欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ の記事

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2月23日は国民の祝日「天皇誕生日」。この日から週末にかけて各地でさまざまなイベントが行われました。2月は商業的には難しいといわれる時季ですが、ポップアップイベントや展示会は盛況。ユーザーの皆様が通常の物販にはないサプライズ感、新しい体験・発見を求めていることを実感しました。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【スクール情報】全国皮革振興会 皮革手芸教室

一般社団法人日本皮革産業連合会の会員団体のひとつ、全国皮革振興会 皮革手芸教室(東京・蔵前)が2023年4月生の募集を開始!
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全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より皮革手芸教室を開講し、現在までに延べ3,400名が参加。気軽に革のものづくりが楽しめると好評です。2021年には同じく蔵前エリアの駅周辺に教室が移転。アクセスが便利になりました。問合せ、申し込みなどは下記リンク先をご覧ください。

 

【メディア情報】「JLIAtv」新着動画

一般社団法人日本皮革産業連合会の公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。今回は、レザー新サイト「テーーマ(teema)」とは!! [ジャパンレザーVOICE:TIME&EFFORT]です。
 
「私はこのスタイリングテーマ」と、「今日は手間かけて作ろう」がつながると、レザーがもっと楽しく、自分のものになっていく。スタイリングテーマを軸に、シンプルでありながら、こだわりのあるレザーファッションコーデと、自分のこだわりをテマヒマかけて表現するレザークラフトを横断するレザーのスペシャリティウェブサイトです。

あわせて、放送後記もご覧ください。



【イベント情報】「コレが足立製!

3年めを迎える「あだちBM」(足立区国内販路拡大支援事業)が2月23日(木・祝)から、ポップアップイベント「コレが足立製!」(東京・有楽町 b8ta Tokyo - Yurakucho)を開催中。
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触って、試して、遊んで、買える、体験型ストアを期間限定でオープン。東京都足立区の小規模事業者10社が参加。
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履きものやバッグをはじめ、幅広いアイテムがそろいます。
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ファミリーをはじめ、幅広い世代が来場し、新しいプロダクトに興味津々。
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参加型プログラムとして「バス亭パネル」を設置。
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気に入った展示物にシールを貼って応援する人気投票です。
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来場者が「推し」を決めて応援するプロセスを見える化。
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シールを貼る、というひと手間もいいですね。ものづくりが盛んな東京都足立区の新しい息吹を体感できるイベントとなっています。会期は3月8日(水)まで。



【PR施策情報】「サイフの日」

一般社団法人日本バッグ協会の恒例企画、3月12日「サイフの日」プレゼントキャンペーンが2月21日(火)からスタート!
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「お気に入りのサイフ」についてのアンケートに答えると、抽選で商品券(JCBギフトカード5万円分/10名)、エコレザーオリジナルサイフ(30名)が当たります。応募フォームに入力するだけなのでかんたんです。



【レポート】「metaインソール」発表会

老舗靴メーカー マドラス株式会社が2月16日(木)、発表会を行い、株式会社タナックと共同開発した「metaインソール」をお披露目。今春より発売されます。
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超柔軟ゲル素材をはじめ、素材に関する豊富な知識と高度な配合・加工技術を用いた商品や医療機器などを製造する、タナックとの共同開発製品である「metaインソール」をオンライン上で先行予約販売し話題となっています。
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発表会では参加した報道関係者がインソールの履き心地を体験し、とても好評でした。
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「metaインソール」の特長は次の3点です。
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1) 足裏全体に足圧を分散させて、正しい姿勢に安定
2) 足の構造に合わせて異なる硬度を配し、効果的に3つのアーチをサポート
3) 衝撃吸収した力を高反発弾性により、歩行をサポートする力に変換

3月12日(日)までのオンライン先行販売期間中は、マドラス直営店舗(紳士:マドラス 銀座店、マドラス 栄地下店、ワールドシューファクトリーマドラス 大丸心斎橋店/婦人:マドラス 銀座店、マドラス栄地下店)で「metaインソール」の試着体験会を実施中。
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「metaインソール」搭載シューズの販売も予定されています。



【レポート】「東東京モノヅクリ商店街」

注目プロジェクト「#東東京モノヅクリ商店街」のポップアップイベントが2月23日(木・祝)~26日(日)、JR上野駅 改札外・1F 中央改札前グランドコンコースで行われました。
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バッグ、財布、革製品のファクトリーも参加し連日盛況。レザー関連からブースをご紹介します。

<駒屋>
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老舗ファクトリーならではの技術を生かした秀逸なレザープロダクトをリリース。
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ユーザーの困りごとに寄り添う問題解決型の財布や、リサイクルレザーを使用したサステナブルな財布、新しい使い方を提案する財布など・・・意欲作ぞろい。
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キャッシュレス時代といわれるものの、まだまだ現金決済が必要な場所もあるなか、潜在的なニーズを掘り起こす製品づくりで差別化。若手スタッフの皆様の情熱が反映され、新しいアプローチの財布を提案しています。
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人気復活のツイッターなどSNSでの投稿により、若い世代のユーザーの集客に成功。手に届きやすい価格帯もよろこばれていました。


<清川商店>
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国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」の部門賞を複数回受賞した実力派ファクトリー。
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お仕事バッグ、リュックからカジュアルなバッグ、小物まで幅広くラインナップ。
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小柄な女性はバッグ選びの際、身体とのバランスをチェックするので全身が映る鏡は欠かせません。駅構内のイベントですが、姿見を用意し、ショップ同様に応対。丁寧な製品説明が好評でした。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

今年の「バレンタインデー」は久しぶりの対面で手渡ししたかたも多かったかもしれません。アフターコロナに向け、ユーザーの皆さまの意識にも変化が感じられます。
続いて、「ホワイトデー」のギフト提案で店頭は華やかです。一方、BtoBの展示会も行われ、活気が戻りつつあります。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【展示会情報】「ギフト・ショー」

2月15日(水)~17日(金)の3日間、「第95回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023」が東京・有明 東京ビッグサイト 東展示棟で〝オムニチャネルで、日本経済の再生をPARTⅡ〟をテーマに開催。同時開催の「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023 第13回 LIFE×DESIGN」は、"心地良い暮らしと体験で楽しい住まいをデザインする"をテーマに行います。

コロナ禍の出口が見えてきた今、新しいマーケットや暮らしの変化をビジネスチャンスとする企業が経済を活発化。前回の東京ギフト・ショーでは、約19万人ものバイヤーが来場するなど、復調傾向を感じます。

今回の出展社数は、同時開催展を含め2,705社と前回の2022年9月から36%増加。海外からは、16の国と地域から290社が出展。前回は東1~6ホールを使用しての開催でしたが、出展社の増加にともない、今回は東7ホールも使用し、会場の規模を拡大させるそう。ジャパンレザー関連のおすすめブースは以下の通りです。

■台東ファッションザッカ
東京都台東区は日本有数のファッション雑貨の産地。そんなエリアを代表するファクトリーブランドが出展。今期のデザインテーマは、春を先取りする「浮遊」。明るい柔らかな光のなかで商品が浮いているようなグラフィックを演出。ブースデザインとともに楽しさを訴求し、華やかなアイテムをラインナップします。

老舗ファクトリー 野村製作所の新プロジェクト「CROCCO」を出品。大人世代の女性に向け、国内最高峰を目指した上質な革小物を提示します。
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写真は、2022年11月「JFW JAPAN CREATION 2023」で撮影したものです。

ベルトメーカー 高梨のオリジナルブランド「bell la bell」ではバッグ、革小物など幅広く展開。
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トレンドのクロワッサンバッグを腕利き職人が程よいカジュアル感で仕上げ、2022年12月のポップアップイベント「したまち小粋マーケット」では幅広い世代にヒット!

■東京製革業産地振興協議会
東京都産業労働局・東京製革業産地振興協議会が地場産業であるピッグスキンをフィーチャーしたブースを出展。東京スカイツリーのおひざもと、東京都墨田区を中心に豚革の生産が盛んです。

豚革は可塑性が高く、軽くしなやか。タンナーをはじめとしたつくり手たちの秀逸な技術により、さまざまな加工、豊富なバリエーションは圧巻です。しかも通気性、放熱性に優れているので、スマートフォン関連アイテムなどにも最適。レザーファッションの地産地消に期待が寄せられています。

■天野宝国
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革卸問屋 天野宝国株式会社の皮革レーベル「ASAKUSA革百貨店」が「第95回 東京インターナル・ギフト・ショー春2023」に出展。同社では財布、鞄、ハンドバッグ、靴、ベルト、ウェアなどの革製品のOEM開発をより強く展開。
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天野宝国は明治42(1909)年に創業しそれ以来、国内産レザー及び海外産レザーの原反を、各製造工場、メーカー(財布、鞄、ハンドバッグ、靴、ベルト、洋服)や卸問屋(バック・靴製品卸)への卸売販売や、原反販売のためのレザー新製品の技術を開発し続けています。
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企業・ブランドが抱える「ものづくり」の課題に、100年続く革卸問屋・職人と皮革メーカーだからこそできる三位一体の「ブランドづくり」をOEMで提供するそうです。

■豊岡鞄(アトリエヌウ)
今回は"廃業網から生まれた鞄"シリーズを中心に、環境に配慮されたレザーやワインの搾りかすで染色したレザーを使用したバッグや財布などを展示。同社は、2022年、SDGs事業認定証を取得。地場産業である"鞄製造"を中心に、より持続可能なものづくりに取り組んでいます。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」
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インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「ジャパンレザーVOICE」第9回が、2月15日(水) 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)されます。

■キーパーソンインタビュー
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靴づくりの人材育成を推進する仕掛け人
大山一哲氏

■「ジャパンレザー 旬暦」製品紹介
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新しいステージを迎える皆さまに向けた
名刺入れ・カードケース

■注目コンテンツDIG
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THE LEATHER SCRAP KIMONO展示
新生活応援企画「Gift for New Life」

今回は以上の3テーマで構成されています。どうぞお楽しみに。同じくフェイスブックライブ配信では、番組のオープニングコーナー終了後、第一特集「キーパーソンインタビュー」コーナー前半20分ほど休止となります。ご注意ください。


【メディア情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。今回は「エキゾチックレザーマーケットジャパン」のご紹介[ジャパンレザーVOICE:TIME&EFFORT]。

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2022年春、全日本爬虫類皮革産業協同組合(JRA) 公式ホームページとして「エキゾチックレザーマーケットジャパン」がオープン。エキゾチックレザーに関する基礎知識から、JRA製品表示事業、日々のお手入れ方法、ファッション誌「LEON」掲載アイテムなど、幅広いラインナップが好評です。このサイトのコンテンツを中心に紹介しています。


【イベント情報】「山陽レザー・デー」
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姫路の老舗タンナー 株式会社山陽の恒例企画「山陽レザー・デー(工場見学・革の相談会・即売会)」が、2月15日(水) 10:00〜、約2時間行われます。

皮革業界のビジネスパーソンをはじめ、レザークラフトファンや地域住民などに幅広く開放。姫路の地場産業である皮革づくりを周知するべく、工場見学・革のご相談等を受け付ける「山陽レザー・デー」を定期的に開催しています。

同社は創業110年を超えるタンナー(製革業者)であり、敷地面積1万坪の本社・工場にてレザーを一貫生産。皮革生産のほぼすべての工程をご覧いただける数少ない皮革工場です。

工場見学の後には、革の相談会および即売会も開催。革のオーダーメイド製作の相談もできるのがうれしいですね。次回は3月15日(水)の予定となっているそうです。


【イベント情報】「芦原橋はみだし市」

大阪の人気イベント「芦原橋はみだし市」が2月19日(日) 10:30~16:00、芦原橋ステーションプラザ(JR芦原橋駅 高架下)で開催されます。スマホポシェット、カードケースのワークショップや端革の販売ほか盛りだくさんの内容です。くわしくは下記リンク先をご覧ください。


【イベント情報】「皮革フェア」

姫路の春を告げる人気イベント「皮革フェア」の開催が御着四郷皮革協同組合 公式SNSアカウントで発表されました。今年は3月12日(日) 10:00~14:00、上鈴総合センターをはじめ4会場で行われます。ワークショップや革素材の販売など超充実。くわしくは下記リンク先をご参照ください。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2月14日「バレンタインデー」に向け、ギフト提案が盛り上がるなか、皮革産地やつくり手のイベントが行われました。ユーザー自身の手づくりや職人の手仕事のぬくもりがあふれる逸品は、とっておきのギフトにぴったりですね。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「草加レザーフェスタ」
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皮革産地 埼玉・草加の人気イベント「草加レザーフェスタ」がついに復活。2月4日(土)、東武スカイツリーライン 草加駅前 アコス南館 7Fで開催。草加市の地場産業のひとつ、皮革産業をリードするつくり手集団 そうか革職人会の創立20周年記念として行われました。
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会員企業の革製品の展示即売会を中心に、市内協力事業者製品の特別販売は開場と同時に大盛況。目が肥えた地域住民の皆さまのお眼鏡にかなう上質な製品が大放出されました。
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世代を問わず、革製品が人気。お好みの逸品と出会えたようです。
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会場には、タンナーも出展。自信作のレザーを展示販売し、DIY派ユーザーに好評でした。

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また、メディアで話題のクリエイター 和田義治さんのブースも大人気。国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」歴代の部門賞を受賞後、インキュベーション施設「浅草ものづくり工房」を経て、「ジャパンクリエイターズコレクション(JCC)」を立ち上げ、東京・浅草にショップをオープン。人気を集めています。
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筋萎性縮側索硬化症(ALS)の診断を受けたことをきっかけに、2022年11月、東海道五十三次を踏破するチャレンジを行い無事完歩。ひたむきな姿が注目され、テレビ番組「news every.」(日本テレビ系 月曜~金曜 15:50~)が密着取材。その内容がYouTubeで公開され、応援の輪が広がっています。

2023年、残りの4街道(中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道)踏破を目指しているのだそうです。今後はさらなる新プロジェクトの企画も。正式発表後、当ブログでもご紹介いたします。

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手づくり体験コーナーではアニマルモチーフのレザークラフトにチャレンジ。水に濡れると硬化する革の特性を生かした作品は、はさみなどを使わないので未就学のお子さんにも安心です。
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小さなころからレザーの魅力に触れていただき、ランドセル、革靴、革財布・・・と、ジャパンレザーを愛用して大人になってほしい、そんな願いが届いていたかのように、たくさんの笑顔であふれていたイベントでした。


【レポート】東京都素材開発支援事業セミナ ー
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東京都および東京製革業産地振興協議会が地場産業である「皮革産業」の活性化を促進するため、東京都素材開発支援事業セミナー「マーケティング・セミナー」を2月2日(木)、東京・浅草 浅草文化観光センター 5F 大会議室で行いました。
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今回のテーマは「環境配慮時代の皮革の価値づくりを考察する」。講師として吉村圭司さん(特定非営利活動法人日本皮革技術協会 副理事/一般社団法人日本皮革産業連合会 事務局長)が現在、推進している日本エコレザーの概要、経緯、定義や新プロジェクト「Thinking Leather Action」の概要、皮革とサステナビリティについてレクチャーなさいました。
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続いて、富田興業株式会社 部長 森田正明さんがゲストとして登壇。同社が打ち出すサステナブルレザー「レッザボタニカ®」の概要とブランディング、ストーリー性や製品化に向けた取り組みを紹介。
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レザーのエキスパートのおふたりが、皮革業界における「SDGs」への対応、広く理解を促すべく深耕する現状を伝えてくださいました。受講した皆さまとの質疑応答も活発。関心の高さを実感しました。


【メディア情報】「繊研新聞」

皮革卸の「丸喜」が「繊研新聞」(2月6日3面)で紹介されました。同社では農林業への被害軽減のため有害捕獲されたシカ、イノシシの個体を資源として利活用した皮革「チバレザー」の取り扱いをスタートしたそうです。

これまで「ジビエ革」などのネーミングでクリエイターが自らの製品づくりに使用したり、地域起こしの一環で製品づくりを手がけていることが多いのですが、皮革素材を卸売りすることは希少な事例であると報じられています。同紙オンライン版「senken plus」にも掲載されていますので、くわしくはリンク先をご覧ください。


【イベント情報】「TLGFC」
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東日本バッグ工業組合 参加メーカーの有志によるプロジェクト「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION(TLGFC)」のポップアップイベントが、有楽町マルイ 1F イベントスペースでスタート!

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腕利きメーカー4社がバッグ、財布、革製品を紹介しています。
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春の新生活に向けたバッグ、革小物、「春財布」にぴったりの財布もバリエーション豊富です。
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「PETRARCA」の新作は、トレンドのクロワッサン型バッグ。ショルダーストラップをアジャストすると人気復活のボディバッグ的なスタイリングも可能です。カジュアル感がありながらも、大人っぽく着こなしにも似合うきれいめな仕上がりが好評です。

2月15日(水)までの会期中、会場内でディスプレイが変更されますので、ご注意ください。


【メディア情報】「革市通信」

「日本革市」公式ウェブサイトの人気コンテンツ「革市通信」<ちょっといいモノを毎日に>最新回が公開されました。スペシャリティストア出身の鎌倉泰子さんが、日本中から集めた本革製品をバイヤー目線、ユーザー目線で厳選!

今回は「レザーに託す感謝の気持ち Valentine's Day 普段使いのアイテムで想いはいつも一緒」(日本革市choice / レザーアイテム特集)。そろそろ対面で手渡しすることにも抵抗がなくなってきたこの冬、バレンタインギフトの参考としていただきたい提案です。


【メディア情報】「LEON.jp」

「Dr.コパのモテる開運術 2023」特集【Dr.コパの開運風水】 旅行運が絶好調の2023年。持つべき旅バッグはコレ!(1月3日更新) に、人気ブランド「ZAO」のオーストリッチ製トロリーケースが掲載されました。

2023年はポストコロナ幕開けの年。Dr.コパさんによると旅行運は絶好調だそうで、吉方位の東・西方面はもちろん、旅には積極的に出かけたいもの。そこで、旅先の災難から身を守り、タイミングを整えてくれるお役立ちバッグを紹介しています。

2023年ラッキーカラーのオレンジ色であること、そもそも上質な革製であること自体が運気アップのポイントなのだそうです。レアでリッチなラッキーアイテムを旅の相棒に。ボンボヤージュ!


【イベント情報】「wisteriafujiwara」

人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」のポップアップイベント開催が発表されました。2月15日(水)~21日(火)、玉川髙島屋 2F 婦人靴売り場で行われます。

春夏の新色に加えて、日本橋髙島屋でしかオーダーできなかったタッセルスリッポンが、このイベント期間中にオーダー可能です。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2月4日は立春。暦の上では春を迎え、春らしい陽気の日もあるなど、徐々に変わりゆく季節を感じますね。中華圏の旧正月、春節の時期には、海外からの旅行客で賑わい、イベントや店頭が盛況でした。今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【イベント情報】「草加レザーフェスタ」
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埼玉県の東南部に位置する草加市の地場産業のひとつ、皮革産業をリードするつくり手集団 そうか革職人会の創立20周年記念「草加レザーフェスタ」が2月4日(土) 10:00~17:00、アコスホール(東武スカイツリーライン 草加駅前 イトーヨーカドーの上層階/アコス南館 7F)で行われます。

レザークラフト体験と革製品の展示即売会を中心に市内協力事業者製品の特別販売、大抽選会など盛りだくさん。

手づくりクラフト体験コーナーでは、市内全小学生に学校からのお手紙として「クラフト体験無料券」を配布。小学生以下の来場者、先着1,500名に、干支の「兎」のレザークラフトキットをプレゼント。状況に応じて、入場の人数制限もあるそうですのでご注意ください。くわしくは下記リンク先をご覧ください。


【イベント情報】「藤豊工業所」
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注目イベント「Leather Craft Fair 2023」<松屋銀座 5F/2月1日(水)~14日(火)>に「藤豊工業所」が参加します。

お求めになりやすい小さなクロコ製品、ロングセラーのラウンドジップ財布をはじめ、新製品のA4トートも登場予定。話題の「FLEDGE(フレッジ)」も各色ラインナップ予定です。


【レポート】「TOKYO嚢物展」
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東日本バッグ工業組合の新しいプロジェクト「BAG MAKERS TOKYO」が始動。そのお披露目となる展示会「TOKYO嚢物展」(東京・銀座 伊東屋 B1F Inspiration Hall)が1月27日(金)~28日(土)の2日間開催されました。
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組合が所蔵する江戸から明治期に日常使いされていた袋物のアーカイブ展示と、クリエイターとのコラボレーションによる新作コレクションを発表。
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このほか、コンセプトブック、コンセプトムービーも公開。さまざまなアプローチで、東京のものづくりをアピールしていました。貴重なアーカイブ展示を一部ピックアップ。
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提灯入火打石提物付(江戸中期)。提灯(ちょうちん)を内部に仕込ませ、手提げ部を持って使用したそう。火起こしに使う火種を一緒に持ち歩くための収納ケースを組み合わせています。現在ならキャンプグッズにもなりそう。単なる道具入れではない粋なデザインが素敵です。

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化粧袋(江戸中期)。印伝革の型押し彩色革に、亀甲紋をあしらった巾着型の化粧袋。華やかな色柄から若い女性向けにつくられたことが推察されます。当時の色合いに近い状態で保存されているのもうれしいですね。

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三徳腰提(江戸末期)。紙入れ、小銭入れ(懐中用の袋物)など多用途に対応した小物。収納部が細かく分かれ、使いやすさも見受けられます。身近な生物をモチーフにした留め具は凝った意匠で、江戸時代末期には金属の加工技術もかなり進んでいたのがわかります。

業界関係者も感激しきり。

国産天然皮革の魅力を発信する「日本革市」ほか多方面でご活躍の鎌倉泰子さんは、「着物を着ていた時代のミニバッグのデザインがおもしろかったです。ストラップをつけて斜めがけ、じゃない方法でいろいろな持ち方があって。直線裁ちで仕立てられている着物は、袋物をひっかけたり、収納できるところがあったからこそ、手で持つ以外の持ち運び方を工夫して楽しめたのだと改めて実感しました。そして、現在のミニバッグでもハンズフリーのアイディアとして、刺激をうけたクリエイターも多かったのではないでしょうか」とバイヤーならではの視点が鋭いですね。

オリジナルブランド「エヌ・ナンバー」をはじめ、他ブランドのデザインなど幅広く活動するバッグリスト 三上直美さんは、「今回のためにつくられた"月バッグ"も美しかったけど、とにかく江戸中期~明治の装身具が素晴らしかったですね。金唐革の贅沢な銭入や昆虫を型どった金具の銭入を見るとお金の入れ物は大切につくられていたなぁと実感。また、化粧道具入れなどは華やかな刺繍を施してあったり、お洒落をするときのウキウキ感が入れ物を通して伝わってくる気がしました」と語っています。

会期中360名以上が来場。そのうち10%が外国人観光客だったそうです。国際的なファッションタウン・銀座から東京のものづくりを世界へ発信する場となり、日本の歴史、美意識、手わざ、そして、ジャパンレザーの魅力・実力をご理解いただくきっかけとなったのではないでしょうか。

今後、アーカイブ展示についてはオンライン化の予定だそうです。正式発表後、改めてお知らせします。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」
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「ジャパンレザーVOICE」第8回(1月18日放送)の放送後記が「タイムアンドエフォート」公式ウェブサイトで公開。3つのコーナーを振り返りました。

★「キーパーソンインタビュー」
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皮革業界の第一線でご活躍、話題のキーパーソンをお迎えするコーナー。今回のゲストは、東日本バッグ工業組合 理事長 松村由美さん。東日本バッグ工業組合デジタルブランディングプロジェクトについてお話を伺いました。前述のイベント「TOKYO嚢物展」もご紹介しています。

★「ジャパンレザー 旬暦」
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毎回四季折々、そのときどきに合わせた、おすすめのアイテムをご紹介。今回のテーマは「春財布」。店頭をリサーチし、人気のラッキーカラーでセレクト。「コケット」と「エールック」「アフェット・レッチプロコ」(写真)「ダコタ」「クリーザン」から製品をビックアップ。

★「最新トピック紹介」
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スタイリングテーマを軸に、こだわりのあるレザーファッションコーデと、自分のこだわりを表現するレザークラフトを横断するこのサイトでは、革製品のコーディネートを提案する特集コレクションページやあらゆるアイテムのラインナップ、無料型紙ダウンロードも可能なレザークラフトのレシピなど多彩なコンテンツがあります。


【YouTube情報】「スキンがレザー」

一般社団法人日本タンナーズ協会 公式チャンネルで最新動画「スキンがレザー」が公開されました。今回はなんとダンス動画。しかも楽曲もオリジナル! かわいいダンスともに畜産副産物である本革の魅力を発信しています。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

関西地方の松の内も過ぎましたが、全国的に3月並みの気温を記録するなど天候が不安定。今年は防寒アウターを早めに売り切ろうとするショップが多く、春らしさをいち早く打ち出しているようです。革製品の新作にもご注目いただきたいですね。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【イベント情報】「THE LEATHER SCRAP KIMONO 展示」
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皮革産地 埼玉県草加市の伝統産業展示室「ぱりっせ」で、篠原ともえさんによる作品「THE LEATHER SCRAP KIMONO」里帰り展示が2022年12月から行われ、好評につき、2023年も継続が決定。

「SOKA LEATHER」公式ウェブサイトで期間は3月31日(金)までの予定と発表されました。同作品は国内外で高く評価され話題となっています。

その作品展示を記念した動画が公開スタート。必見です。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」第8回 
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インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第8回は、1月18日(水) 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)が行われます。

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■キーパーソンインタビュー
東日本バッグ工業組合 理事長の松村由美さんにインタビュー。

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■「ジャパンレザー 旬暦」製品紹介
2023年に注目されているラッキーカラーの春財布をご紹介!

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■ジャパンレザー「最新トピック紹介」
新サイト「teema(テーーマ)」をご紹介します!

今回は以上の3つのコーナーでジャパンレザーと革のものづくりの魅力を発信。くわしくは下記リンク先をご覧ください。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」第7回放送後記
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「ジャパンレザーVOICE」前回分(第7回)の放送後記が「TIME & EFFORT」公式ウェブサイトで公開。3つのコーナーを振り返りました。

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■「キーパーソンインタビュー」
皮革業界の第一線でご活躍、話題のキーパーソンをお迎えするコーナー。今回のゲストは、野沢浩道さん。国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード2022」のグランプリを受賞。初めてづくしのグランプリ、ジャパンレザーアワードドリームとは?

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■「ジャパンレザー 旬暦」
毎回四季折々、そのときどきに合わせた、おすすめのアイテムをご紹介。今回のテーマは「受験勉強をがんばる学生の皆さまへの応援グッズ」。「フラソリティ」と「パーリィー」「野村製作所」「キッサ・ティールームス」からレザーペンケースを厳選。

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■「最新トピック紹介」
エキゾチックレザーの最新情報をまとめたサイト「エキゾチックレザーマーケットジャパン」をご紹介。2022年春にオープンしたこのサイトでは、エキゾチックレザーに関する基礎知識やJRA製品表示事業、日々のお手入れ方法だけでなく、サステナビリティについても。特設ページや雑誌「LEON」掲載情報も必見です。

くわしくは下記リンク先をご覧ください。


【メディア情報】「LEON.jp」

「LEON.jp」(12月24日更新)モテる「冬コモノ」の選び方特集「普段使いでギャップを作り出す、エキゾな色財布4選」で、「フジトヨ トウキョウ」「フレッジ」「東京クロコダイル」の財布が掲載されました。春財布をお探しの方必見です!


【イベント情報】「TLGFC」
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東日本バッグ工業組合 組合員有志による「#TLGFC/TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが1月19日(木)~25日(水)、池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催されます。
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腕利きメーカーのバッグ、財布、革製品がバリエーション豊富に直販。皮革素材、副資材の高騰、価格改定が続くなか、値上げラッシュのインポートブランドを敬遠し、国内ブランドへの回帰が顕著です。ファクトリーダイレクトならではの、クオリティとプライスのバランスのよさを実感できるものづくり、ぜひご注目いただきたいですね。
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写真は前回(2022年12月)開催時に撮影させていただきました。
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クリスマス前ということで、ギフトや自分へのご褒美に、上質なレザーのアイテムがよく売れていました。
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シンプルなデザインの定番アイテムが充実しており、リピーターに好評です。

また、改札前のエリアということで、百貨店の上層階まで移動、ということもなく、開放的な場所でスムーズにショッピングできるのもいいですね。新型コロナウイルス第8波の拡大が懸念されるなか、駅ナカのポップアップイベントが見直され、定着しています。


【展示会情報】皮革卸個展

皮革卸企業各社が2023年-24年秋冬コレクション個展を東京・浅草周辺エリアで開催します。画像は、前回開催時に撮影させていただきました。

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「富田興業」
日程:1月18日(水)~20日(金) 
場所:富田興業株式会社 本社 2F ショールーム(台東区今戸1-3-12)

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「吉比産業」
日程:1月18日(水)~20日(金)
場所:吉比産業株式会社 東京支社 ショールーム(台東区東浅草1-2-2)

「丸喜」
日程:1月18日(水)~20日(金)
場所:株式会社丸喜 本社 4F ショールーム(台東区今戸2-33-5)

会期終了後もショールームで継続して展示されるようです。来場ご希望の場合は各社にアポイントを入れてみてはいかがでしょうか? このほか、皮革卸企業・個展プレ情報は「バガジン」(1月1日)25面に掲載されていますので、お手もとの誌面をご参照ください。

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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