寧に教えてくれます。人気俳優 菅田将暉さんが雑誌の連載企画でレクチャーを受け、財布をつくったこともあるそう。ファンならずとも注目ですね。

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 (画像:モノマチ公式サイトより)

<ミック>×<ものづくり館 by YKK>コラボ企画、レザースナップキーホルダー ワークショップも注目。本革にYKK製の樹脂カンとスナップをつけてキーホルダーをつくります。スナップはYKKオリジナルの足踏み式ボタン取付機でつけます。参加費ワンコイン500円と格安なのもうれしいですね。

「モノマチ クリエイターズマーケット」
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 (画像:モノマチ クリエイターズマーケットSNSアカウントより)

各地から個性あふれる選りすぐりのクリエイターが集まる「モノマチ クリエイターズマーケット」。おかちまちパンダ広場にて展開! レザークリエイターも出展します。

「台東デザイナーズビレッジ施設公開」
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 (画像:台東デザイナーズビレッジ公式サイトより)

インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>の入居デザイナーのアトリエを公開する施設公開&販売会を実施。普段自由に見ることができない各アトリエを公開。見学とともに直接デザイナーと交流できます。新入居7組のお披露目の機会でもあり、成長した卒業ブランドたちも里帰り出展。新進クリエイターたちの、新しい革のものづくりと出会えます。ほかにも見どころいっぱい。くわしくは公式サイトをご覧ください。
  モノマチ
  <http://11th.monomachi.com/>
  台東デザイナーズビレッジ
  <http://designers-village.com/>

カテゴリー: 国内革事情

いよいよ新元号「令和」がスタート。そのお祝いムードは皮革業界にも。恒例の「東京レザーフェア」が100回を迎えます。また、新時代の幕開けを飾るイベントも始動。このほか、無料講座、工場見学会なども注目ですよ。ぜひ、参考になさってください。

銀座三越「JAPAN LEATHER PRIDE GINZA」5月15日~
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レザーイベント「JAPAN LEATHER PRIDE GINZA」が銀座三越で初開催!
日本の革に魅せられたレザークリエーターたちが、インフルエンサーとともに"革の新たな魅力"、"革のさらなる可能性"に挑む同イベントが5月15日(水)~20日(月)、銀座三越 7F 催物会場で行われます。10人のインフルエンサーと10人のレザークリエーターがタッグ。コラボレーションによるスペシャルな新作も登場予定です。国産天然皮革の特別展示、VRタンナー工場見学(革ができるまで)ほか、プレゼンテーションに注力しているそう。ワークショップ、トークショー、靴磨き実演など参加型プログラムも充実しているのでお見逃しなく。

大阪・大国町「爬虫類皮革製品メーカー 工場見学(参加無料)」~5月10日<申込締切>
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爬虫類皮革製品メーカーの工場見学会の参加者募集がスタート。
参加お申込みなど、くわしくは下のリンク先(一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ)をご覧ください。
*  *  *
エキゾチックレザーPRの一環として、大阪の爬虫類皮革製品メーカーである株式会社 西川商店の工場見学を以下により開催いたしますので、奮ってご参加くださいますようご案内いたします。
募集定員:20名(定員になり次第締め切らせていただきます)
申込締切:2019年5月10日(金)
開催日時:2019年6月4日(火) 14:00(株式会社 西川商店前に集合)
開催場所:株式会社 西川商店
     大阪府大阪市浪速区大国3-4-9
     地下鉄御堂筋線、四つ橋線 大国町駅 5番出口 徒歩6分
     JR環状線 今宮駅東口 徒歩3分
URLリンク:https://www.nasamica.jp
参加費:無料
(一般社団法人 日本皮革産業連合会公式サイトより)
*  *  *
  一般社団法人 日本皮革産業連合会
  <http://www.jlia.or.jp/index.php?pg=event.detail&get=1665>

東京・浅草「東京レザーフェア」5月23日~
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国内最大規模のレザートレードショー「東京レザーフェア」がこのたび100回を迎えます。新たなマテリアルの提案及びトレンド情報を発信。豊富なレザーマテリアルがそろいます。日程が水曜・木曜となりますので、ご注意を。
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また、第100回 東京レザーフェア記念事業 として「the・前夜祭」が開催決定! 5月21日(火) 18:00から浅草神社境内(東京都台東区浅草2-3-1)で行われます。
*  *  *
革の郷・浅草の氏神様「浅草神社」にて、今までの歩みを振り返り、その歴史に誇りを抱き、そして感謝し、これからの更なる業界発展のお誓いを立てるべく東京レザーフェアの「前夜祭」を行います。
なかでも注目のコンテンツは、世界的ファッションデザイナーの山本寛斎氏がプロデュースする「日本元気プロジェクト」とのコラボレーション!!!
この日のために特別製作された50着の革半纏を纏った有志がスペシャルパフォーマンスを行います。
(「東京レザーフェア」公式SNSアカウントより)

*  *  *
歴史的なイベントに、立ち合ってみてはいかがでしょうか?
  東京レザーフェア
  <http://tlf.jp>

東京、大阪、名古屋、福岡、仙台「皮革講座(無料)」6月16日~
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「革に関する知識を高めたい」、「お手入れ方法を知りたい」など主に天然皮革に関心のあるすべてのかたに向けた「皮革講座」が人気です。
このたび、令和元年度のスケジュールがついに発表! 6月16日(東京)を皮切りに、大阪、名古屋、福岡、仙台の5会場にて全7回開催されます。長年、皮革産業の第一線で活躍している講師陣が登壇。
2017年よりスタートした「レザーソムリエ」資格試験対策としても好評です。

  レザーソムリエ
  <https://www.leather-sommelier.jp/about_koza.html>

アルス国際製靴学校受講生 募集スタート
今年度もアルス国際製靴学校(イタリア・ミラノ)受講生の募集について発表されました。「東京の靴づくり」(東都製靴工業協同組合)で詳細を公開。航空運賃及び受講料、宿舎料を東京都が助成します。海外で学びたい、というクリエイターの皆さんにチャンスです!
   東京の靴づくり
   <http://www.tokyo-shoemakers.jp/>

カテゴリー: 国内革事情

革の街・靴の街 浅草を象徴する地域イベント、革とモノづくりの祭典 凝縮版「浅草エーラウンド 2019 春」が4月19日(金)から21日(日)の3日間行われます。
2013年5月からスタートし、春・秋の年2回(2014年のみ1回)開催。12回目となる今回は、台東区立産業研修センターをメイン会場とした凝縮版です。
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革靴の生産出荷額日本一を誇る浅草。観光地・浅草の奥座敷に当たる奥浅草エリアは、明治維新以降、150年の革靴づくりの伝統を継承しています。
そんな「浅草の一面を、楽しみながら知ってほしい」との工房や地域の事業者、つくり手の想いが込められ、始動しました。開催直前、一部をピックアップしてご紹介します。
(写真はすべて「浅草エーラウンド」公式サイトより)

「まち歩きツアー」
名物企画の「まち歩き」ツアーを 5本開催(すでに人気のため受付終了の企画もありますのでご注意を)。
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普段は一般公開しない皮革関連業のオープンファクトリーに加え、クリエイターの工房を訪問するなど、職人や店主と触れ合えるチャンスです。
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1 大迫力の革づくり現場を見よう!「革ができるまで」ツアー【満員御礼】
 [19 日 9:00-12:00 参加費1,000 円]

2 「スコッチグレインの革靴ができるまで」工場見学ツアー
 [19 日 13:30-16:30 参加費1,000 円]

3 金具屋店主と回る「浅草靴メーカーと材料」ツアー
 [20 日 10:00-13:00 参加費1,000 円]

4 150 年のモノづくりの街・浅草を実感!「靴ができるまで」ツアー
 [20 日 13:30-16:00 参加費1,000 円]

5 若手職人&クリエイターのアトリエ・ショップを訪問!「オススメスポット巡り」ツアー
 [21 日 13:00-16:00 参加費1,000 円]

「ワークショップ」
メイン会場(台東区立産業研修センター)が革の街・浅草の魅力をギュッと詰め込んだ、とっておきの空間に!
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熟練職人直伝 靴&バッグづくり、カップホルダー、ティッシュケースづくり体験ほか、革好きユーザーからビジネスパーソンまで幅広い方を対象にした多彩なワークショップ(計5組)を実施予定。
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そのほか、期間限定ショップや飲食ブースもあり、ゆっくり楽しめます。

「本日は革日和♪」
人気イベント「本日は革日和♪」がこの春も「浅草エーラウンド」で開催決定!
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4月20日(土)~21日(日)の2日間、プログラムがギッシリ!!
講習会、ハンドメイド市場レポート、動画とともにレクチャーする画期的なセミナーなどなど、注目の内容です。
くわしくは下記リンク先をチェックしてください。

アクセス
メイン会場、台東区立産業研修センターは浅草、南千住、三ノ輪の中間くらいの場所。どちらからも少し距離がありますのでバスで移動がおすすめです。

東京メトロ銀座線
東武スカイツリーライン 
浅草駅
駅ビル・松屋浅草店 江戸通り側
「浅草駅」バス停より
台東区循環バス「北めぐりん」乗車
「橋場老人福祉館西」下車
徒歩4分

東京メトロ日比谷線
南千住駅
東京メトロ南千住駅南口から跨線橋を渡って向かい側
「南千住車庫前」バス停より
都営バス 東42乙系統 乗車
「橋場一丁目」下車
徒歩3分
(運行本数が少ないのでご注意ください)

東京メトロ日比谷線 
三ノ輪駅
三ノ輪駅出口3 下車
明治通り沿い「三ノ輪駅」バス停より
台東区循環バス「ぐるーりめぐりん」乗車
「浅草病院前」下車
徒歩2分

複数人で移動の場合はタクシーもおすすめ。行き先の目印として、隣接している「オーケーストア橋場店」と告げるとわかりやすいようです。
もちろん、徒歩でもOK。春の下町さんぽを兼ねてお出かけしてみてはいかがでしょうか?

「浅草エーラウンド 2019 春」
日程/4月19日(金)~21日(日) 10:00~17:00
場所/東京都台東区橋場1-36-2  台東区立産業研修センター2F 201号室

■ 参考URL ■
 浅草エーラウンド <http://a-round.info>
 本日は革日和♪ <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

カテゴリー: 国内革事情

春は出会いと別れの季節。新年度のスタートともに、人生の門出を飾る、ものづくりを学ぶスクール、教室の入学式や卒業展示などが行われています。
また、新たなカリキュラム、DIYワークショップの募集なども加え、まとめました。どうぞ、参考になさってください。

東京・蔵前 全国皮革振興会「皮革手芸教室」4月生入学 4月6日・10日
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全国皮革振興会「皮革手芸教室」<東京・蔵前>4月生の入学式が、4月6日(土曜クラス)と10日(火曜クラス)の各日に行われました。
今回もたくさんのレザーファンが教室に参加。入学式では皆さん真剣な眼差しで臨んでいらっしゃいました。この春、SNSアカウントを開設、申し込みのプロセスが簡略化した影響もあり、若い世代や男性の生徒さんも増加。皮革工芸の魅力の広がりを感じます。
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一般社団法人 日本皮革産業連合会の会員団体のひとつ、全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より「皮革手芸教室」を開講し、現在までに延べ3,400名が参加しています。
ひとりでも多くのかたに皮革工芸の楽しさを知っていただきたい、という思いから共用費を除いて入会金・月謝はなし(上級クラスを除く)。実費だけで学べるのがうれしいですね。
次回10月生は、9月1日から募集開始予定です。どうぞ、お楽しみに。

  全国皮革振興会
  <http://www.japanleathercraft.jp/>

東京・新御徒町「台東デザイナーズビレッジ 卒業報告会」4月12日
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インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>をこの春卒業したクリエイターたちの恒例イベント、卒業報告会が4月12日(金)に行われます。3年間を振り返って事業活動をプレゼンテーション。革製品を手がける<フィオライア>をはじめ、7組9名クリエイターが登壇します。
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(画像:<フィオライア>SNSアカウントより)

ブランドを立ち上げたクリエイターたちが不安と葛藤を乗り越え、何度も試行錯誤を繰り返し、必死に仕事に取り組んだ成長ストーリーを聞くことができます。
リアルな創業体験はすでに事業活動をしているクリエイター、ビジネスパーソンにとって、初心を思い出すきっかけや新たな気づきもありますよ。

  台東デザイナーズビレッジ

<世界のカバン博物館>「文化服装学院 ファッション工芸専門課程 バッグデザイン科 平成30年度卒業制作作品展示」~4月13日
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東京・駒形<世界のカバン博物館>で文化服装学院 ファッション工芸専門課程 バッグデザイン科 平成30年度卒業制作作品の特別展示が行われています。(画像:文化服装学院 SNSアカウントより)
テーマは「ひとくぎり、さてここから」。この春、日本のバッグ業界へ羽ばたいた若き才能、個性あふれるバッグたちに出会えます。

  世界のカバン博物館
  <https://www.ace.jp/museum/index.html>

<ものづくり館 by YKK>「鹿革でがまぐちのポシェットをつくろう!」4月27日
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世界的ファスニングメーカー YKKのイベント&コミュティ施設<ものづくり館 by YKK>で、注目のワークショップ「鹿革でがまぐちのポシェットをつくろう」 が4月27日(土)に開催されます。(画像:ものづくり館 by YKK 公式サイトより)
農林業への被害対策として注目の<ジビエ革>による問題解決型ものづくりが話題のクリエイター 高見澤篤さん(シックス・クロージング)がレクチャー。ワークショップを通して、学びがありますよ。申込みなど、くわしくはリンク先をご覧ください。

  ものづくり館 by YKK
  <https://monozukuri.ykkfastening.com/>

東京・奥浅草「浅草エーラウンド」4月19日~
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革の街、靴の街、浅草で恒例イベント「浅草エーラウンド」が4月19日(金)からスタートします。
「浅草エーラウンド」は、「150年近く続く革靴の生産地であるという浅草の意外な一面を、楽しみながら知ってほしい」とのつくり手たちの想いから始動。革靴の生産出荷額日本一を誇る<奥浅草>エリアを中心に、普段は非公開の革靴づくりの現場などを公開し、ものづくりのDNAが息づく街の魅力を発信!(画像:「浅草エーラウンド」オフィシャルサイトより)
今回は凝縮版。<台東区立産業研修センター>を中心に行われます。ファクトリー見学などさまざまなコースが人気の<まち歩きツアー>が好評。街めぐりとともに、ものづくりを学びます。最新トピックはオフィシャルサイトをチェックしてみてください。

  浅草エーラウンド

「BagYard」第92回勉強会「革製ショルダーBAG製作」5月18日
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「BagYard」第92回勉強会、「革製ショルダーBAG製作」の開催が発表されました。
今回は初級者向けのカリキュラム。ベテランバッグ職人の金田日出秋さんが丁寧にわかりやすく指導なさいます。型紙を含め、完成までのすべての製作方法を少人数制でじっくり学べますよ。エントリーはお早めに。

  BagYard
  <http://bagyard.jp>

埼玉・鳩ケ谷「爬虫類皮革製品メーカー 工場見学」参加者募集 ~4月26日

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爬虫類皮革製品メーカーの工場見学会(5月16日/埼玉・鳩ケ谷)の参加者を募集しています。上質なアイテムが生まれる場所を見学できる貴重な機会です。どうぞ、お見逃しなく。

*  *  *

エキゾチックレザー製品PRの一環として、爬虫類皮革製品メーカーである、ザオー産業株式会社の工場見学を以下により開催いたしますので、奮ってご参加くださいますようご案内します。
1.参加資格:エキゾチックレザー製品を卸売、販売している企業の方、または今後、卸売、販売予定企業の方
 *製品メーカー、革販業者の方のご参加はご遠慮ください。
2.定員:20名 *定員になり次第締め切らせていただきます。
3.申し込み方法:別添の参加申込書にもれなく記載し、FAXにてお申し込みください。
4.注意事項:当日は、動きやすい服装でお願いします。
5.申込締切:平成31年4月26日(金)
6.その他:定員になり次第、締め切りとさせていただきますので、お早めにお申し込みください。お申し込みいただいても参加をお断りする場合がございますので、ご了承ください。参加をお断りする場合のみご連絡いたします。
開催日時:2019年5月16日(木)
開催場所:ザオー産業(株)工場(埼玉県川口市南鳩ヶ谷1-18-22)
集合場所:13:30 埼玉高速鉄道 埼玉スタジアム線 南鳩ヶ谷駅改札
工場見学:14:00 見学開始
解散:15:00 ザオー産業(株) 解散 *現地解散となります。
参加費:無料
備考:参加申込みは、以下の「お申し込みはこちら」からではなく、関連資料から参加申込書にご記入の上、FAXにてお申込みください。
(一般社団法人 日本皮革産業連合会ホームページより)

*  *  *

  一般社団法人 日本皮革産業連合会

  <http://www.jlia.or.jp/index.php?pg=event.detail&get=1657>


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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