欧米ブランドに「負けていないぞ!」

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キャッシュレス化が進行し続ける時代ですが、財布は縁起もの。一粒万倍日、天赦日などといった幸運日に買い替える習慣も浸透するなど、エモーショナルな要素が重視されます。

近年では「春財布」「秋の実り財布」に続き、「七夕財布」に注目! 風水の第一人者として知られる、Dr.コパさんが提唱しています。「ご先祖様に守られる」「ご先祖様が使いきれていない金運を引き寄せる」といった意味合いがあるそう。

七夕は地域によって7~8月に行われるため、対象とする期間が比較的長いのもうれしい。そんな時季におすすめしたい夏財布をまとめました。


雨の時季に咲く紫陽花を愛でるように
ハンドバッグ、革製品の企画・製造・卸<ヤマニ>の自社ブランド<ぺラム>。さまざまなものがあふれるなかで、原点に立ち戻り、シンプルで機能的な袋を追求。味わいのあるナチュラルなテイストに女性らしいスパイスを加えてフレッシュさのあるレザーグッズを提案しています。
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紫陽花をモチーフにしたオリジナルパターンをエンボス加工でグラフィカルに表現。オイルバケッタ革にさり気なく散りばめられています。立体的な花のチャームにウッドビーズもプラス。経年変化で色合いが変わるのも紫陽花と共通していて素敵ですね。

裏地にはコットンリネン混紡の生地を使用し、ナチュラルなテイストを盛り上げます。紫陽花は今が見ごろですね。花言葉のなかに「家族団らん」「家族の結びつき」といった意味もあるのでギフトにしてもよろこばれそう。


メタリックレザーがひんやり涼やか
インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>に入居する<フィオライア>。「私の手もとで咲く魔法」をコンセプトに展開。花を持ち歩くように使うことができるアイテムを提案しています。
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メタロシリーズは、牛革の上に箔を貼り、その上からボタニカル柄を型押し。メタリックカラーがひんやりとして涼やか。カッパー、ガンメタル、ライトゴールドの3色展開です。エレガントな華やかさが大人っぽく、クラッチバッグ感覚で楽しめます。

 <フィオライアhttp://www.fioraia.net/


ミントチョコのようなスイート革財布
ワッフルなどのスイーツをモチーフの革雑貨を手がける<ティールームス>。なかでも人気なのはチョコレートモチーフのシリーズ。上質な牛革に型押し、箔加工を施しています。繊細な仕上がりに目を奪われます。
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ブラウン系に加え、パステルカラーが続々ラインナップ。ミントブルーは、まさしくチョコミント! 板チョコのラッピングの銀紙のニュアンスもしっかり再現され、甘く爽やかな味わいそのままの雰囲気に。大人にも愛されるセミスイートな財布です。

 <ティールームス> http://trooms.jp/


浴衣に似合う 藍染牛革 虫よけ効果に期待
インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>に入居する<ラ・ジョイア>は、埼玉県指定無形文化財技術保守者が在籍する老舗<中島紺屋>が手がけた伝統の武州正藍染を生かし、コレクションを展開。藍染牛革を用いた革財布、革小物は構想から完成まで3年かけた力作です。
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「藍染牛革バイアスメッシュ革小物が仕上がりました。手染めで染め上げた革は一つ一つの表情が異なる作品です。内側には栃木レザーの牛ヌメを使用しています。使い込むほどに風合い豊かな色味があらわれ、愛着が増していきます」とラジョイア 和田義治さん。がまぐち(コインケース)は刷毛塗りした藍染牛革を7mm幅に裁断し、バイアス編みしたシートを使用しているそう。

藍には防虫効果があり、かつては農作業で虫除けのために藍染めの作業着を着ていたのだとか。ワークウェアとして重宝されたインディゴ染めのジーンズも同様です。花火大会やフェスなどアウトドアへのお出かけのパートナーとして効果を期待したいですね。

 <中島紺屋> http://www.izome.jp/


キャッシュレス時代のオールインワン革小物
明治32年に創業した老舗メーカー<山藤>。現在の代表 山本浩司さんが五代目当主に就任し、オリジナルブランドを始動。著名なセレクトショップや百貨店で取り扱われるほか、メディアでも数多く取り上げられ話題です。

こちらはラウンドファスナー型のキーケース。乗用車やマンションなどの大きめサイズのスマートキーがすっぽり収納できます。カードポケットが2枚分あり、ETCカード、カードキー、ICカード乗車券などを収納。
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コインスペースがないものの最低限の財布機能は有したオールインワンアイテムキーフックの裏にもカード1枚分のポケットがあり、折りたたんだ紙幣を入れることも可能です。電子マネー決済を少額利用するかたにとってはマルチユースできて便利ですね。
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リングが配され、ベルトに引っかけられるのもポイント。「ヒップポケットに入れると蒸れたり、汗によるダメージが心配」というかたも快適に使えそう。

レザーは山藤オリジナル<カモフラージュ・ツリー>。街路樹のプラタナスに着目し、樹皮をそのままプレスし、美しい模様を革で表現。街路樹の木陰のような涼感が漂います。トレンドとして注目のカモフラージュ柄、というのもいいですよね。


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「第98回 東京レザーフェア」レポート第3弾は、会場で見かけた新しい取り組みをピックアップしてみました。


「どういう人が使う革か」という視点の新しい革づくり
実験的なプロダクトがユーザーを笑顔に
創業107年を迎える株式会社 山陽が、100種類のヌメ革を一枚から購入できる「100 BASIC」に続き、クリエイティブエージェンシー POOL inc,とともに革のものづくりを再構築するプロジェクト「WHOSE LEATHER」をキックオフ。
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第1弾として、大手文具メーカー コクヨ直営ライフスタイルショップ & カフェ<THINK OF THINGS>とコラボレートしました。東京・原宿の同店で期間限定ショップインショップ(5月10日~22日)をオープンし話題に。<THINK OF THINGS>のデザイナーが「Thinker(考える人)」をテーマにデザイン協力。7種のレザープロダクトをリリースしています。
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「WHOSE LEATHER(誰の革?)」は、つくり手からの視点ではなく、「どういう人が使う革か」という視点から新しい革づくりを実験する、というビジョンを表現。
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「THINKER'S HAMMOCK(革のハンモック)」、「THINKING ABOUT YOU(革のブローチ)」、「EUREKA!(革のペーパーウェイト)」、「NO THINK DAY(革の時計型ブレスレット)」、「IDEAMAN(革の小さなペン)」、「MILLIONAIRE THINKING(革の100万円封筒)」と、幅広い世代のユーザーを笑顔にするものばかり。
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加工方法にも着目したプレゼンテーションも。こちらのレザーは木目調のプリントではなく、型押しされたもの。
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本物の切り株を使い、とてもリアルな仕上がり。受け継いだ技術を生かした、歴史ある企業のチャレンジングが、皮革産業に新たなムーブメントを起こしています。


国内皮革の3大産地をつくられたレザーとともに紹介
それぞれの歴史、素材の個性が際立つ
日本タンナーズ協会では、国内皮革の3大産地ともいえる「姫路・たつの」「東京」「和歌山」を紹介。
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産地ごとの歴史・強みに加え、つくられたレザーを展示し、それぞれの個性を発信していました。全国各地の有力百貨店とのコラボレーションによるPRイベント「日本革市」でも同様に行われ、人気を集めています。

「姫路・たつの」
生産量が日本で一番多い兵庫県姫路・たつのエリア。革好きユーザーにはお馴染みですね。大規模の工場から小さな工場まで、扱う種類も実に多様。現在でも200以上の工場が集積しています。
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牛革をはじめ、馬革も盛ん。革のダイヤモンドといわれるコードバンを手がけるタンナーの存在が広く知られています。姫路のレザーのクオリティは国内外で高く評価され、東京・六本木 六本木ヒルズで行われた山本寛斎さん監督・総指揮のイベント「日本元気プロジェクト2018スーパーエネルギー!!」にも姫路皮革製品推進協議会が協力。

「ニッポンが世界に誇る姫路のレザー「姫革」をはじめ、御幸毛織の服地やエプソンの最先端プリント技術、オニツカタイガーのNIPPONMADE・・・など、日本のモノづくりを結集させた<KANSAI YAMAMOTO>の新作コレクション」がお披露目されました。当ブログの次回更新分でレポートをお届けする予定ですので、どうぞ、お楽しみに。

「和歌山」
明治維新による近代化にともなう軍靴製造に合わせて成長し、和歌山の地場産業として受け継がれています。床革、ヌメ革、セーム革、エナメル革など、それぞれの分野で優れた専門性を有するスペシャリストで構成されているのが特徴です。
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ヌメ、床、シープ、そして和歌山を代表する仕上げであるエナメル。地域ブランド<きのくにレザー>も好評。展示会、ワークショップを開くなど、 さまざまな活動を展開しています。

「東京」
東京は日本全国でつくられる革と革製品のおよそ30%を製品出荷。特徴は豚革の取り扱いの多さ。関西など、そのほかの産地では牛革が中心ですが、東京のように豚革のタンナーが集積しているエリアは世界的に見ても珍しいのです。
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ピッグスキンは現在利用されている皮革のなかで唯一全量を自給できる国内素材です。加工がしやすく、染色、仕上げ、型押し、インクジェットプリント、箔押し、転写フイルムほか多彩な表現が可能。メスカッター、塩縮加工、ウォッシャブル加工、撥水加工と新たなチャレンジングが続々。通気性、放熱性、摩擦に強い特性を生かしたスマートフォン、デジタルデバイス関連アイテムにも期待が寄せられています。


靴の街・浅草にオープンした新ショップが話題 
レザーファッションの地産地消により、地域と皮革産業が活性化
日本の靴づくりのポテンシャルを伝える<Nippon Value>が今回もブース出展。優れた技術力をアピールしています。
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パイロットシューズは、同社本社がある東京・東浅草に直営ショップ<Wisteria Fujiwara>をオープン。
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「<ウィステリア>は花の〝藤〟で、<フジワラ>は海外では神秘的に映る〝富士山〟を連想する言葉でもあります。日本の靴産業が輸出産業となることを目標とし、そのときにも通用するブラント名にしたいと考えました。商品はベーシックなデザインパンプスですが、これらは全日本革靴工業協同組合連合会が7年前から進めている<i/288>の革靴認証事業の靴型を使用してつくられています。まずは組合事業でプレーンな靴だけを展開して、自分の足のサイズを知っていただき、次にメーカー各社がデザインを提供してバリエーションを増やすことを計画しています。当ショップには、現在140サイズの靴をそろえています。この靴でフィッティングをし、そこからヒール高やデザイン、素材、カラーを選んでいただきます。効率よく短時間で自分だけの靴を商品化できる、マスカスタマイズシステムを目指しています」とパイロットシューズ 藤原仁社長(「フットウエアプレス」4月号 インタビューより)。

革の街・靴の街 浅草にまたひとつ名所が誕生! レザーファッションの地産地消により、皮革産業の活性化につながりそうです。


靴の底縫いの工程を請け負う、若きつくり手が独立
底縫いミシンによる製品開発&サポート、ミシン調整の出張サービスも
インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>も恒例のブース出展。
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日本のシューズジャーナリストの第一人者、城一生さんがインキュベーションマネジャーをご担当。
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入居者たちの活動とインフォメーションを掲げ、新鮮なクリエーション、ビジネスモデルなどが注目されました。
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この春、新入居者 高野洋二さんが加入。紳士靴メーカー、登山靴メーカー勤務を経て独立、<セカンドオーシャン>を起業しました。
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靴の底縫いの工程を請け負うことをメインに活動。底縫いミシンを使った製品開発、製品づくりのサポートから、ミシン調整の出張サービスなども予定しています。
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また、ヴィンテージ機械の収集が趣味という高野さんはその知識を生かし、ヴィンテージ機械の調整・使い方相談にものってくれます。「もう使わないから譲るよ」ともらった機械・・・オブジェ、インテリア的に愛でるだけでなく、まだ現役で活用できる、うれしい新事業です。若い世代のビジネスパーソンや学生は興味津々。その場で熱いトークが続いていましたよ。


時代の変化、ニーズをキャッチした新たな取り組み、情熱を体感でき、感激しました。次回の「東京レザーフェア」も楽しみですね。


■ 参考URL ■
 第98回 東京レザーフェア <http://tlf.jp>
 株式会社山陽 <http://sanyotan.co.jp/>
 日本タンナーズ協会 <http://www.tcj.jibasan.or.jp/>
 Wisteria Fujiwara <https://wisteriafujiwara.jp/>
 浅草ものづくり工房 <http://monokobo9.com/about>

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「第98回 東京レザーフェア」レポート第2弾は、<TLF Trend Laboratory>で展示された「極めのいち素材」をご紹介します。

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イマジネーションと技術が織りなす、素材(皮革と布帛)・副資材(機能性素材)など各社渾身の一点を展示し人気投票を行いました。

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こちらは、前回「第97回 東京レザーフェア」の上位入賞作品です。早速、今回「第98回 東京レザーフェア」の上位入賞作品が公式サイトで発表されました。


1位:フジトウ商事(株)/オルフェ

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


「染料オイル仕上げなので非常に革らしくしっとりしています。折り曲げた部分の色が変わるプ-ルアップレザ-です」(フジトウ商事公式サイトより)。革本来の独特な風合いと、コードバンを思わせるような透明感が上品。シンプルかつ高級感がありますね。グリーンは財布や革小物で底堅いニーズがある色ですが、2019年春夏のトレンドカラーとして浮上しているということや、サンプルとして、書類ケース、手帳カバーといったステイショナリーを展示していたのもアイキャッチになりました。


2位:富田興業(株)/とろけるピッグスキン

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


国内産の豚原皮を使ったナッパレザー。極薄に鞣した豚革をトロトロになるまで繊維をほぐすことで、ソフトな風合いと軽さを表現しています。「とろける」という形容が絶妙ですね。柔らかで吸いつくような質感と通気性のよいピッグスキンの特性を生かし、サンプルのブーツを添えてわかりやすく提案。ストレスなく素足で履けそう。このところ、ボディバッグ的な短いストラップで身体に沿わせたタイプやウエストポーチが復活しているので、柔らかく馴染みやすい素材感に支持が寄せられたようです。


3位:(株)協進エル/アスコット

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


染料仕上げで2度の加脂をしていて、新品でも革の感触を楽しめるクロムフリー革。製品化した後は長期使用で魅力が伝わりますね。ナチュラルな色合い・風合いはもちろん環境に配慮したプロセスが幅広いユーザーへの訴求力を有しています。アニマルフリー志向が高まるなか、食肉の副産物である皮を産業廃棄物にすることなく、生命の証をしっかりと利活用した皮革の「エコロジー」な要素も重ね合わせて。エシカルなものづくりが今のニーズにマッチしています。


このほか、気になったレザーをピックアップ。


(株)山上商店/チャリゴート

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茶利八方を復刻。昔の製法を可能な限り再現し、手間と時間をかけているそう。

茶利革とは、
「チャールス・ヘンニクル氏の指導を受けて製造した革。明治初期において、日本の皮革製造技術を向上させるために海外から技術者を招へいし、指導を受けた。技術者の名前から<ちゃり革>と呼んだのが始まり。薄いぬめ革を柔らかくもんだ革で、鞄の素材として利用されていた。また、クロム鞣剤とのコンビネーション鞣しを行って軍靴の甲革として使用していた。明治時代、茶利革はお歯黒と同様に、鉄漿≪かね≫とよばれる鉄の酢酸溶液で黒色に染色されていたことがあった。現在では牛皮やインド産ゴートクラストを植物タンニンで鞣し又は再鞣しした後、種々の化学染料で染色し、手もみでしぼを立たせて製造されている」(JLIA公式サイト「皮革用語辞典」より)


大人世代のレザー好きユーザーに人気を集めそうですね。


墨田革漉工業(株)<東京製革業産地振興協議会>/フォログラフィク138-3D

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レザーにレースを重ねたようなトロンプルイユ(だまし絵)感覚の仕上がりが秀逸。「初夏向きで弊社の技術を見せられるものをピッグスキンで、と思い、フィルムを3D加工で立体感を、トップを光らせて初夏のイメージを演出しました。小さめのバッグ、手提げ、小物など小ぶりのものがおすすめ」(会長 佐藤元治さん)。豚革の可塑性の高さはもちろん、磨き上げた技術力を生かしたチャレンジングですね。


(株)久保柳商店/ジェイコブ

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ヌメ床を再利用したジェイコブ。ヌメ床をベースに丘染めした後、手塗りワックスをアイロンで浸透。フラットなタイプながらも、揉むことによりクラッキングタイプとしても。デザインに左右されないシンプルさを追求し、さまざまな製品に取り入れやすい汎用性の高さを実現しています。原皮が不足する傾向のなか、皮革を有効に活用する取り組みはますます広がっていくのではないでしょうか。


カドヤ商店<兵庫県皮革産業協同組合連合会>/馬革なめし革

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タンニン鞣しの馬革をツートン(茶芯×チョコ表面)に染色し、裁断後、切り口が強調されるのがポイント。ファッションでも、裾をカットオフ(切りっぱなし)したボトムがトレンドということもあり、ラフなニュアンスは来春も継続しそう。ホースレザーならではのワイルドさを秘めつつ、ジェントルに昇華した奥深い印象がクリエイターの創作意欲を刺激しています。


吉比産業(株) 東京支店/コルトレーン

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ピットで鞣し、2度脂入れすることで、革の柔らかさ、銀面のやさしさ、艶感を引き出しています。「革らしさのなかに光り輝くエレガントな景色」というテーマが素敵です。カジュアルになりがちな大きめサイズのトートバッグなどでも、上品な雰囲気に。雑誌の部数を公査・認定する第三者機構、ABC協会の調査で、月刊女性ファッション誌販売部数1位(2017年下半期/7月~12月)となった「リンネル」(宝島社)の影響でナチュラルテイストが再評価される今、大人の女性へ向けた商品開発に最適なレザーとなりそうです。


エントリー作品(レザー)はまだまだ・・・


(株)神戸ヤマヨシ<KSMA神戸靴資材総合協会>/紙わざ!和紙レザー

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「日本の伝統工芸×レザーの新しい融合。より極めるため、箔加工を施したレザーに和紙を合わせて、より現代風にアレンジを加えました。さらに仕上げで、あなた色に染めることも可能です。 まさに紙わざ!」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


相川商事(株)/Pure

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「白は人間の目に見える光のすべてを反射する物体から感じる色。純白には、清らかさという意味が込められている。心が自然なままで清いこと、汚れないさま<清廉潔白>、純白のヌメからの表現へ。洗練された色出し」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


(株)ニッピ・フジタ/極厚ホースヌメラティーゴ

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「フルタンニンの馬革。厚い生地を厳選し、牛脂で仕上げました。茶芯による経年変化が味わい深い一枚です」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


ほかにも革らしさをストレートに勝負する匠がズラリ。つくり手たちが込めた想いと、それぞれの個性が際立ち、ブラウンだけでも多彩で素晴らしい。新しい表情を打ち出す創造力、革の本質を突き詰める探求心・・・日本の革と革のものづくりへの情熱にあふれて。クラフトマンシップと活気が充満していました。


レポートは次回に続きます。


■ 参考URL ■

 第98回 東京レザーフェア <http://tlf.jp>


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日本最大級の革と皮革関連資材のトレードショー「第98回 東京レザーフェア」が5月24日(木)~25日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館で開催されました。

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皮革の需要の拡大及び業界の発展を目的に、「皮革製品素材である革および関連副資材」が秘める可能性や魅力を発信しています。


「挑戦と進化」を掲げた<TLF 19SS カラートレンド>では、ピンクやブルー、グリーンなどに注目

恒例ブース<TLF Trend Laboratory>では、出展企業の意欲作・自信作をピックアップし、最新トレンド提案として編集。2019年春夏シーズンに向けた素材と副資材を紹介しました。

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伝統と未来の両極を見据えながら、日本の鋭敏な感受性に支えられた色彩と素材、商品づくりに不可欠なインスピレーションを披露。<TLF 19SS カラートレンド>は、「エアリーなピンク」「鎮静と休息」「スパイシーな革色」「質感を堪能するニュートラル」の4カテゴリーです。

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「皮革の質感と色との整合性。そこに新たな視点をもち込むことでフレッシュな革の色彩感を打ち出しています。ポイントは、鮮やかさと透明感を特徴とした軽やかなカラーミックス。色が響きあうようなグラデーション、階調や、ホワイティーなニュアンスな表現も重要です」とジャルフィック 池田正晴さん。会場では「革を進化させる色彩」をテーマに3タイプのパレットで展開されました。


パレット:1 「BALANCED/過去と未来をつなぐ」

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シンプルで繊細な「ナチュラル」。革らしさのなかに洗練された美しさが息づいて。今季の注目は、ウォームカラー(ピンク、レッド)。やさしい素材感を表現しています。ホワイティーな透明感、風が通り抜けるような さわやかさがポイント。グレーとのコンビネーションでメリハリをこのほか、ブラウン×グリーン、レッドを中心としたスパイシーカラー、ブラックとホワイトのバリエーション(深みのある色合い・風合い)も要マークです。

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「美しい肌目が生きるナチュラルな革色」


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「肉厚感による存在感」


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「艶でピンクをモダナイズ」


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「グラマラスな赤みのピンク」


andmore・・・

「スパイシーなレッドのバラエティ」「黄味のブラウンとコントラストするグリーン群」「マット感がポイントのカラードブラック」「革の質感を生かしたホワイトの展開」「「ブルーとグレージュの洗練感」


パレット:2 「VISUALIST/やわらかな自然の色彩」

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ロマンティックなテイストとともに新しい装飾性が浮上しています。みずみずしい自然の色彩はグリーンとブルーで。さらにブラウンのアソートで色彩感を強調する傾向です。「フラワー」「ボタニカル」など日常的で自然なモチーフをモダンに昇華。北欧を想起させるカラーリングはイエローで際立たせて。ナチュラル×メタリックによる対比も気になります。

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「グラフィカルな効果をもつ色彩」


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「アイシーなターコイズで見せるパターン」


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「ブラウンの役割を果たすカーキ」


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「造形力と抑制感。新しい装飾性」


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「柔和なボタニカル柄」「ナチュラル×メタリックの成熟感」「アクセントカラーは太陽の光」「ハイブリッドによるフレッシュな未来感」


パレット:3 「ADVANCE/華やかにアクティブ」

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ライフスタイルを更新していくような、スポーティーな要素の進化が止まりません。アクセントはホワイトと濃厚なスパイシーカラー。ミニマルかつ華やかさやリッチ感の訴求、視覚効果、立体感でのチャレンジングな表現も増えています。

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「ブルー、オレンジ、レッド。ミニマルかつ鮮やかに」


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「マット感で見せるスポーティーカラー」


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「青の潜在力」


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「立体感でニュアンスを加えたホワイティ」


andmore・・・

「立体感に向けての実験」「視覚効果で表現するモダニズム」「スポーティー素材を黒でモード化」「未来館×濃密な装飾による新ラグジュアリー」


リラックスカラー(ブルー×グリーン)、スパイシーカラーなどがラインナップ。「プルミエールヴィジョン」でもフィーチャーされた多彩なグリーン、目立っていましたよ。いよいよ本格的なトレンドとなるのか、期待したいですね。



台東区内在住、在勤、在学のかたへ「ファッション・マーケティング講座」のお知らせ

台東区立産業研修センター恒例企画「ファッション・マーケティング講座」<6月14日(木)>の開催が発表されました。2019年春夏シーズンのカラートレンド、マーケットをイタリア、日本の素材展から予測します。新たな講師として、ジャルフィック代表 池田正晴さんが登壇。前述の「東京レザーフェア」<トレンドラボラトリー>ほか、さまざまなプロジェクトを手がけ、国内のレザートレンドの分析・提案における第一人者として知られています。


今回からEメール(kensyuusenta@jcom.home.ne.jp)での申し込みが可能となり、さらに便利に。参加者の住所、氏名、電話番号(日中)<在学・在勤のかたは、勤務先(団体/学校)名、所在地、電話番号>を明記してください。受講料1,000円。定員30名(先着順)。エントリーの締め切りは6月7日(木)まで。


なお、対象は台東区内在住、在勤、在学のかたとなっています。ご注意ください。


 「ファッション・マーケティング講座」

  日程/6月14日(木)18:30~20:00
  場所/東京都台東区橋場1-36-2 
  WEB /https://www.taito-sangyo.jp/05-kensyu/center_now.htm



レポートは次回に続きます。


■ 参考URL ■

 第98回 東京レザーフェア <http://tlf.jp>


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今週、バッグ・鞄業界では一斉に2018年-19年秋冬シーズンの展示会を行っています。早速お邪魔してきました。ごく一部ではありますがレポートをお届けします。



ヤマニ」(~5月17日)東京・両国

ハンドバッグ、紳士革製雑貨類の企画・製造・卸を手がける<ヤマニ>の自社ブランドがそろう展示会。主力の百貨店向けライセンスブランドだけでなく、オリジナルブランドを開発。売れ筋をおさえつつ、独自性を打ち出しています。


<Dubeige(ドゥベージュ)>

「まだ何色にも染まっていない馬革の原皮の美しき色」「高貴で上品な雰囲気を纏う色」=「ベージュ」をブランド名に。「ベージュ色から出発し、持ち主の個性に合わせて美しく変化し、長く寄り添っていく」革製品の理想を託して。

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フリマアプリ<メルカリ>ユーザーに向けた対策のひとつとして、「メンテナンスフリー」をアピール。爪で引っ掻いても大丈夫」と、ダメージに強い特性をバイヤーや関係者が体験できるよう、革サンプルを設置していました。

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経年変化しない革を使用。人気を集めるタンニン鞣しレザーと比較して「革の味わいが深まらない」というデメリットを「革の状態が変わらない、買ったときと同じ状態をキープできる」というメリットに転換。上質な革製品を購入し、その魅力を堪能した後にも良好なコンディションで個人間売買できる、「バイ&リリース」を新しい付加価値に。時代が求める「リセールバリュー」への、解答のひとつですね。

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額装に見立てた展示では、お手製のマグネットカードを内側に配してディスプレイ。いつもと異なる視点で見ることができるので、とても新鮮でした。


<Peram(ぺラム)>

<ぺラム>はラテン語で「袋」。「身のまわりのものを収納する」「まとめる」「持ち運ぶ」、バッグ本来のかたち、その究極は袋。さまざまなものがあふれるなかで、原点に立ち戻り、シンプルで機能的な袋を追求。味わいのあるナチュラルなテイストに女性らしいスパイスを加えてフレッシュさのあるレザーグッズを提案しています。

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タンニン鞣しのレザーを使用したシリーズのディスプレイに、染料として使われるミモザを添えて。皮が革となるまでのプロセス、つくり手たちによる数々の手仕事・・・その象徴のひとつ、ミモザの花が ものづくりのストーリーをそっとやさしく伝えてくれますね。

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雑誌の部数を公査・認定する第三者機構、ABC協会の調査で、月刊女性ファッション誌販売部数1位(2017年下半期/7月~12月)となった「リンネル」(宝島社)との取り組みが奏功。想定読者=「暮らし系女子」と名づけた幅広いユーザー(10代~70代)にリーチし、販売好調だそうです。



豊岡鞄」(~5月17日)東京・浅草橋

日本有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド<豊岡鞄>の2018年秋冬シーズン展示会では、参加メーカー各社の新作、自信作のバッグ、小物がラインナップ。同じく産地ブランド<井原デニム>とのコラボレーション第2弾を発表。日本の伝統産業を掛け合わせた ものづくりは完成度がさらに高まっています。

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カラーの訴求がアイキャッチに。「イエローコレクション」として各社からピックアップしたアイテムを会場の中央に集積しました。

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レザーを使用したシリーズはこちら。シンプルでスポーティなデザインがいいですね。


<CREEZAN(クリーザン)>

ファクトリーブランド<CREEZAN>からはディープホワイトシリーズを出品。

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上質なシュリンクレザーは皮革産地、兵庫・姫路のタンナーが手がけ、ソフトな風合い。強撥水加工を施し、雨や汚れに強いのもうれしい。



アートフィアー」(~5月17日)東京・浅草橋

<豊岡鞄>参加ブランドのひとつ、<アートフィアー>は近隣のギャラリーでも個展を開催。「Japan Leather Award」歴代の特別賞受賞社としても知られています。


<フレームワークス>

クラシカルな鞄に採用される口枠(フレーム)を現代的なものづくりに取り入れたレーベル。アート作品を思わせるオンリーワンのデザイン、存在感、機能美は職人技と最新技術とのハイブリッドにより生まれました。

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イタリア・ミラノで行われる国際的な見本市「ミペル」(2017年2月展)ではトラベルラゲッジ部門最高賞を受賞。海外でも高く評価されました。

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サイズ、カラー、素材のバリエーションも圧巻ですね。

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2本、3本とそろえるリピーターも少なくないそう。リクエストに応えて、オーダー会も開催しています。



「藤和商会」(~5月17日)東京・浅草橋

創業30周年を迎え、次なるステージを目指す<藤和商会>。付加価値性が高い製品づくりに取り組み、国内生産ラインにも注力しています。

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<APPLAUSE(アプローズ)>

「進化形ナチュラル」をテーマにした同社のメインブランド。「軽さ」を重視し、500グラム以下のバッグがズラリ。ビジネスパーソン、ワーキングマザー、アクティブシニア・・・といった属性のユーザーのライフスタイルにマッチする多彩な切り口が秀逸。

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なかでも復活傾向のA4サイズのトートバッグが好評。「上質なバッグをひとつ買うなら、いろいろなシーンで使いたい」という女性たちの「コスパ意識」、断捨離ブーム後の「マルチユース志向」を反映しています。

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「お時間がないなか、ご来場くださった皆さまにご覧いただきやすくなるよう、すっきりコンパクトな展示を心がけました。特に意識したのは、写真撮影です。<インスタ映え>という流行語もすっかり定着していますので、バイヤーさん、ショップスタッフの皆さんがスマートフォンで撮影していただきやすいディスプレイにしております。撮影した写真を、社内会議・検討用に、顧客さま向けの入荷案内などSNSの投稿にもご活用いただければ」(細江典子ディレクター)。展示会の役割の変化を素早くとらえていますね。



「THE EXHIBITION」(~5月17日)東京・原宿

バッグメーカー<スパンギャルド>が中心となり、スタートした合同展示会「THE EXHIBITION」。バッグ、革小物、シューズなど、企業・事業者のつながりを生かし自主的に運営されています。回を重ねるごとに認知度が上がり、来場者も続々。夜20:00まで、という時間設定が慌ただしいバイヤー、プレス関係者からの支持を広げています。約10社のなかから革小物ブランドをピックアップ。


<minca(ミンカ)>

革好きユーザーにお馴染みの<栃木レザー>販売代理店<和宏>のオリジナルブランドが出展。ステーショナリー、バッグ、小物などといった、毎日の生活に寄り添うもの・・・これらを、厳選した素材を使用し、ひとつひとつていねいに仕上げています。

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経年変化したサンプルをまとめてコーディネート。色合い風合いに優れた多脂革の魅力全開です。

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革小物の新作が多数登場。コバ磨きを生かしたシリーズが最高です。この美しさ、ほんとうに素晴らしい! ペーパーウエイト、ペン立てなど、置くだけでデスクまわりの雰囲気がガラリと変わりそうです。終わりのない作業を黙々とこなす職人さんの情熱・心意気が息づいています。疲れたときも眺めているだけでポジティブなパワーをもらえそうですよね。独立開業、ショップオープンのお祝いにもおすすめです。


先日、公式サイト(http://www.minca-handmade.com)がリニューアルオープン! サイトではものづくりのストーリーや製品のディテールまで、しっかりチェックできますよ。スマートフォンでも閲覧しやすくなったと好評です。



今回ご紹介した展示会は、鞄・バッグの専門誌のウェブ版「Bagazine bit」の恒例企画「バッグ・鞄業界2018年5月展示会場マップ」(下記リンク先)に掲載されています。会期は明日5月17日までとなっています。このほか、バッグメーカー各社の展示会場がマップ上にまとまっていて、とても便利です。マップ上のピン(マーカー)をクリックすると、社名、場所、日程、コメント(テーマ、コンセプト、商品ラインナップなど。内容は各社によって異なる)が閲覧可能。各社とも最終日の終了時刻が異なるので併せてご確認ください。


■ 参考URL ■

 「Bagazine bit」

 <http://www.bagzn.com/bag-kaban-2018-5gatsu-tenjikai-map/>


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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