欧米ブランドに「負けていないぞ!」

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カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2023年8月1日、タクシーやバスの運転手を対象に車内での氏名掲示義務を廃止することを、国土交通省が発表しました。道路運送法などに基づく省令を同日に改正。運転手のプライバシーに配慮し、安心して働ける職場環境に。「2024年問題」(2024年4月1日以降、 自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限される)に向け、人手不足解消を狙います。

皮革業界では、大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」による従業員のビジネスネーム制導入が話題です。くわしくは下記(【イベント情報】「フェニックスナイト」)をご覧ください。

このほか、今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】トークライブ「靴族会議」

靴の街・浅草の紹介と靴とともに生き、その未来を夢見る、さまざまな人たちを紹介する「NO SHOES NO LIFE(ノーシューズ・ノーライフ)~靴を夢見る人が集う街・浅草~」が7月22日(土)~8月31日(木)、東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センター 7Fの展示スペースで開催中です

シューズジャーナリストの第一人者、城 一生さん(クツミライパートナーズ/シューフィル)監修による展示をはじめ、貴重な名靴などの展示、靴製作の実演やワークショップ、足と靴の相談室などの実演企画が次々と行われ好評です。


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8月19日(土)、26日(土)にはトークライブ「靴族会議」(各日14:00~16:00)を開催。
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8月19日(土)は「靴学者(かがくしゃ)たちの未来図/市場激変の令和、靴を学ぶ若者たちはどう生きるか」。東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科 指導員 藤村孝幸さん、エスペランサ靴学院 学院長 大山一哲さん、靴作家 曽田耕さんをはじめとした靴製作者を囲み、従来にない靴関連の仕事にチャレンジする若者たちの活動ぶりを聞き、よりよいクツミライについて話し合いました。
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取材でご来場の繊研新聞記者 須田渉美さんも飛び入りで登壇。国内事業者の個展から海外の展示会まで幅広くカバーし、丁寧な取材と的確な分析で信頼が寄せられています。台東分校卒業生も城さんの指名で発言するなど自由に意見交換。世代間ギャップを軽々と超え、前向きな気持ちになる場でした。
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最後に、参加者の皆さまで記念写真を撮影いたしました。その場でご許可いただき、修正なしで掲載させていただきます。

8月26日(土)は「どうする、どうなる、日本の靴/産業危機の今、靴の新たな価値や可能性について考える」。シューズクリエイター 末光宏さん、3DCAD技術者 島倉和也さん、シューフィッターこまつさん、オカモト 小田哲史さんほか、さまざまなジャンルで活躍する方々が登壇。革靴の新しい市場価値の創造・提案についてのセッションとなる予定。必聴です。

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8月22日(火)~27日(水)は、末光宏さん(The Shoe Work Shop)による「靴製作実演とワークショップ ザ・シューワークショップ」。革製スニーカーの底縫いの実演を行っています。
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昨日8月22日(火)にお邪魔したのですが、欧米からの観光客のご来場が多く、国際色豊か。
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期間中、英語が話せるクリエイターが日替わりで担当しているそうです。
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富士山モチーフのサンダルも好評!

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ジャパンレザーファンのお客さまにもじっくり応対し、日本製レザーシューズへのご理解を深めていただけたのではないでしょうか?


8月26日(土)は、川上陽子さんによる「ゲタラボ・一本歯下駄ワークショップ 足と身体のセラピスト」。一本歯下駄の健康プレゼンテーションにご注目を。
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取材にお邪魔した際、ちょうど川上さんが打ち合わせにいらっしゃっていて、体験させていただきました。運動不足のおじさんにはハードルが高いのでは?と思ったのですが、丁寧にサポートしてくださり、一本歯の下駄で無事立つことができました。

竹馬で歩いているようで、いつもと視界が変わるのが楽しい。健康プレゼンテーションとのタイトルの通り、体幹が鍛えられるような感じで、全く使っていない筋肉がプルプル・・・。脱いだあとは通常とは違う、身体が軽い感覚があり、一時的ですが姿勢がよくなりました(個人的な感想です)。
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大人用のほか子ども用がありますので、夏休みの自由研究にもぴったりです! 近隣にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。



【イベント情報】「フェニックスナイト」

人気ショップ「レザークラフトフェニックス」(大阪・奥なんば)の恒例企画「フェニックスナイト」を8月25日(金)に開催。当ブログ連載など多方面で活躍する村木るいさんが無料セミナーに登壇。「裁断における固定と摩擦」をレクチャーします。
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毎月最終金曜の営業時間を20時まで延長。「フェニックスナイト」としてイベント化しています。ネットではわからない、色合い・風合いなどレザーの魅力に触れることができますよ。


また、「レザークラフトフェニックス」では、スタッフのビジネスネーム制が注目されています。

ビジネスネームとは、店内での業務および同店公式SNSアカウントの投稿などにおいて使用されるスタッフ個人の名称。アイドルやアーティストでいえば、芸名にあたり、勤務時間外やSNSなどでのトラブルを未然に防ぐことを目的として2023年6月1日から導入されました。

「この一年くらいで売り手市場となり、人手の確保も難しくなっています。会社として、働き手を大事にし、お客さまを大事にしたいからこそ、のビジネスネーム。失われた30年といわれてきましたが、低賃金のスタッフを使い捨てにするということは完全に時代遅れ。いくらでもスタッフを補充できる、という時代にはもう戻りません」(村木さん)

さらには、モンスターカスタマーからの叱責やストーカー行為に起因したスタッフの退職防止対策が急務となっています。



【イベント情報】高松三越「日本革市」

一般社団法人日本タンナーズ協会主催の人気イベント「日本革市」の2023年秋冬シーズン第一弾が、香川県高松市の高松三越 新館5F 催物会場で本日8月23日(水)からスタート。
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全国各地の革製品メーカー13社が本革の製品を多数ラインナップ。毎回多くのリピーターがご来場。上質なジャパンレザー製品との出会いの場を楽しんでくださっています。会期は8月28日(月)まで。



【イベント情報】「革にまつわる工具と工法」

ものづくりのヒントになるようなイベントを目指して行う「革にまつわる工具と工法 ~レザークラフトをより楽しむ in すみだ2023夏~」が、東京・八広 八広地域プラザ「吾嬬の里」で8月26日(土) ~27日(日) の二日間開催。革に興味がある初心者から経験者、クリエイター、ビジネスパーソンまで幅広く参加できます。
 
革に関わる工具・金具・塗料・ミシンなどの活用方法から意図や意味まで深く追求したい方におすすめです。それぞれのスペシャリストが集結。手に取って、各社の担当者から話が聞ける絶好の機会です。当ブログ連載でお馴染みの村木るいさんも運営サイドで常駐します。使用している革や工具、塗料などを持ち込んでの相談も可能です。事前予約制。

 

【スクール情報】全国皮革振興会 皮革手芸教室 

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の会員団体のひとつ、全国皮革振興会の皮革手芸教室(東京・蔵前)が9月1日から10月生を募集します。
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全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より皮革手芸教室を開講し、現在までに延べ3,400名が参加。気軽に革のものづくりが楽しめると好評です。

2021年には同じく蔵前エリアの駅周辺に教室が移転。アクセスが便利になりました。問合せ、申し込みなどは下記リンク先をご覧ください。



【YouTube情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新作動画公開スタート!


人気コーナー「キーパーソンインタビュー」に「.URUKUST(ウルクスト)」デザイナー 土平恭栄さんが登場。人気テレビ番組「すてきにハンドメイド」(NHK Eテレ)に出演し、話題に。
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シンプルシックな革小物づくりを提案する著作本「手縫いで作る上質な革小物」「ミニマルスタイルの革小物」(ともに日本ヴォーグ社)が世界中でヒットしていることでも知られています。

今回は、自身のブランド「.URUKUST」の起業のきっかけ、ブランド名に込められた想い、画期的な取り組みで注目されたレザークラフトのキットづくり、著作本・翻訳版の海外からの反響と、おもしろエピソード、海外展開について、保護猫と暮らすなかで気がついたことなど・・・盛りだくさんの内容です。

放送内容を掘り下げた放送後記も併せてご覧ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

EU(ヨーロッパ連合)の気象情報機関は、今年7月の世界の平均気温が観測史上最も高くなったと発表。国連のグテーレス事務総長は、「地球沸騰化の時代が到来した」と衝撃的な表現でメッセージ。これには驚きましたね。

今年の残暑は長く厳しいことが予想されています。秋服へのスライドは、スタイリングの変化がつけにくく、靴やバッグなどの革製品が着こなしのポイントとして注目されるのではないでしょうか? ぜひ、お気に入りをお求めいただきたいですね。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「NO SHOES NO LIFE」

靴の街・浅草2023夏休みイベント「NO SHOES NO LIFE(ノーシューズ・ノーライフ)~靴を夢見る人が集う街・浅草~」が7月22日(土)~8月31日(木)、東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センター 7階の展示スペースで行われています。
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シューズジャーナリストの第一人者、城一生さん監修による「浅草靴産業地図(産地・浅草の概要と特徴の解説付き)」「産地浅草の戦後発展史(エピソード+写真)」など、靴文化の歴史を紐解く展示は、多くの方々にご覧いただきたい内容です。
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お近くにお出かけの際はお立ち寄りください。展示内容については改めてお知らせします。
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このほか、さまざまなコンテンツが充実。「害獣革・製品展示」は、永松英紀さん(ひさごてい)によるもの。農林業への被害軽減のため、有害捕獲された個体を利活用。特に猪革、鹿革とファーストシューズをメインにプレゼンテーション。8月1日(火)~6日(日)に行われ、会期終了後も一部展示は継続しています。


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現在、「アツシイノウエ」オーダー靴製作実演と受注会が開催中。オリジナルハンドメイドシューズ手がける井上篤さんが会場に常駐。ライブ感あふれる実演を披露しています。8月13日(日)まで。


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このほか、週末は、毎日靴ブログで知られる、シューフィッターこまつさんによる「親と子のフィッティング相談会」も開催予定。8月19日(土)、26日(土)にはトークライブも! どうぞお楽しみに。



【イベント情報】山陽「革の相談会・即売会」

姫路の老舗タンナー、株式会社山陽の恒例企画「山陽レザー・デー」が毎月開催。工場見学などを含めたイベントが行われてされていますが、その内容のひとつ、革の相談会および即売会が単独でイベント化。8月22日(火) 10:00~12:00に行われます。

「これからレザーを使いたい」「どんな革があるのか実際に見てみたい」「くわしい話を聞きたい」といったご要望に応え、実際に自社のレザーを見ながら直接ご相談を受ける企画を立ち上げました。その場で革を購入することも可能。今回は人数制限はなく、会社単位のエントリーで5社程度まで。1社で複数人参加できるそうです。
 
同社は創業110年を超えるタンナー(製革業者)であり、敷地面積1万坪の本社・工場にてレザーを一貫生産。皮革生産のほぼすべての工程をご覧いただける数少ない皮革工場です。ご興味のあるビジネスパーソンの皆さま、ご注目を。



【WEB情報】「日本革市」

一般社団法人日本タンナーズ協会主催、国産天然皮革PRイベント「日本革市」公式サイトの人気コンテンツ<革市通信>2023年前半ランキングが発表されました。

皆さまの「推し」ブランド、アイテムの順位は? ぜひ、チェックしてください。



【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第13回の放送後記「ジャパンレザーVOICEダイアリー」が公開されました。
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第一特集「ジャパンレザー 旬暦」では、「誰かに教えたくなる」「誰かに話したくなる」「誰かに贈りたくなる」アイテムをピックアップ。比較的手に届きやすいプライスの製品をセレクト。

第二特集「最新トピック紹介」では、「レザーソムリエ 皮革講座 Basic(初級)」と「靴まつりキャンペーン」について紹介。くわしくは下記リンク先をご覧ください。


なお、第14回放送は8月19日(水) 16:00から、アズーリFM公式ウェブサイトよりライブ配信(生放送)の予定です。ぜひ、ご視聴ください。



【イベント情報】「革にまつわる工具と工法」

レザークラフトファンのものづくりのヒントを目指す、「革にまつわる工具と工法」が8月26日(土)・27日(日)、東京の皮革産地、東墨田エリアにほど近い八広で行われます。
 
人気イベント「本日は革日和♪」でお馴染みのメンバーが出展。革に関わる工具・金具・塗料・ミシンの活用方法など、実際に手に取って各社の担当者から直接コミュニケーションしながら理解を深めることができますね。当ブログ連載でもお馴染み、村木るいさんによる技術解説も予定されていますので、お楽しみに!


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

8月4日は「一粒万倍日」「天赦日」が重なる開運日。2023年の最後となるタイミングであり、さらには、「大安」も重なるそうです。財布メーカー各社はSNSなどでアピールし、ユーザーの皆さまの関心も高まっています。夏は革製品が売れにくいシーズンでありましたが、時代やユーザーの嗜好の変化によって、流れは変わりますね。レザーの季節、秋へのイントロダクション的な役割になるとうれしいです。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「日本革市」ショールーム型展示会

一般社団法人日本タンナーズ協会主催、国産天然皮革PRイベント「日本革市」ショールーム型展示会が8月1日(火)からスタート! 
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東京・有楽町 b8ta Tokyo - Yurakucho(最寄り駅:東京メトロ 日比谷駅 A2出口)で開催されています。


一枚、一枚、丁寧に。実直に。
受け継がれてきた技と心で、
「皮」は「革」へと姿を変える。
ふれて、感じる、作り手の想いとこだわり。
対話から生まれる、新たな発見と驚き。
「日本の革」の魅力を、存分にご体感ください。
(「日本革市」公式ウェブサイトより)
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公式ウェブサイトでのアクセスランキングを軸にアイテムを選定。
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腕利きメーカー×タンナーによる革製品をはじめ、製品に使用されたレザーのサンプルも展示され、触れることができるという画期的なスタイルが好評です。参加社は次のとおりです。

【出展メーカー】
株式会社きくひろ
エールック株式会社  
株式会社三竹産業
株式会社chi.wata
有限会社中澤
合同会社エイチ
株式会社DIECI-LABO
株式会社ハートビート
藤原化工株式会社

【出展タンナー】
中嶋皮革工業所
イサム製革
栃木レザー株式会社
株式会社マルヒラ
株式会社キタヤ
株式会社モリヨシ
VL.ナカシマ株式会社
シンヤ工業株式会社
有限会社大星産業

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初日からレザーファンが立ち寄り、外国からの旅行客にも注目されました。

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特製アイテムのプレゼントもありますのでお早めに。会期は8月29日(火)まで



【レポート】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催中! 


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パリ・コレクション(23-24 秋冬)でビッグメゾンが製品にリザード(トカゲ革)を採用した影響で、高感度ユーザーにリザードが注目されています。同イベントでは、リザードのミニバッグ(ペトラルカ 現在は完売/写真下)がコンスタントに売れ、ヒットの兆し。さらなる広がりに期待したいですね。
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8月4日は「一粒万倍日」「天赦日」が重なる幸運日。財布をお探しの方が多く見受けられました。
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風水のラッキーカラーや上質レザーを用いた製品が好評でした。

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人気占い師が提唱するラッキーカラー「パステルカラー」がロングヒット。

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定番ともいえるラッキーカラー「イエロー」や上質レザー「コードバン」もラインナップ。
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実際に使用したサンプルも展示し、経年変化のイメージが想像しやすいですね。
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会期は本日8月3日(水)まで。次回は8月21日(月)からの予定。新しいブランドが登場するそうです。参加社のひとつ、三和袋物の公式エックス(ツイッター)アカウントで日程が発表されますので、どうぞお楽しみに。



【イベント情報】「姫路 革の市」

毎月第一日曜日に行われる恒例イベント、「姫路 革の市」が8月6日(日)に開催されます。

国内有数の皮革産地・姫路のなかでもタンナー(皮革製造工場)が多く集積する高木地区を拠点とした直売市。「姫路で生み出された高品質な皮革を知っていただき、日本のものづくり文化の発展に寄与したい」との想いが込められ、地場産業である皮革を用いた革製品(鞄/靴/小物)を出品。天然皮革素材、副資材が豊富にそろい、DIY派ユーザーに人気を集めています。



【メディア情報】「桂宮治の街ノミネート」

落語家・桂宮治さんが、地元の人々が紹介する地元ならではの行きつけの場所を巡り、地元を愛する人々とのふれあいを楽しむ新番組「桂宮治の街ノミネート」(BSフジ/毎週木曜 22:00~)最新回(7月27日放送分)は、北千住・後編のリピート放送。

ランドセルの名門メーカーとして知られる大峡製鞄が登場。ファクトリーの内部も公開されています。見逃し配信は明日8月3日(木)まで。



同じく、北千住の人気ショップ「minca」では、革製ジェンガとオセロが店頭でお出迎え。無料で楽しめます。
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経営母体はブランドレザーとして知られる「栃木レザー」の代理店であり、革の目利きとしてお馴染み。職人集団の遊び心がうれしいですね。革の魅力を発見する体験としてだけでなく、フォトジェニック、ムービージェニック!



【技術認定情報】JAPAN LEATHER GOODS MEISTER

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)は、7月12日付けで長谷川博司さん(株式会社革包司博庵) をJAPAN LEATHER GOODS MEISTER(小物部門)として認定しました。第6回 日本皮革製品マイスター認定証授与式が9月5日(火)に行われます。

日本皮革製品マイスター制度は、日本の優れた皮革製品の技術者を顕彰・広報し、広く世界の消費者等に周知を図ること等により、技術の維持向上と伝承、後進の育成及び皮革産業の発展を図ることを目的として、会員団体とともに検討を進め、平成29(2017)年度から運用を開始。現在、「鞄」、「ハンドバッグ」、「小物」及び「手袋」の部門でマイスターを認定しています。



【メディア情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA) 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で、2023卒展シリーズ第四弾となる動画が公開。
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2023卒展シリーズ第四弾は、日本でいちばん歴史がある、靴づくり学校といわれるエスペランサ靴学院。
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2022年4月から技術を学び、2023年3月末に卒業した48期生の一年の学びの集大成を発表する卒業展示会が3月17日(金)~19日(日)、大阪・難波 なんばパークス 3Fで行われました。

放送内容を掘り下げた放送後記(画像付き)も必読です。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

今週末から全国各地で小学校の夏休みがスタート。さまざまな業界でファミリー向けのプロジェクトを展開。この夏の暑さは厳しいので、涼しい屋内で楽しめるコンテンツを提案したいですね。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「ジビエ革」展

農林業への被害軽減のため有害捕獲された猪、鹿などの野生動物たちの生命の証に感謝し、皮革を利活用する「ジビエ革」ムーブメントの発信で知られる高見澤篤さん主催のイベント、「ジビエ革」展が東京・松ケ谷の「と革」で7月7日~18日に開催されました。
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高見澤さんがオープンしたアトリエ&ショップ「と革」は2023年7月で5周年。今回はその記念イベントとなっています。
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「里山の問題に目を向け、捨てられるだけのケモノの皮をジビエ革と名付け、革製品にして多くの方に知って頂きたいと活動を初めて18年が経ちました。 最初は傷も穴もある革なんて商品として売り物にならないよ。と言われ、見向きもされない時期もありました。ですが、諦めずに続けてきたコトで、一つの価値感として認知されるようになってきたのかな、と思います。 お陰様で素晴らしい作り手とのご縁もあり、今回もこうして開催できることを、とても嬉しく感じています」(高見澤さん)
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ジビエ革を使用した作品を多彩なクリエイターが出品。石黒幹朗さんは、バッグや立体作品など幅広く展開。ベレー帽のようにも見えるかごバッグは、手で揉み続けてシボをだした手揉みシボ革(鹿)を、紐状に切り出し、編み上げているそう。
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鹿革で石を包み込んだ作品は、なんと楽器! 石の組合せがひとつひとつ異なり、やさしい音色が響きます。


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ポーラ美術館ミュージアムショップでの常設など、高く評価されている加藤キナさんの作品。圧倒的な緻密さに驚きます。鹿革でかたどった紫陽花はドライフラワーのような色合いが美しい。
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「身のまわりを愛しいものに囲まれて生きていきたい」と願うユーザーの胸に明かりを灯しているかのよう。秀逸なジャパンレザーを普段の暮らしのなかで愛でる喜びは格別ですね。


そして、高見澤さんの次なるチャレンジはかなりのビッグプロジェクト。秋に行われるそうですので、情報解禁後、当ブログでもお知らせいたします。



【ライブ配信情報】「ジャパンレザーVOICE」

「ジャパンレザーVOICE」第13回はいよいよ今日! 7月19日(水) 16:00から、アズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)。ぜひ、ご視聴ください!


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■「ジャパンレザー 旬暦」革製品紹介
 <誰かに教えたくなるジャパンレザー>
*職人技が生かされたアイテムシューズ
*ファクトリーが手がける「便利なスケルトンアイテム」
*暑い日も使えるハンズフリーアイテム
*進化系財布
*アップルウォッチ時計バンド(ベルト)

■「最新トピック紹介」
 レザーソムリエ「皮革講座 Basic(初級)」
 東靴協会「靴まつりキャンペーン」


【コンテスト情報】「ジャパンレザーアワード2023」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が主催する国内最大の革製品コンテスト、「ジャパンレザーアワード」2023年度公式サイトが6月19日にオープン。作品応募の事前エントリーが終了し、7月18日から本エントリー(作品応募)がスタートしました。今年度も新しいジャパンレザーの可能性を切り拓く素晴らしい作品との出会い、楽しみですね!

なお、全応募作品を展示するイベントを東京・渋谷 渋谷ストリームホールで9月30日(土)・10月1日(日)の二日間開催。受賞作品展示イベントは、大阪・梅田 阪急うめだ本店内のb8taで行われることが決定しています。



【メディア情報】「ぶらり途中下車の旅」

人気テレビ番組「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ系/土曜9:25~)7月15日放送(都営大江戸線)に「ATELIER YAUYAU」が登場しました。「ATELIER YAUYAU」は人気イベント「まちのかばんやさん」の中心メンバーとしてもお馴染み。東京都墨田区エリアの革製品づくりの魅力を発信しています。

引き手をモチーフにしパーツを組み立てて仕上げるバッグが同ブランドのシグネチャーモデル。カゴバッグのような雰囲気で内袋をコーディネートし入れ替えることでオールシーズン使用可能です。放送後、年内いっぱいの生産分の注文があるなど大反響だったようです。見逃し配信は7月22日(土) 9:24まで。



【イベント情報】「NO SHOES NO LIFE」

靴の街・浅草の歴史を紐解き、新しい魅力を発信する展示シリーズの最新回の開催概要が発表されました。浅草に集う人の歩みと今日の姿を、写真やエピソードなどの展示に加え、靴製作実演やワークショップ、工場見学などの街歩きも実施予定です。
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開催日時:2023年7月22日(土)~8月31日(木)
開催時間:11:00~18:00
開催場所:浅草文化観光センター7階(台東区雷門2-18-9)

展示
・ 浅草靴産業地図(産地・浅草の概要と特徴の解説付き)
・ 産地浅草の戦後発展史(エピソード+写真)
・ 産業を支える団体・学校・研究機関などの紹介
・ 歴史の中の靴やユニークなデザインシューズ展示
・ 靴の出来るまで映像紹介(紳士靴・婦人靴)

実演
・ 靴製作実演(土日、数回)
・ 靴や革製品製作ワークショップ(数回)
・ 子供と靴と健康と―――フィッティング(計測)相談&セミナー
・ 工作教室―――ガムテープで作る靴&ブーツ(8月下旬)
ほか


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

厳しい暑さが続く梅雨の中休み。関東地方ではそろそろ梅雨明けが近づいているようです。海外からの旅行者も多く、街は賑わっています。さまざまなイベントが行われ、一部お邪魔してきましたのでレポートをお届けいたします。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「繊研流通広告賞」贈呈式

7月5日(水)、東京・日本橋 ロイヤルパークホテルで第40回「繊研流通広告賞」(2022年度)の贈呈式が行われました。大賞の川辺ほか23作品を表彰。
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一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の新プロジェクト、「Thinking Leather Action(TLA)」事業のメッセージ広告が第3部門・奨励賞を受賞。
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当連合会副会長 立松進さんに表彰状と盾が授与され、TLA座長 川北芳弘さんも駆けつけました。
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ファッション業界紙「繊研新聞」に出稿したTLA事業のメッセージ広告は、ビジネスパーソンに広く呼びかける内容。美しいイラストレーションは、色合いの微調整など試行錯誤を重ね、仕上げた自信作。
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配布されているリーフレットをはじめ、「東京レザーフェア」のブースでは、大きなサイズのパネルにも使用。フォトスポットとして来場者に注目され、SNSでの拡散が話題に。
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「繊研流通広告賞」は、2022年度に繊研新聞本紙に掲載された広告について、10人の外部審査員による投票方式で流通広告としての戦略性、出稿形態、企業姿勢、広告表現、デザイン性などを評価して選出。第3部門は百貨店、SC、店装、通販、EC、不動産、情報システム、出版、学校、団体などが出稿した広告が対象となっています。

会場では大賞受賞社 川辺とパートナーシップ契約をし、広告にコメントも掲載した斎藤佑樹さんがビデオメッセージで登場。贈呈式に華やぎを添えました。


【コンテスト情報】「ジャパンレザーアワード2023」

国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2023年度の事前エントリー期間が残り少なくなってきております。
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7月14日(金)までですので、ご応募予定の皆さま、お忘れなく!



【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第12回は6月21日 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)が行われました。その放送後記「ジャパンレザーVOICEダイアリー」がタイムアンドエフォート公式サイトで公開されました。
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第一特集「キーパーソンインタビュー」では、「.URUKUST(ウルクスト)」デザイナー 土平恭栄さんが登場。台東デザイナーズビレッジ卒業生である土平さんが、自身のブランドを始動する際のいきさつや革小物づくりを提案する書籍などについて語りました。

第二特集「注目コンテンツDIG」では、「雨の日も真夏日も楽しめるレザーコンテンツ」をテーマに、「世界カバン博物館」と「TOKYO嚢物展」を紹介。

未放送分の「革鞄・ハンドバッグ特集」もプラス。日本のライフスタイルを彩り、明治・昭和・平成...と時代に寄り添ってきた鞄・バッグの変化・進化を探るコンテンツをピックアップ。ぜひ、ご覧ください。



【公募情報】雑誌「LEON」広告出稿製品

エキゾチックレザー製品のPRを目的として、CITES推進委員会 CITES啓発普及・人材養成分科会では、ファッション雑誌「LEON」にタイアップ広告を出稿します。画像は昨年度の実績です。
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広告出稿を希望される場合は、下のリンク先をご参照のうえ、「お申込みはこちら」からではなく、関連資料をダウンロードしていただき、募集要項を確認のうえ、メールでお申込みください。締切は7月20日(木) 12:00必着。



【イベント情報】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION(TLGFC)」のポップアップイベントが、JR船橋駅構内(改札外/北口方面 東武百貨店前)で開催中!
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シンプルになりがちな夏服の着こなしに彩りを添えるバッグ、革製品がそろいます。
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7月は人事異動が行われる企業が多く、夏のボーナス支給もあり、自分へのご褒美をお探しのかたが上質なバッグ、革製品をお求めのようです。
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こちらのブリーフケースは、女性管理職などキャリアを築くビジネスパーソンに人気。「ノートPCが入る大きさでしなやかなデザインのものがほしい」というニーズに応えています。会期は本日、7月12日(水)まで。続いて、JR千葉駅構内、JR池袋駅構内で開催予定です。



【メディア情報】「ぶらり途中下車の旅」

人気テレビ番組「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ系/土曜9:25~)7月15日放送(都営大江戸線)に、「ATELIER YAUYAU」が登場するそうです。

「ATELIER YAUYAU」は人気イベント「まちのかばんやさん」の中心メンバーとしてもお馴染み。東京都墨田区エリアの革製品づくりの魅力を発信しています。番組放送後は見逃し配信も予定されていますので必見です。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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