欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ の記事

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

6月4日(火)、大手コンビニエンスストアのローソンが、カスタマーハラスメント対策の一環として、店舗のクルー(スタッフ)の名札についての見直しを発表。昨今の状況やプライバシー保護等の観点を鑑み、実名以外での任意のアルファベット表記が実現しました。さらにはその問題で、皮革業界での先進事例がメディアに登場!最後のトピックでご紹介いたします。
このほか、イベント、トピックも加え、お伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「ジャパンレザーVOICE」

Web動画配信コンテンツ「ジャパンレザーVOICE(レザボイ)」が、3年目を迎えます。今年度は配信スタイルをリニューアル。当連合会公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」から発信いたします。
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先日、2024年度第22回分の収録を行い、夏に欠かせないアイテムの最新傾向と夏休みのお出かけにぴったりのショップのご紹介を撮影させていただきました。「レザボイ」でしか見ることができない、ジャパンレザーのつくり手たちとジャパンレザーファンがつながる内容にすべく、鋭意製作中です。

最新情報および詳細は、当ブログでお知らせいたしますので、どうぞ、お楽しみに!

アーカイブは、「JLIAtv」でご覧いただけます。ぜひご視聴ください。



【イベント】「maruki OUTLET LEATHER SALE 2024」

大好評の学生向け企画が今年も開催決定!
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皮革卸の丸喜が本社ショールーム(東京・浅草)で、「maruki OUTLET LEATHER SALE 2024」第一弾を、6月12日(水) と16日(日)に行います。
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お見逃しなく!



【展示会】皮革卸個展

皮革卸の山陽の2025年春夏コレクション個展(東京・浅草)が開催されます。
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「山陽」
期間:6月13日(木)・14日(金)
場所:台東区立浅草公会堂(東京都台東区浅草1-38-6)


写真は前回開催時に撮影させていただきました。


皮革卸企業各社(大阪・神戸)の2025年春夏コレクション個展が6月18日(火)からスタートします。

「ミヤツグ」
期間:6月18日(火)~28日(金)
場所:同社ショールーム(大阪市浪速区大国2-5-4)


「寿屋」
期間:6月20日(木)・21日(金)
場所:大阪本社ショールーム(大阪市浪速区大国2-1-1)


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「富田興業」
期間:6月20日(木)・21日(金)
場所:神戸レザークロス3F(神戸市長田区西尻池町2-5-12)


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写真は東京展で撮影させていただきました。


【メディア】日本バッグ協会「サイフの日」

「繊研新聞」(6月7日)で、日本バッグ協会の「サイフの日」販促キャンペーンについて掲載されました。

日本バッグ協会は3月12日を「サイフの日」と定め、当日に向けた販促キャンペーンとして使用済み財布の回収を行っています。今年で9回目となり、百貨店を中心に25店、26売り場が参加。

百貨店や専門店の売り場に回収ボックスを設置して、使用済み財布を約1,500個集めました。回収した財布は同協会がまとめて、神社の神職に清祓(きよばら)いしてもらい処分したそうです。買い替え需要の促進はもちろん、「財布の捨て方がわからない」というユーザーの悩みを解消しました。


近年では「メルカリ」などのフリマアプリでの個人売買も増えているようですが、リセールによるブランドイメージ棄損にもつながる可能性も懸念されています。土屋鞄製造所では、顧客が古くなり使わなくなった鞄や革小物を引き取り、修理やメンテナンスを行い、ポップアップイベントなどで再販売する取り組みを行っています。


SDGsの12目標のひとつ、「つくる責任・つかう責任」にもつながる、製品回収は今後も注目したい流れですね。


【メディア】「レザークラフトフェニックス」  

大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」が、首都圏で一番聴かれている朝の情報番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)に出演。同社で1年前から実施している「ビジネスネーム制度」について取材されました。



WebやSNSが普及するいま、店舗営業にまつわる業務以外にも、SNSでの顔出し投稿、動画配信なども増加。本名を起点に個人情報にアクセスしやすいため、ボタンのかけ違いによるトラブルの防止は喫緊の課題です。さらには人手不足問題もあり、安心して働ける環境づくりも欠かせません。
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「ビジネスネーム」は「ニックネーム」というより、アーティストやタレントの「芸名」に近い感覚で、ポジティブにとらえて、日常的に使うことができるのもいいですね。今後、皮革素材および革製品の販売現場においては選択肢のひとつとなりそうです。写真は「レザークラフトフェニックス」公式SNSアカウントより。

また、当ブログ 連載でお馴染みの村木るいさんが、この件について、「ジャパンレザーVOICE」のコンテンツ「キーパーソンインタビュー」で語っています。「JLIAtv」でのアーカイブ配信、編集後記でも公開していますので、併せてチェックしてください。



カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

今年は梅雨入りが平年よりも遅れていますが、早くもゲリラ豪雨が降り、季節の変化を感じます。6月からの定額減税に加え、6月16日に「父の日」を控えるなか、売り場ではギフト提案、そして、「セルフ父の日」ニーズの復活にも期待したいですね!

今回もイベントレポート、トピックも加え、お伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「JIS K 6541:2024 革(レザー)-用語」制定などの説明会

「東京レザーフェア」(東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館 4~7F/5月23日・24日)会期中の5月24日(金)、同じ建物の8Fで、一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が、皮革業界等の素材用語を規定する「JIS K 6541:2024 革(レザー)―用語 Leather-Vocabulary」、および4月に改訂された日本エコレザーの認定制度に関する説明会を行いました。
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この写真では見えませんが、会場にくまなく設置された補助椅子にもすべ着席。約160名もの方々が参加。質疑応答も活発に行われ、皆さまの関心の高さを実感しました。

翌週からメディアでの報道がスタート。5月27日(月)の「繊研新聞」デジタル版で公開後、該当記事を投稿した同社公式Xカウントのポストが160万以上のインプレッション(表示回数)を獲得しました。

「WWDJAPAN」などのメディア、ファッション業界・レザー業界で活躍するビジネスパーソン、レザークリエイターたちが次々とSNSで投稿。とても盛り上がっています。今回の流れは「note」のアカウント「belllens」でまとめ記事化。説明会開催前からの流れに加え、6月3日(月)までの動向がアップデートされています。ぜひ、ご覧ください。



【レポート】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION(TLGFC)」ポップアップイベントが本日6月5日(水)まで、池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催中です。

今回は会期を3つに区切り、参加ブランドの一部をメンバーチェンジするという試みを実施。乗降客が多い池袋駅構内で通勤通学の行き帰りに、新鮮な印象をアピールしています。

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今回は「スクイーズ」が初参加。上質な革財布、革小物を紹介しました。

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「ステージ」では、「父の日」ギフト提案を強化。使いやすさを追求したペンケース、メガネケースに加え、長財布もラインナップ。
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7月からの新紙幣発行を見据え、災害時やシステムトラブル時のバックアップとして、スマホ決済ユーザーにとって安心で持ち運びやすいコンパクトなタイプを訴求しています。

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多様化するニーズに真摯に向き合う「三和袋物」。サイズ、カラー、デザインがバリエーション豊富に展開しています。

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「ペトラルカ」はエレガントな上質バッグが好評。海外からのインバウンド客には、パイソンやリザードなどエキゾチックレザーのプレミアム感のあるバッグがヒット。
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値札を見ずにお求めになる方が多いそうで、メイドインジャパンのクオリティと円安によるお値打ち感の相乗効果でお買い上げが続々。

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上野松坂屋、大丸東京店など、百貨店でのポップアップイベントも相次ぐ「ベルラベル」。上野松坂屋でのイベント「HAPPY PANDAFUL DAYS」とのコラボレーションによるコラボ限定アイテムが大ブレイク。その影響で、今回もパンダ関連アイテム(革小物にパンダモチーフの刻印)などが人気を集めています。大丸梅田店でもポップアップイベント開催予定です。



【イベント】「日本革市」

国産天然皮革の魅力を伝える人気イベント「日本革市」が2024年春夏シーズンもスタート! 福島県郡山市のうすい百貨店 1F ポップアップスペースで開催中!

会期中、第一週・第二週で参加ブランドが変わり、清川商店、三竹産業、リーブス、ハートビート、エイチが出展しています。

福島県唯一の百貨店、うすい百貨店には、県内の浜通り、会津からもリピーターが訪れ、「日本革市」でしか買えない日本製革製品との出会いを、心待ちにしてくださっている顧客も多く毎回盛況です。「父の日」ギフトはもちろん、「セルフ父の日」として上質なジャパンレザーをお探しの大人世代のユーザーの皆さまもいらっしゃるようです。会期は6月10日(月)まで。



【コンテスト】「ジャパンレザーアワード2024」

国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」が、2024年度公式ウェブサイトのグランドオープン前に、同アワードのポータルサイトでうれしいニュースが発信されました。

「ジャパンレザーアワード2024」募集告知リーフレットおよび応募要項 冊子(どちらもPDF)が公開スタート!

いち早く作品の構想を練りたい皆さま、ぜひ、チェックしてください。

なお、公式ウェブサイトのグランドオープンおよび事前エントリー申込み開始は、6月17日(月)です。改めてお知らせいたします。お楽しみに!!



【展示会】皮革卸個展

皮革卸企業各社が2025年春夏コレクション個展を東京・浅草周辺エリアで開催。その一部をご紹介いたします。

「富田興業」
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日程:6月5日(水)~7日(金)
場所:富田興業株式会社 本社 2F ショールーム(台東区今戸1-3-12)


画像は「東京レザーフェア」開催時に撮影させていただきました。

「吉比産業」
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日程:6月5日(水)~7日(金)
場所:吉比産業株式会社 東京支社 ショールーム(台東区東浅草1-2-2)


画像は「東京レザーフェア」開催時に撮影させていただきました。

「丸喜」
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日程:6月5日(水)~7日(金)
場所:株式会社丸喜 本社 6F ショールーム(台東区浅草7-3-6 タテマツビル)


画像は、前回開催時に撮影させていただきました。なお、ショールームを移転なさっていますので、ご注意ください。


【写真集】上吉川祐一さん「かわと生きる」

先週の村木さん連載でもお知らせしましたが、上吉川祐一さんの写真集「かわと生きる」(ulus publishing)が発売されました。

牛の「皮」が「革」となるまでの過程を丁寧に追いかけた、ほかに類のない一冊。革なめし職人(タンナー)へのインタビューも収録されています。


写真展「いのち」は富士フイルムギャラリー(東京・札幌・大阪)の会期が無事終了。大阪展では会期中14日間で8,000名もの来場者を記録したそうです。続いて首都圏エリアでもイベントが予定されていますので、改めてお知らせいたします。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

今週は、「東京レザーフェア」や「本日は革日和♪」など、浅草周辺・近隣エリアでジャパンレザー関連のさまざまなイベントが行われます。見本市、展示会、説明会といったビジネスパーソン、クリエイター向けの内容だけでなく、ものづくり体験ワークショップなど、ユーザー向けのコンテンツも各地で開催され、盛り上がります!
このほか、産地のレポート、トピックも加え、お伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「豊岡鞄展」

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」の展示会が5月16日(木)~19日(日)、東京・丸の内 KITTE B1F 東京シティアイ パフォーマンスゾーンで行われました。
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「鞄の本質に向き合い続ける豊岡鞄のものづくりを、もっと身近に体験していただきたい」という つくり手のメッセージをストレートに表現。
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今回はユーザー向けのPRを強化し、ものづくり体験ワークショップのチケットなどの配布により、来場者がさらにアップ。
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初日の午前中から行列ができ、1日で約100組が参加したそうです。

豊岡鞄・豊岡財布の展示販売を中心に構成。
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参加企業の定番&新作鞄をはじめ、財布と革小物では、父の日のギフト提案や、7月の新紙幣発行のタイミングで予想される買い替え需要に向けてアピールしています。
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豊岡鞄の始まり、地域についてのインフォメーション、鞄職人が日々使い込む愛着ある道具たちをはじめ、豊岡鞄を形作るひとつひとつの大切なパーツの展示も毎回好評です。
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豊岡鞄展では、新しい人材を募集中。雇用とつくり手の育成を産地で取り組むアルチザンスクール、鞄縫製者トレーニングセンター卒業生の作品もお披露目。
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鞄づくりを地域の産業として発展させていくために、鞄職人の育成に注力。豊岡市と鞄工業組合が協力して作った"アルチザンスクール" は、鞄づくりに必要な知識と技術、経営学などを学べる鞄の専門学校。" 鞄縫製者トレーニングセンター" は現場で活かせる技術を短期で習得できる場として、鞄縫製者の人材育成に取り組んでいます。

昨年、豊岡に移住し活躍する若手職人がテレビ番組で紹介され話題に。会場でも移住についての質問や住まいについてなどなど、豊岡市市役所職員に質問・相談などが寄せられたそうです。

また、ふるさと納税返礼品として鞄関連製品が大人気。値上げラッシュによる消費マインドの落ち込みもあり、注目度が高まっています。国内のEC販売トップ、アマゾンがふるさと納税サイトへの参入が予定され、さらに活気づきそうですね。ものづくりとひとづくりをアップデートする鞄産地・豊岡の先進的な取り組みから目が離せません。



【展示会】「東京レザーフェア」

日本最大規模の皮革・布帛・機能性素材・パーツの展示会「第107回東京レザーフェア」が、5月23日(木)~24日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館 4~7Fで開催されます。『「ACTION!」未来は始まっている』をテーマに、2025年春夏コレクションを発表。会場での展示をはじめ、トレンドセミナーなどコンテンツも充実。さらにはインスタライブも配信予定。さまざまなアプローチで情報発信されます。



「東京レザーフェア」会期中の5月24日(金) 11:00~、同会場 8F 第二会議室で、JIS 革表記および日本エコレザーの改訂についての説明会が行われます。

『「革」「レザー」と呼べる製品は、動物由来のものに限定する』と、JIS(日本産業規格)で2024年3月に規定されました。例えば、植物由来の原料を使った素材を〇〇革・〇〇レザーとは呼べません。

JISリーフレット(A4両面三つ折り。完成サイズはA4の1/3)を印刷し、5月末頃に日本皮革産業連合会の会員団体に納品されます。ご希望の方は所属団体又は日本皮革産業連合会にお問い合わせください。社内、お取引先等への内容の周知・配布に、ご協力をお願いします。今後、Web・SNS素材の作成、新聞広告、関係業界・マスコミへの書簡送付、プレスリリースなどを予定しています。

日本エコレザー認定制度の改訂についても説明されますのでお見逃しなく。



【イベント】「モノマチ

革製品をはじめ、ファッション雑貨の産地として知られる東京都台東区。人気を集めている蔵前を中心とした台東区南部一帯エリアで、ビッグイベント「モノマチ」が5月23日(金)からスタートします。
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自治体ではなく、台東モノマチ協会(正式名称:台東モノづくりのマチづくり協会)という民間団体が主催。古くからものづくりが盛んで、製造・卸の集積地として歴史を有する地域の企業、事業者、計111社が参加。ファクトリー、工房を一般公開し、会期中に特別なプログラムを実施。ワークショップだけでも57件も行われます。

15回目となる「モノマチ2024」のテーマは「あなたのスキがみつかるマチ」。
初めてモノマチに来場する方も、何度もモノマチに来場している方も毎回違った体験を通して、自分だけの「スキ」を見つけてほしい、との願いが込めれています。


ランドマークであるインキュベーション施設「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」では、施設公開&販売会を実施。普段自由に見ることができない各アトリエを公開し、入居デザイナーの製品が展示販売され、直接デザイナーと交流できます。


また、施設内では、デザビレ卒業生や、姉妹施設「浅草ものづくり工房」の入居クリエイターも参加します。街歩きとともにものづくりに触れてみてはいかがでしょうか?



【イベント】「本日は革日和♪」

当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんが主催する人気イベント「本日は革日和♪」が、5月24日(金)・25日(土)、東京・浅草橋 文具共和会館で行われます。
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「本日は革日和♪」は「革がもうちょっと楽しくなる」をコンセプトに開催。全国各地で展示会や革屋さんの感謝市、バスツアーなどが企画・運営されています。

今回は、ケア製品の国内トップメーカーであるコロンブスが参加。ジビエレザーセミナー(獣害駆除の産物、チバレザー)なども必聴です!

写真は2023年東京開催時に撮影させていただきました。

「今回は、革屋・工具・刃型屋など各種革職種による展示会(有料/事前予約制予定)です。展示会では革に関する工具や革の紹介・販売・技術ワークショップなどをしています。限定品!や特価セール!などはありませんので、どの回にご参加していただいても大丈夫です」(村木さん)。

ビジネスパーソン、クリエイター、レザークラフトファンのビギナーも楽しめる内容となっています。「東京レザーフェア」「モノマチ」とも行き来がしやすい場所ですので、エントリーののうえ、お出かけください。



【メディア】「ガレッジセールのオリタラドコ旅」

「ガレッジセールのオリタラドコ旅」(千葉テレビ放送)で、皮革産地 埼玉県草加市の「草加市伝統産業展示室売店 ぱりっせ」が登場。クオリティが高い草加レザーに触れ、レザークラフト体験にも挑戦するようすが紹介されました。

全国放送もあり、BSよしもとでは5月25日(土) 8:45~放送されます。必見ですね。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

本日5月15日(水)は、「一粒万倍日」「大安」など、5つの吉日が重なる最強開運日と言われ、ハイブランドをはじめ、財布メーカーが商機ととらえています。
7月3日(水)の新紙幣発行を控え、精算機、レジなどの置き換え準備も着々と進んでいるそうですが、キャッシュレス化のさらなる普及が予想される一方、「新紙幣をいい財布で使いたい」というニーズもありそう。
多様性の時代、細分化する嗜好をキャッチしたものづくりは、国内メーカーの腕の見せどころ。日本製革財布を多くのユーザーの皆さまにお届けしていきたいですね。
このほか、今週も最新トピックやイベントなどをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「ジャパンレザーVOICE」

Web動画配信コンテンツ「ジャパンレザーVOICE(レザボイ)」が、3年目を迎えます。今年度は配信スタイルをリニューアル。当連合会公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」からの配信となります。
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先日、2024年度初回の収録を行いました。従来どおりのさまざまなトピックに加え、ジャパンレザーのものづくりにフォーカスし、深堀りするコンテンツもご用意しております。
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腕利きメーカーから上質な革製品をお借りして撮影させていただきました。「レザボイ」でしか見ることができない、ジャパンレザーのつくり手たちとジャパンレザーファンがつながる内容にすべく、鋭意制作中です。

最新情報および詳細は、当ブログでお知らせいたしますので、どうぞ、お楽しみに!

アーカイブは、「JLIAtv」でご覧いただけます。ぜひご視聴ください。



【メディア】「繊研新聞」

靴づくりの技術と関連するビジネスを学ぶ専門教育機関として知られるエスペランサ靴学院 大山一哲学院長が、「繊研新聞」連載インタビュー企画《トップに聞く》(5月14日3面)に登場!

この夏から、単体の講座の受講制度がスタートするそうです。リスキリング、リカレント教育などが注目されるなか、ビジネスパーソンの学び直しやスキルアップの場、受け皿となるのはうれしい。キャリアデザインの再構築を考えている方に朗報ですね。

同紙デジタル版「senken plus」でも公開されました。有料会員限定記事となっていますので、ご注意ください。


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大山学院長のインタビュー動画が「JLIAtv」のアーカイブで公開中です。あわせてご視聴ください。



【説明会】JISの制定、JISリーフレット作成

2024年3月より、『「革」「レザー」と呼べる製品は、動物由来のものに限定する』とJIS(日本産業規格)で規定されました。例えば、植物由来の原料を使った素材は、〇〇革・〇〇レザーと呼べません。
この内容のJISリーフレット(A4両面三つ折り。完成サイズはA4の1/3)を印刷し、5月末頃、当連合会の会員団体に納品されます。ご希望の方は所属団体又は当連合会にお問い合わせください。社内、お取引先等への内容の周知・配布に、ご協力をお願いします。今後、Web・SNS素材の作成、新聞広告、関係業界・マスコミへの書簡送付、プレスリリースなどを予定しています。
これに関する説明会が、5月24日(金) 11:00~、東京・浅草 都立貿易センター台東館 8F 第二会議室([東京レザーフェア」会場と同じ建物)で行われます。

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今回の説明会では以下の①②についてご説明いたします。

①「JIS K 6541:2024 革(レザー)ー用語」の制定
②日本エコレザー 認定制度の改訂
(JISの概要は下のリンク先「関連資料」の1つ目、日本エコレザー 認定制度の改訂概要は、下のリンク先の「URLリンク」「関連資料」の2つ目をご覧ください)


同時期に、同じ建物の4~7Fにて、「東京レザーフェア」が開催されております。ご来場にあわせて、説明会への参加をご検討ください。


【ラーニング】「皮革関連セミナー」

都立皮革技術センター 台東支所の恒例企画、「皮革関連セミナー」(無料・要事前予約)の最新回について発表がされています。令和6年度第1回は6月12日(水)に開催。

「皮から革へ-革の製造工程の実際」にフォーカス。都立皮革技術センター(墨田区東墨田3-3-14)で、原皮から製品革になるまでの工程の一部を実際に見ることができます。どのような機械でどのような作業をするのかがよくわかり、革製品の製造や販売の仕事に携わっている方は必見のセミナーです。



【展覧会】「たばこと塩の博物館」

「時代とあゆむ袋物商 たばこ入れからハンドバッグまで」が、たばこと塩の博物館(東京都墨田区横川/最寄り駅:都営浅草線「本所吾妻橋駅」より徒歩約10分)で開催中! 当ブログ連載でお馴染みの村木るいさんが注目し、個人ブログ、SNSで投稿するなど話題になっています。


同展では、ハンドバッグや袋物のルーツといわれる喫煙具の歴史、用と美、変わりゆく時代の需要に応え続けた職人や袋物商たちの仕事を紹介。明治時代に流行した合切袋などは、現代のスマホショルダーに役割が近いかもしれません。歴史を知ることで、創作意欲を刺激してみてはいかがでしょうか?



【海外展示会】「COTERIE」展 JAPANブース出展者募集<締め切り迫る>

日本の革製品の品質の高さやデザイン力を広く海外へPRするために、9月22日~24日、「COTERIE」展(米国・ニューヨーク)において、一般社団法人日本皮革産業連合会が令和元年度に引き続き7回目となるJAPANブースを設置。このJAPANブースへの出展を希望する事業者を募集中です。申込締切は5月20日(月)です。くわしくは下のリンク先をご覧ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

大型連休が終わると、鞄・バッグ業界の展示会。今年は来週行われます。この時期に合わせ若い世代の事業者が新しい取り組みを発表。つくり手、ビジネスパーソンのつながりがほしい方におすすめです。最後のトピックでご紹介いたします。
このほか、今週もレポート、最新トピックやイベントなどをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【卒展レポート】台東分校 製くつ科
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東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科が、3月21日(木)に令和5年度 製くつ科 52期生 卒業制作展を開催しました。
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同校は、人気漫画作品「靴の向くまま」で紹介され話題となっています。

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熱気にあふれた会場。こうして通常に戻って展示を拝見できてうれしいです。

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エントランスには、すべての出品作品の写真を展示。
来場者のアンケートにより、投票項目ごとに最も得票数の多かった作品は・・・

〇販売していたら購入したい靴:「スパッツ」(写真・奥)
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〇見た目が良い靴:「ガウディの逆さ吊り実験」
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〇発想が斬新な靴:「とりよせバックツ」(写真・右)
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1位獲得、おめでとうございます!

このほか、今年度もお一人おひとりの個性を生かした作品がいっぱい!
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トレンドのカウボーイ・コアファッションもいち早くキャッチ。
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チノパンツ、ジーンズなどボトムスとのコーディネートによるディスプレイも新しい提案でした。
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東武鉄道の新型特急列車「スペーシアX」をモチーフにした作品が目をひきます。
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東武浅草駅から出発してすぐ鉄橋を走行する姿を目にする機会が多いですよね。新しいアプローチの「浅草らしい靴」といえるかもしれません。

家族の絆を感じる作品も。
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ご両親のためにつくった靴を作品として展示している方がいらっしゃいました。理想的な男性像・女性像ではなく、大切なひとのために・・・という ものづくりが素敵です。
   
退場時には、開運おみくじのプレゼントに感激しました!
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「牛吉」があたるとラッキー。パズルにもなっていて楽しいサプライズでした。
   


【卒展レポート】専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
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専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジの卒業制作展と学園祭が融合したイベント、「卒祭 2024」が3月8日(金)~10日(日)に行われました。
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シューズ・バッグコースの展示にお邪魔してビックリ。今年度は、とにかく突き抜けている作品が多く、度肝を抜かれました。
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残念ながらレザー以外のマテリアルの使用が多めでしたが、般若心経をモチーフにした作品や手で履く靴など、着想を作品として成立させたパワーが素晴らしい! パーツが多くて大変そうな作品にもかかわらず、縫製のよさがアイディア、デザインを引き立てて、完成度を高めています。茶目っ気のあるヴィジュアルもいいですね。

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レザーを使用した作品では、ボトムスと一体化した靴や、左右で色が異なる作品・・・。
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シャーリングのような技法で連続性のある美しさなど、アート的なアプローチの作品は、同校らしさがありますね。

また、AIの活用も進んでいて、手仕事、デジタル、AIを融合させた次世代型ビスポークの提案も秀逸!
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開発者の大澤さん。すでにさまざまなオファーがあり、クリエイターとして活躍中です。
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シューズデザインのAI自動画像生成のプレゼンテーションは、希望するキーワードを音声入力します。「ジャパンレザーの魅力を表現するシューズ」と伝えて数秒で・・・。
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卒展24ヒコ自動生成02.jpgのサムネイル画像
オリジナルシューズの画像が表示されます。シューズデザインが大きく変わる時代の到来を感じました。



【メディア】「Bagazine bit」

鞄・バッグの専門誌のウェブ版、「Bagazine bit」の恒例企画<バッグ・鞄業界2024年5月展示会場マップ>が公開されました。

バッグメーカー各社の展示会場をグーグルマップ上で紹介。それぞれのピン(マーカー)をクリックすると、社名、場所、日程、コメント(テーマ、コンセプト、商品ラインナップなど。内容は各社によって異なり、記述がない場合も)が閲覧できます。移動ルート確認にとても便利な仕様です。どうぞ、ご活用ください。



【イベント】「豊岡鞄展」

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド、「豊岡鞄」の展示会が5月16日(木)~19日(日)、東京・丸の内 KITTE B1 東京シティアイ パフォーマンスゾーンで行われます。各日10:00~19:00開場。入場無料・予約不要です。
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鞄の本質に向き合い続ける豊岡鞄のものづくりを、もっと身近に体験していただきたい。そんな思いの詰まった展示会です。
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豊岡鞄・豊岡財布の展示販売を中心に、鞄職人が日々使い込む愛着ある道具たちをはじめ、豊岡鞄を形作る一つひとつの大切なパーツの展示。豊岡鞄の始まりや地域について紹介されます。熟練職人の実演も毎回好評です。
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豊岡鞄展では、新しい人材を募集。
雇用とつくり手の育成を産地で取り組むアルチザンスクール、鞄縫製者トレーニングセンターが好評です。鞄づくりを地域の産業として発展させていくために、鞄職人の育成に注力。豊岡市と鞄工業組合が協力して作った"アルチザンスクール" は、鞄づくりに必要な知識と技術、経営学などを学べる鞄の専門学校。" 鞄縫製者トレーニングセンター" は現場で活かせる技術を短期で習得できる場として、鞄縫製者の人材育成に取り組んでいます。
鞄が好きな方やものづくりに興味のある方、ファッションや流行の物に触れてみたい方は是非この機会にお越しいただきスタッフまでお気軽に。移住についてのご質問や住まいについても豊岡市、市役所職員と一緒に相談にのってくれます。

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また、職人の道具で作る、簡単・本格的なワークショップ(500円~)を開催。ミニチュアバッグなどのものづくり体験にトライできます。写真は前回開催時に撮影させていただきました。



【イベント】waji主催フットサル大会

鞄・革小物の製造を手がける株式会社wajiが、鞄業界へ向けた、ビジネスの枠を超えた経験の大切さを皆で分かち合いたいという想いから、フットサル大会開催を発表。5月14日(火) 19:00~22:00、浅草RO・3G 5F フットサル場 スーパーマルチコートで行われます。

今回の企画は同社 菅野社長がはじめたフットサルがきっかけ。「自分自身がサッカーを続けてきていたこともあり、つながりのある職人や材料メーカーの方たちと、日ごろの運動不足解消で始めたのがきっかけです。皆久々の体験で、経験者は当時を思い出してエキサイトし、未経験者も運動を通じた何とも言えない解放感や達成感を感じていました」(菅野社長)。

フットサルで関係ができた方々と、新たな提案やビジネスの展開に発展することが多くなるそうで、「絆というか、つながりと言いますか、仕事の枠を超えたもの。うまくは言えませんが、関係性が深くなり、新たなビジネスが生まれやすくなりました。そんなことから、もっとこの輪を広げたいと考えるようになりました。スポーツや体験を共有することで、仕事としてのつながりを超えたものが生まれます。フットサルに拘らず、私たちがコミュニティを提供することで、きっかけ作りの一助になり、鞄業界を盛り上げていければと思っております。皆様のご参加、お待ちしております!!」(菅野社長)。

同社では、2024年 1月1日に松本光平(まつもとこうへい)選手(現 ソロモン諸島 ソロモン・ウォリアーズ所属)と、個人スポンサー契約を締結。松本選手は失明の危機に陥るも現役復帰を果たした、プロとして挑戦し続けるフットボーラー。夢を追いかける松本選手をサポートしています。

過去3度のフットサル大会を開催し、先述した松本選手との出会いやプロジェクトも発足。このように、体験を通じて生まれる絆やつながりを、生業とする鞄業界にも広めていきたいそうです。

参加費は無料(レクレーション傷害保険加入料込み)。経験者、未経験者でチーム分けとなりますので、未経験者の方でも安心。雨天決行(屋根あり)。参加賞あり。レンタル品に関しては自費です。申し込みは5月10日(金)まで。下のリンク先の参加フォームでエントリーできます。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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