カテゴリー: 国内革事情 の記事
July 20, 2011
「第1回 西日本ハンドバッグ大展示会」レポート
カテゴリー: 国内革事情
「西日本ハンドバッグ大展示会 2011秋冬」が
京都市勧業館・みやこめっせで
4月20日・水曜~21日・木曜の2日間 開催されました。
大阪ハンドバッグ協同組合、京都ハンドバッグ協同組合、
名古屋ハンドバッグ協同組合 3組合から計47社が参加。
合同展は初めての試みだそうですが
初日朝から出足がよく単独開催よりもバイヤーの来場が増加。
トータルで500名を超え、予想以上のご来場が。
「感触良く、商談が前向きに進んだ」という声も多かったそうです。
高く評価された[働く女性]に向けた前回コレクションに続き、
ターゲットを35歳以上の女性にフォーカス。[働く美魔女]をテーマに設定。
軽量(800グラム以下)、ポケットが4か所以上、
A4サイズ、3way以上の使い方ができる、といった機能をプラス。
[働く美魔女]のライフスタイルを彩る上質なバッグが選定されました。
なかでも注目されていた新ブランド Jasmine。
男性を虜にしてしまうセクシーな女性をイメージし、
エロス&エレガンスをコンセプトとした
肉食女子系バッグ。
アクセサリー感覚と3万円前後の価格帯がバイヤーに好評。
開催中のIFFにも出展されています。
当サイト ショールームに詳細が掲載中。
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http://www.jlia.or.jp/index.php?pg=showcase.detail&get=311
株式会社ペレサッカ ブログ
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http://ameblo.jp/0803-panda/
ほかにもエシカルな商品が登場。
手のぬくもりが感じられる素材の組み合わせにより
ひとと環境にやさしいバッグをリリース。
障害者施設との協業で生産。
ユーザーとのコミュニケーションを大切にし
長期の取り組みができる
ギャラリーショップなどへの販路を目指しているそうです。
株式会社武市
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http://www.takeichi.org
特設サイトでは
2組合 理事長のメッセージを動画でご紹介しています。
第1回西日本ハンドバッグ大展示会 特設サイト
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http://osaka-handbag.jp/sp/11-1-1/html/index.html
京都ハンドバッグ協同組合 後藤理事長
「いい風を西から東へ。絆・団結が必要とされる時代、
がんばってまいりますので、ご支援よろしくお願いします」
大阪ハンドバッグ協同組合 池田理事長
「多数のかたがご来場いただき、ありがとうございました。
次回も合同展で、という要望に応え、がんばってまいります」
ポジティブなパワーが伝わってきました。
次回は10月12~13日 同じく京都のみやこめっせで
行われます。
名古屋以西を拠点になさっているかたは
ぜひ、お出かけください。
今回掲出した画像は 日本皮革産業連合会アドバイザー登録している
株式会社取締役中川淳一郎さんにご提供いただきました。
ご協力ありがとうございます。
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http://ameblo.jp/torisimariyaku/
July 13, 2011
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」レポート(4)
カテゴリー: 国内革事情
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」レポート最終回は
今年度からレザーフェア6月展で実施されることになった
[総合展示“革のできるまで”]。
会場は[パネル展示]、[ミニ展示 墨田・なめし機械と道具]展、
実演と体験[革の仕上げに触れてみよう!]
3つのコーナーで構成されました。
墨田区の旧木下川(きねがわ)
小学校内の[産業・教育資料室きねがわ]が
保管している貴重な資料が登場した[ミニ展示 墨田・なめし機械と道具]展。
なめし作業に長年使われていた珍しい機械や道具の一部とともに
DVD「木下川の皮革工場をみる
~皮を革に変える~」が放映されました。
形状をそのまま表現した[かまぼこ板]、[タイコ]、
なめした革を板に張り天日干しをする際
釘をトントン打ちつける作業音を反映した[トントン張り]など
ユーモラスなネーミングの道具も。
これらは1960年ごろまで使われていたそうですよ。
[革の仕上げに触れてみよう!]では
[ネット張り(写真上)]、[表面加工]、[手もみ加工]といった
墨田の職人さんの熟練の技が実演され、
直接指導していただきながら、希望者が体験にトライ。
みなさん真剣な眼差しで取り組んでいましたよ。
「革は通気性、保温性、柔軟性、強靭性、
加工性など数多くのすぐれた特性を備えていますが
消費者のみなさまにとって
未知な部分が多く残っているのではないでしょうか。
もっと革のよさを多くのかたがたに
見て、聴いて、触れて、体感していただきたい」
協同組合 資材連 久保田清人理事長が
そんな想いを込めた新しい試みは
一般ユーザー、学生をはじめ、皮革関係の仕事をなさっているかたにも
新しい発見があり、参考になる内容で、大変好評。
1日2回 計4回行われ、毎回大盛況でした。
また“皮”が“革”になるまで、革の産地、
国内の皮革製品 年間需要などを[パネル展示]で紹介。
高度な技術と職人技を駆使した
各プロセスでの丹念な作業も大きな特色。
革が本来もつ機能性に加え、
肌目の美しさ、しなやかさ、繊細な色出し・・・
その仕上がりは高く評価されています。
なめしの際の排水処理など、環境保全・対策にも注力。
ひとに自然にやさしいエコレザーの開発、
普及に取り組むメーカーも増加。
高品質で地球にやさしい日本の革について解説されました。
ほかにも、ファッションジャーナリスト
藤岡篤子さんによるセミナー
「プレタポルテコレクションから見る
ファッショントレンド」も開催されました。
こちらも
併せてごらんください。
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http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/07/-2012844.html
July 6, 2011
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」レポート(3)
カテゴリー: 国内革事情
前回に続きまして「2012春夏コレクション
第84回東京レザーフェア」レポートをお届けします。
たくさんの出展社が時間がない来場者に向け
それぞれ工夫を凝らしていました。
なかでも気になったブースをピックアップしてご紹介します。
いつも凝ったディスプレイの富田興業。
トレンドを意識したライフスタイル提案が好評です。
今回は「HOPE-それぞれの胸に宿る希望の光-」をテーマに
自然のなかに存在する色、
復興への想いを投影した人工的な色まで、
さまざまなアプローチで提示。
このほか震災の被害者へのメッセージを来場者が一筆加え、
つくりあげていくボードを設置。
たくさんのかたが参加していました。
インテリアショップのような内装が目を引くブース。
売り場の環境を想定することで
素材の持ち味と、商品にするときのイメージが
伝わりやすくなりますよね。
ナチュラル系は、“森ガール”的なスイートなテイストになりがちで
男性が理解しにくいのですが、すっきりとした表現であれば、
受け入れられやすいんですね。
トップラン
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http://www.toprun.co.jp/company/showroom.html
展示会では目立つカラー ブラック。
一方で圧迫感があったり、
スペースが狭く見えたりする色ですが
メッシュフェンスであれば解消。
トレンドのビビッドカラーのレザーを引き立てつつ、
ハードなイメージを訴求する相乗効果に。
松岡商店
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http://www.jlia.or.jp/506
やはり、認視度が高い
ビビッドなカラーを効果的に配していた吉比産業。
個性が強いグリーンが単調になりがちな
ナチュラル、ベーシックな素材の魅力を引き立てて。
いろいろな色、素材感と馴染み、
一体感のある展示に。
来場者にもとても好評のようでした。
吉比産業
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http://www.kibi-1882.co.jp/
ほかにも産地のブースも数多くありました。
こちらも併せてごらんください。
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http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/07/-2012-843.html
さて、次回は特別企画(2)総合展示コーナー
「革のできるまで」のレポートです。
お楽しみに。
June 29, 2011
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」レポート(2)
カテゴリー: 国内革事情
前回に続きまして「2012春夏コレクション
第84回東京レザーフェア」レポートをお届けします。
ほとんどの来場者が立ち寄る、
情報発信コーナートレンドラボラトリー。
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」のテーマ、
「スタイルにとらわれない自然!」とも関連するレザー、
関連資材を参加各社から集められ、わかりやすく美しく編集された
本展のインフォメ―ション的な存在です。
ジャルフィックから発表された
「2012 spring & summer カラートレンド」ほか
TLFトレンドセレクションをご紹介。
2012年春夏のトレンドは、
カラーがもつパワーと素材のテイストが決め手。
「ブラウンが際立たせる色彩の力」をキーワードに展開しています。
ファッションのムードが、クラシカルなテーストに向かうなか
シューズやバッグのデザインは シンプルに。
そんな傾向とバランスをとるよう
カラーや素材の表現力が問われるシーズン。
ハーモニーにより
意外性やパワフルさ、自然な情景を連想させる
ドラマティックなイメージが彩ります。
そして、「本質の鉱脈」、「植物図鑑」、「揺れる空気」と、
3つのテーマが提示されました。
「本質の鉱脈」
今シーズンならではのベースをとらえるテーマ。
皮革の基本、皮革ならではの新しい色彩世界の探求。
ブラウンをメーンに、やわらかいベージュ系とイエローも。
「植物図鑑」
自然を象徴化する多色相により色のパワーを訴求。
ファッションシーンの次を開花される原動力に。
ピンク、グリーンほか、イングリッシュガーデンの晴れやかな色調。
「揺れる空気」
流動的に変化し続け
軽やかに、漂うように、艶やかな彩り。
ブルー系のミックスや、爬虫類をリフレッシュする
エアリーでナチュラルなペールカラー。
キーカラーは・・・
この数シーズン継続しているイエロー。今シーズンは未来に対する
「希望の象徴」、エコロジカルなカラーとして注目。
母性や愛情、優しさ。花の色に象徴される
甘美な情感など「力を与えるカラー」としてピンクをフィーチャー。
ベースとなるブラウンは
大地や木、陶器などに見られる普遍的なカラー。
イエロー、レッド、パープル、カーキ、と多色相でカラフルさを表現。
色はもちろん、レザーがもつ魅力が
ユーザーのライフスタイルを彩り、ハッピーに。
時代の空気を変えていきたいですね。
また会期中はこちらで「Japan Leather Award 2011」パンフレットを配布し、
プロ用、学生用ともに大変ご好評いただきました。
事前エントリーは7月15日まで。
みなさんのご応募お待ちしております。
さて、レポートは次回に続きます。お楽しみに。
June 22, 2011
「2012春夏コレクション 第84回東京レザーフェア」レポート(1)
カテゴリー: 国内革事情
協同組合資材連 主催、
東京都 共催、
経済産業省、台東区、
社団法人日本皮革産業連合会 後援
リネアペッレ 協賛のもと
「2012春夏コレクション
第84回東京レザーフェア」が開催されました。
6月16日~17日の2日間
東京・浅草 都立産業貿易センター台東館に
58社・9団体が出展。
テーマに掲げた「スタイルにとらわれない自然!」にリンクする
さまざまなアプローチの
レザーと関連資材が展示発表されました。
今回も業界関係者だけでなく、学生、ユーザーも増え、
会期中には計5,399名もの来場者が。
同時開催された実演、セミナー。ワークショップにも
数多くのかたが参加し、
会場は熱気であふれていました。
まずは、主催・協同組合資材連から発表された
「2012年春夏の資材トレンド」から
レザーの傾向を一部ピックアップし、ご紹介します。
突出した流行がなく、多様化が進んでいますが
全体としてはシンプル、ナチュラル、
ソフト、ライトという言葉で表現されるものが継続。
ソフト感を反映して
カーフ、シープ、ラムが増加しています。
ホースのエコレザーも好評。
(画像は兵庫県・兵庫県製革産業協同組合連合会ブースより)
またツヤ感のある光沢革の人気が続いているなか、
再び、エナメルに注目が集まりました。
特に、透明感のある塗膜でソフトなタイプが多く、
なかにはスーパーソフトエナメルと
名づけられたガーメントタイプも登場しています。
(画像は和歌山県・和歌山県製革事業協同組合ブースより)
3月に発生した東日本大震災を意識して、
元気の出る色、気分を明るくする色をトレンドとして提案。
ビビッドなイエロー、オレンジ、
グリーン、ブルー、ピンクなどがメインです。
春夏シーズンではありますが、
抑えめの色調で仕上げたものも見受けられました。
根強い人気に支えられた
ベージュやブラウンなどナチュラルカラーも見逃せません。
プリントでは、ドット、花柄、チェック柄が主流。
(画像は東京都・東京都製革業産地振興協議会ブースより)
型押しでは、爬虫類が中心。クロコダイル調が落ち着き、
2011-12年秋冬シーズン、話題となったスネーク調に移行。
立体的な表現も増え、多彩なバリエーションで展開されました。
(画像は東京都・東京都製革業産地振興協議会ブースより)
ほかにも見どころがいっぱいのレザーフェア。
レポートは次回に続きます。
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
コミュニケーションプランナー。
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
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