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カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ の記事

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

10月の3連休が終わり、やっと秋らしくなってきました。ジャパンレザー関連イベントが各地で行われ、皮革業界のビジネスパーソンのなかにはノンストップの方も多いと思います。皆さま、お疲れの出ませんように。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【YouTube情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開中!


昨年ご好評いただいた革手袋特集の第二弾。香川県の東端に位置する東かがわ市は、約130年という長い年月のなかで、時代によって変わるニーズに応えてきた手袋のまち。

現在では、商品の多様さ、品質の高さなどから、国内はもちろんのこと、世界でも屈指の手袋総合産地として知られるようになりました。

10月からスタートしたNHKテレビ朝の「連続テレビ小説」は、戦後の大スター、笠置シヅ子さんがヒロインのモデルとなっている「ブギウギ」。なんと、東かがわはヒロインの出身地として話題が集まっています。

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動画では、グローブミュージアム 公式ウェブサイトをバーチャルツアー感覚でご紹介。「産地のあゆみ(手袋産業のあゆみ)」に「人物紹介」のテキストも加えて歴史をひも解き、世界の手袋やアスリートの手袋もピックアップしています。

放送内容を掘り下げた放送後記も併せてご覧ください。



【展示会情報】「国際サステナブルファッションEXPO秋展」

「ファッションワールド東京」が10月10日(火)~12日(木)、東京・有明 東京ビックサイト 東展示棟で行われています。構成展のひとつ「国際サステナブルファッションEXPO秋展」では、日本の皮革素材や革製品を集めた16社の展示ブース「ジャパンレザーショールーム」(ブースNo. A21-6, A22-6)が出展。

皮革素材は老舗タンナーからサステナブルレザーまで豊富なラインナップ。革製品はシューズからバッグ、小物からジュエリーまで幅広いジャンルのブランドが登場しています。お出かけの際は、ぜひ、お立ち寄りください。



【イベント情報】東京都立皮革技術センター

東京・東墨田 東京都立皮革技術センター(本所)が10月15日(日)に主要施設・設備を一般公開。東京都立皮革技術センターは、東京の伝統的地場産業である皮革関連産業の振興のため、皮革に関する試験・研究・技術支援等を行っています。

製品革に仕上げるための機械やいろいろな試験機器の見学、「革工芸体験」(ピッグスキンを使った巾着づくり)、革製品の保管やお手入れの方法など、あらゆるお悩みをレスキューする「皮革何でも相談」のほか、恒例のブルーベリーの苗木プレゼントも人気。準備数がなくなり次第終了ですので、お早めに。

周辺エリアの皮革産地をめぐる企画「きねがわスタンプラリー」も同日開催。ジャパンレザーを深く理解できるきっかけになりますよ。



【イベント情報】杉野服飾大学

「ジャパンレザーアワード」歴代のグランプリおよび各賞受賞者を輩出した杉野服飾大学ファッションプロダクトデザインコースのグループ展、「SUGINO FASHION PRODUCT とその仲間たち」が杉野服飾大学併設のギャラリーUで開催中です。
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「ファッションプロダクトは楽しい」というコンセプトをもとに、研究室のスタッフとファッションプロダクトデザインコース卒業生の仲間たちとのコラボレーション展示。さまざまな作品が並び、楽しい空間です。10月14日(土)まで。



【メディア情報】「LEON」 

9月25日発売の「LEON」2023年11月号 (206~209ページ)「どこかに一点プラスするだけでお洒落を格上げしてくれます さり気にエキゾがラグジュアリーでリッチの極み!」に、エキゾチックレザー製品が掲載されました。
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今回は、クロコダイルのショルダーバッグ、ちびサコッシュ、ミニクラッチ、リッチな革小物(財布・名刺入れ・眼鏡ケース)の4カテゴリー、12社18製品がピックアップ。誌面では製品の写真が大きく、レザーの色合い、風合いがわかりやすくなっています。秋の装いプランとショッピングの参考になさってください。

想定ユーザーやライフスタイルを明確化し、どんな仕事や暮らしをしている人に使ってほしいか?という「使う人提案」も大事になると思います。ものを選ぶことが苦手なユーザー層が一定数いらっしゃるので、そんな方々がものを選ぶ際のサポートとなるべく、キーワードやハッシュタグを設定し、検索などの対応もしたいですね。そういう意味では、ターゲットが定まっているメディアの存在は非常に重要です。
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「エキゾチックレザーマーケットジャパン」でも「LEON」2023年11月号の内容を紹介予定。過去の掲載ページ、掲載アイテムもチェックしていただけます。ご活用ください。




カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

10月1日は中国の祝日、国慶節。この日から1週間、連休となっているそうです。先週末から中華圏から来日する旅行者が大幅に増えたように感じています。ジャパンレザーをアピールする絶好の機会。移動制限のない久々の秋の休日。しかも晴天ということで、国内のお客さまを含め、街は賑わっていてホッとしますね。
今回は先週末、東京・渋谷で行われたイベントをレポート。ぜひ、ご覧ください。


【レポート】「ジャパンレザーアワード」

今年で16年目を迎えた国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」の応募作品展が9月30日(土) ・10月1日(日)の二日間、渋谷ストリーム ホールで行われました。
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一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)では、毎年、「ジャパンレザーアワード」を開催することにより、国産のなめし革等を使用した作品を全国から募集し、審査により優れた作品を選出することで、新たな"発想・表現"のできる人材の発掘と育成に取り組んでいます。
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革の魅力を存分にお伝えするため、3つのフロアでイベントを開催。初日は審査会を実施。 2017年度より同アワードの審査員長を務める長濱雅彦(東京藝術大学美術学部教授)さんをはじめ、デザイン界、ファッション界の第一線で活躍する審査員により、厳正に審査されました。受賞作品は後日発表されますので、当ブログでもお知らせいたします。

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審査会終了後は、いよいよ全応募作品214点を一般公開。応募なさった皆さまをはじめ、ジャパンレザーファンが駆けつけてくださいました。
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今年度はファミリーでのご来場が増えました。大きめのベビーカーでも行き来しやすい通路設計となっており、混雑時にもトラブルなくスムーズにご覧いただけました。

入口に入ると、昨年度の受賞作品を展示。初めて見る方にはひとつの指針となり、今年度の応募作品が見やすくなっています。
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このほかのフロアでもコンテンツが充実。5Fは、「体験ブース」。
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「体験型展示 革に触れてみよう!」では、さまざまな種類の革を展示し、触っていただけるような仕様。アトラクション感覚で楽しさいっぱい!
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TLA(Thinking Leather Action)についてもパネルでご紹介。 TLAは、 一般社団法人 日本皮革産業連合会の新プロジェクト。「実は、革ってサステナブル」をキーワードに、皮革・革製品についての正確な情報を発信しています。「台東ファッションZAKKA祭2023」<10月19日(木)~22日(日)/上野公園噴水広場>「浅草エーラウンド」<10月20日(金)~22日(日)/浅草広域エリア>でもTLAパネルが掲出されますので、ご注目ください! イベントの情報は来週の更新分でお知らせいたします。

メイド・イン・TOKYO の革のショールーム「LEATHER LABTOKYO produced by T.M.Y's」では、皮革産地として知られる東京都墨田区で20年ぶりの新工場を開設し話題の事業者。
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撥水加工のスエード100色展開や、持ち込みの画像データを基にしたインクジェットプリントによるオリジナルレザーづくり(1枚からオーダー可能)など、クリエイターに寄り添う革づくりに信頼が寄せられています。

学生制作の作品展示(杉野服飾大学/専門学校ヒコ・みずのジュエリーカレッジ/文化服装学院)には、各校のパンフレットを設置・配布。
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入学希望の若い世代にアピールしていました。

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無料ワークショップ、オリジナル「革のネームタグ」を作ろう!は、お子さんに大人気。栃木レザーのヌメ革を使い、好みの刻印にチャレンジ。
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皆さんお気に入りの作品ができたようです。

当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんがオーガナイズする「本日は革日和♪」ブース。
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革製品製作の機械や工具などの展示のほか、村木さんによる漉き機のレクチャーも行われ、レザークラフトファンからビジネスパーソンまで幅広く訪れました。

6Fは、「Leather World Music Concert」演奏会。
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4Fに「レザーをつかった世界の楽器」を展示し、イントロダクションとなるよう、わかりやすくご案内。
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ちゃるぱーさの演奏会やアフガニスタンの楽器のレクチャー、ガムラングループ ランバンサリ、ジャワのガムランと影絵芝居ワヤンなど、なかなか聞くことができない音楽、見ることができないパフォーミングアーツに感動! やさしい音色で会場が一体となりました。

渋谷はアクセス便利でご来場なさった皆さまに好評。なかには香港から訪れた方もいらっしゃいました。レザーは世界の共通言語のような存在。言葉以外でもジャパンレザーの魅力で、世界各国の皆さまとつながりたいですね。来年の開催にもご期待ください。



【レポート】「LEATHER WORLD 2023」

9月30日(土) ・10月1日(日)の二日間、人気イベント「LEATHER WORLD(レザーワールド)」が渋谷スクランブルスクエア 7Fで行われました。
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2016年から始まったレザーの祭典「LEATHER WORLD」は、革がもつ「色合い」「種類」「大きさ」「質感」レザーの魅力に多面的に触れることができる体験型イベント。「LEATHER CARE」「WORK SHOP」「QUIZ」「BRAND & LEATHER」などのコンテンツが充実。
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レザーに関する知識を深めるエデュケーション空間が、とてもよろこばれていました。
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世界一のシューシャイナー 長谷川裕也さんに学ぶハイシャインとシューケアをはじめ、ケア製品国内トップメーカー、コロンブスのエキスパートによるお手入れ相談会、レザークラフトのワークショップなども人気を集めました。
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レポートは、「タイム&エフォート」公式ウェブサイトで公開予定。どうぞお楽しみに。



【レポート】「テーーマ」

渋谷スクランブルスクエア 2Fでは、9月16日(土)からスタートした「テーーマ teema」のポップアップショップが10月1日(日)で終了となりました。
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「テーーマ」別注アイテムも登場し、ジャパンレザーファンの皆さまが次々と訪れてくださいました。そして、今回の目玉企画、自分だけのとっておきのレザーアイテムをつくれるカスタマイズ。
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「ユードット」「エム・リップル」「モジャカワ」など、新進気鋭の人気ブランドの注目アイテムを自分らしいオンリーワンアイテムに。
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実際の素材や形のサンプルも登場し色や素材感を試すだけでなく、クリエイターによる製品説明も好評。
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熱量の高いトークにジャパンレザーファンが共鳴。リアルな場でのコミュニケーションにより、革製品への愛着がさらに増していきそうです。

「テーーマ」は、レザーのつくり手が選び抜いたアイテムを提供するオンラインストア。つくり手の視点から見て素晴らしいと感じるアイテムをセレクトし、それぞれのクラフト(手間)とテーマ(世界観)を通じて魅力を発信しています。 革製品の紹介はもちろん、革製品を主役にしたスタイリングのファッション写真、レザークラフトのレシピ、道具などなど、ワンストップで見て・選んで・楽しめる、いままでにないウェブサイトです。ぜひ、ご活用ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

このところ、公共交通機関のニュースが話題になっています。カーボンニュートラルへの取り組みとして開業した次世代型路面電車 LRT(栃木県宇都宮市~芳賀町)と、人手不足によるバス会社の全路線および事業廃止(大阪府富田林市)。いま、時代の分岐点なんですね。次世代へ受け継ぎ、ものづくりの灯を絶やさぬように、ジャパンレザーの魅力を発信し続けることでユーザーの皆さまに知っていただきたいと強く願います。

さて、9月後半というのに酷暑が終わらない秋、つくり手たちが丹精込めて仕上げた皮革素材と革製品を紹介するイベントが各地で次々と開催中です。どうぞお立ち寄りください。今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【コンテスト情報】「ジャパンレザーアワード」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が開催しております国内最大の革製品コンテスト「ジャパン レザー アワード」、2023年度の全応募作品214点が公式ウェブサイトで公開されました。一点一点、360°カメラで撮影された写真と、応募者の皆さまのコンセプト、想いが掲載されています。ぜひ、ご覧いただきたい内容です。今回も素晴らしい作品ばかり! 個人的に気になった作品の傾向を10のキーワードでお伝えします。

■香川県のものづくり
NHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)第109作「ブギウギ」(10月2日スタート)の舞台として注目の香川県東かがわエリアは、手袋産業が盛ん。
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そんな地場産業、手袋づくりの匠による最新作! 磨き上げられた技術が詰まっています。
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手袋づくりのノウハウ、繊細な手仕事を生かしたデザイン性の高い革小物、同じく香川県の地域産業資源に指定された「観音寺市の麦わら帽子」づくりをベースに、材料をレザーにした作品が寄せられました。レザーを細いコード状にし麦わらと同様に縫い仕上げています。オールシーズン使えるのがいいですね。

■大阪&近畿のものづくり
2023年度の「ジャパン レザー アワード」は、受賞作品展示イベントを大阪で開催。地元の皆さまも奮起してくださって作品をエントリー。
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地域ブランド「大阪かばん」を展開する大阪鞄協会会員メーカー(写真上)、大阪バッグ協同組合からは80代の現役職人の自信作(写真下)が。
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メディアで話題の財布メーカーの次世代リーダー(写真下)、大阪の靴づくりを継承するつくり手、サンプル師が教えるバッグ教室講師からも。
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大阪・梅田 阪急うめだ本店 8階「b8ta Osaka - Hankyu Umeda」の会場に、凱旋展示される作品がありますように!

■タンナーの意欲作
革製品メーカーはもちろん、タンナーからのご応募も目をひきました。
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皮革素材づくりが盛んな東京都墨田区で約20年ぶりに新工場を開設した事業者(写真上)、長野県飯田市で上質なレザーを手がけるタンナー(写真下)が自らご応募くださいました。
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日本有数の皮革産地兵庫県の、兵庫県立工業技術センター皮革工業技術支援センター監修をはじめ、各タンナーのチャレンジングが秀逸。
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レザーの魅力を最大限に引き出した作品にご注目を。

■パッチワーク&リメイク
「SDGs」をテーマにするうえで欠かせない未利用皮革素材の活用。製品づくりに使われなかった革の端材を産業廃棄物にすることなく、製品づくりに生かした作品が増えています。
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なかでも、パッチワークで縫い合わせた作品(写真の作品以外にも数多くあります)が目をひきました。
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さらには、リメイク作品も! 「25年前につくられた革が劣化せず使用できることがサステナブルであることを証明する」、というアプローチに感動します。

■およばれ・よそいき
行動制限が解除され、外出する楽しさ、対面で会うよろこびを実感する2023年。今年を象徴していると感じたのが、作品コンセプトに書かれた「およばれ」「よそいき」というワード。
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当たり前でなくなってしまったことが、再び当たり前になることは、こんなにも尊いのか、とじわじわと沁みます。
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上質なハンドバッグの特別感とともに、つくり手・事業者が掲げるハーパス(存在意義)を提示しました。

■おまもり・縁起もの
風水の影響で幸運日・開運日に財布をお求めになる購買行動が定着していますが、その流れにぴったりのものづくり。
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2023年6月21日更新分(杉野服飾大学ファッションプロダクトデザインコース)でもご紹介しましたが、Z世代に「簡体字」が注目されるなか、「梵字」にフォーカスしたのは慧眼ですね。
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このほか、だるまキーホルダー、青い蝶をあしらったバッグ、神聖幾何学模様の財布(写真)・・・など、さまざまなラッキーモチーフの提案が楽しい。

■ハッシュタグにしたい細分化ニーズ
同じく2023年6月21日更新分でご紹介しましたが、店頭の売れ筋のひとつである「推し活」をテーマにした作品、レコード、映画館(写真)、バイクをはじめとした趣味のシーンで活用できるアイテムなど杉野服飾大学ファッションプロダクトデザインコースからご応募くださいました。
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これらのほかにも、にんじん型の競馬観戦用バッグ、ハロウィンにぴったりなかぼちゃ型バッグ、タップダンスシューズ(写真)など、ハッシュタグ化しやすく、熱量の高いコミュニティとつながるクリエイティブ。
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使用シーンを限定することで検索ニーズにマッチさせる、現在の流れにぴったりですね。

■こどもたちに届けたい革製品
同じく杉野服飾大学ファッションプロダクトデザインコースからご応募いただいた、ちいさなお子さんのためのレザーバッグは大人に憧れる多感な時期にファーストシューズのような提案。
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七五三に合わせたギフトとしてもいいですよね。上質なレザーバッグを贈り、「いいものを大切に使うひとになってほしい」そんな願いを込めて。ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒業生からは、こどものデザイン×クリエイターの遊び心を融合させてつくったシューズが。
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自由な発想に驚くとともに、このデザインを靴として仕上げた情熱に感激しました。
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このほか、さまざまなランドセル、こいのぼり型の小物などに加え、メッセージをダイレクトに訴求する作品も。「いただきます。」を型押しで配し、食す命に革製品としての新たな命を与える感謝の気持ちを表現した革小物(写真)は、食と革の文化としてのつながりを知るきっかけになりそう。

■レザーでつくったみた
かばん職人と将棋職人のコラボレーションによる新たな挑戦、「職人の合作 唯一無二の牛革製将棋セット」がスゴイ!
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「フライドポテトのあれを革で! 素敵なインテリアになるポテトケース」といったポップな作品、韓国ファッションで人気を集めたマンドゥバッグ(太い毛糸で編み上げたバッグ)の材料をレザーに置き換えた作品(学生部門)は、若い世代らしい発想と若い世代に受け入れられそうな、広がりがうれしいですね。

■歴代受賞者が挑む新作
今年はなんと、前年度のグランプリ受賞者がエントリー。虹の橋のたもとへと旅立ってしまった愛犬をモチーフにしたレザードール(オルゴール)を発表。 
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このほか、各部門の歴代受賞者たちによるシューズ、バッグ、クーラーボックス(写真)・・・幅広い作品でトライ。ジャパンレザーおよび、クリエイティブにかける皆さまの情熱こそが「ジャパンレザーアワード」の誇りであると痛感しました。

以上、独断と偏見でピックアップしましたが、ほかにも素晴らしい作品ばかりです。すべての応募作品は、「ジャパンレザーアワード」公式ウェブサイトでご覧いただけます。


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9月30日(土) ・10月1日(日)の二日間、東京・渋谷ストリーム ホールで応募作品展が行われます。革の魅力を存分にお伝えするため、3つのフロアでイベントを開催。一般公開となる応募作品展は、9月30日(土) 16:30~18:00と10月1日(日) 10:00~16:00です。審査日である初日は、11時から開場しておりますが、厳正なる審査の妨げとなるため、作品展示スペースへの立ち入りはご遠慮いただいております。審査の進行状況は、観覧可能です。
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その他のフロアでは、審査中もイベントが行われておりますので、存分にお楽しみいただけます。5階は、触れる皮革素材の展示。6階は、「Leather World Music Concert」演奏会が行われています。写真は昨年開催時に撮影したものです。

「テーーマ」ポップアップショップ、「LEATHER WORLD」の会場、渋谷スクランブルスクエアとこちらの会場、渋谷ストリーム ホールは、ペデストリアンデッキでつながっており、行き来もスムーズです。開場時間、終了時間が異なりますので、効率よくまわって楽しんでください。



【イベント情報】「テーーマ」

東京・渋谷 渋谷駅直結 渋谷スクランブルスクエア 2階で、9月16日(土)~、「テーーマ(teema)」のポップアップショップがスタート! 10月1日(日)まで行われています。
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取り扱い製品の中から厳選されたアイテムを展示し、ショールーミング体験を楽しんでいただけます。
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初日からオンラインでご購入が相次いでいます。

目玉コンテンツは、自分だけのとっておきのレザーアイテムをつくれるカスタマイズ。「ユードット」「エム・リップル」「モジャカワ」など、新進気鋭の人気ブランドの注目アイテムを自分らしいオンリーワンアイテムに仕上げることができるのがうれしいですね。実際の素材や形のサンプルも登場し色や素材感を確かめていただけます。手に取って見ることができるチャンスです。

「テーーマ」の公式ウェブサイトでは、カスタマイズの特設ページもありますので、ぜひチェックしてみてください。



【ライブ配信情報】「ジャパンレザーVOICE」

「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第15回が本日9月20日(水)16:00~、アズーリFM公式ウェブサイトよりライブ配信(生放送)予定です。
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第一特集「革製品紹介」は特別編。
NHK連続テレビ小説 第109作「ブギウギ」(10月2日スタート)の舞台として注目の香川県東かがわエリアの手袋産地の歴史、「グローブミュージアム」オンラインツアー、暖冬でも楽しめる手袋と手袋関連アイテムをご紹介予定です。

第二特集「ジャパンレザー最新トピック紹介」は、レザーの季節・秋を先取りするイベントをピックアップ。「テーーマ ポップアップショップ」「レザーワールド」「ジャパンレザーアワード応募作品展示イベント」をまとめて紹介。レザーファン必見の内容です。どうぞお楽しみに。



【メディア情報】「JLIAtv」 

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」に、当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんが登場! 
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インタビュー動画をぜひご視聴ください!!




【製品情報】「NESSO」

さまざまなメディアで紹介され話題! 靴づくりの人材育成を推進する仕掛け人 ロカシュー 大山 一哲さんが手がける新プロジェクト「NESSO」がスタートし、人気を集めています。

フルオーダーのグローブを提供する「NESSO」は、食肉用和牛の皮を有効利用したサステナブルな取り組み。プレイヤーの手にしっかりフィットして、薄くて軽量ながら耐久性を確保しつつ、手の届きやすい価格を実現。カラーリングや刺繍などのデザインを自由にカスタマイズ可能で、自分だけの軟式用オリジナルグラブが手に入ると好評です。くわしくはリンク先をご参照ください。






カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

9月中旬となりますが、記録的な暑さが続くなか、「レザーの季節」秋の訪れを告げるイベントが今週末から行われます。このほか、B to C、B to Bの展示会も数多く開催中です。くわしくは下記をご覧ください。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【イベント情報】「テーーマ」ポップアップショップ

9月16日(土)~10月1日(日)、東京・渋谷 渋谷駅直結 渋谷スクランブルスクエア 2Fで人気ウェブサイト「テーーマ(teema)」のポップアップショップが行われます。

取り扱い製品のなかから厳選されたアイテムを展示。目玉コンテンツは、自分だけのとっておきのレザーアイテムをつくれるカスタマイズ。実際の素材や形のサンプルも登場し、色や素材感を確かめていただけます。手に取って見ることができるチャンスです。

会期中の各週土曜・日曜には、人気クリエイターによるレザークラフト体験ワークショップが行われます。すぐに使いたくなる、誰かにプレゼントしたくなる素敵なアイテムを手づくりできます。少人数制でおよそ2時間かけて完成させます。クリエイターがわかりやすくレクチャーし、丁寧にサポートしてくれるので、ビギナーさんも安心ですよ。

「テーーマ」は、レザーのつくり手が選び抜いたアイテムを提供するオンラインストアです。つくり手の視点から見て素晴らしいと感じるアイテムをセレクトし、それぞれのクラフト(手間)とテーマ(世界観)を通じて魅力を発信しています。 革製品の紹介はもちろん、革製品を主役にしたスタイリングのファッション写真、レザークラフトのレシピ、道具などなど、ワンストップで見て・選んで・楽しめる、いままでにないウェブサイトです。



【イベント情報】「LEATHER WORLD 2023」

人気イベント「LEATHER WORLD(レザーワールド)」が2023年も開催決定。9月30日(土) ・10月1日(日)の二日間、渋谷スクランブルスクエア 7Fで行われます。

会場内では、レザーに関する知識を深めるエデュケーション空間が出現。世界一のシューシャイナー 長谷川裕也さんに学ぶハイシャインとシューケアや環境に配慮したレザーの展示、レザークラフトのワークショップなど、参加型コンテンツが盛りだくさんです。ワークショップやクイズのノベルティともに数に限りがあります。数量に達し次第終了となります。
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2016年から始まったレザーの祭典「LEATHER WORLD」は、革がもつ「色合い」「種類」「大きさ」「質感」レザーの魅力に多面的に触れることができる体験型イベント。
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「LEATHER CARE」「WORK SHOP」「QUIZ」「BRAND & LEATHER」などのコンテンツが充実しています。写真は昨年開催時に撮影したものです。
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「テーーマ」のポップアップショップは2Fとなっており、両イベントとも各日10:00~21:00までと夜遅くまでの開場となっています。ワークショップ、レザーケアは20:00までとなりますので、こちらもお早めに。



【イベント情報】「ジャパンレザーアワード 応募作品展」

今年も9月30日(土) ・10月1日(日)の二日間、東京・渋谷ストリーム ホールで応募作品展を行います。
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革の魅力を存分にお伝えするため、3つのフロアでイベントを開催。
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一般公開となる応募作品展は、9月30日(土) 16:30~18:00・10月1日(日) 10:00~16:00です。審査日である初日は11:00から開場しておりますが、厳正なる審査の妨げとなるため、作品展示スペースへの立ち入りはご遠慮いただいております。なお、審査の進行状況は観覧可能です。
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その他のフロアでは、審査中もイベントが行われておりますので、存分にお楽しみいただけます。
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5Fは、さわれる皮革素材の展示、6Fは、「Leather World Music Concert」演奏会が行われます。
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写真は昨年開催時に撮影したものです。

「テーーマ」ポップアップショップ、「LEATHER WORLD」の会場、渋谷スクランブルスクエアとこちらの会場、渋谷ストリーム ホールは、ペデストリアンデッキでつながっており、行き来もスムーズです。開場時間、終了時間が異なりますので、効率よくまわって楽しんでください。



【YouTube更新情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました! 


今回は「ジャパンレザー最新トピック紹介」。インターネットラジオ✕YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第14回放送分を編集したものです。ジャパンレザーに関するさまざまなトピックを厳選してご紹介。前述のイベントのお知らせをまとめて動画にしております。ぜひ、ご視聴ください。
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次回、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第15回は、9月20日(水) 16:00~、アズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)予定です。

「革製品紹介」は特別編。NHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)第109作「ブギウギ」(10月2日スタート)の舞台として注目の香川県東かがわエリアと手袋づくりの歴史をひも解きつつ、日本一早い!? 香川手袋2023年秋冬アイテムレビュー(仮)など、上質なジャパンレザー製品をご紹介予定です。どうぞお楽しみに。



【レポート】「日本革市」ショールーム型展示会

一般社団法人日本タンナーズ協会主催の国産天然皮革PRイベント「日本革市」の初の試みとなる、ショールーム型展示会の第二弾「JAPAN LEATHER PREMIUM COLLECTION」が、8月30日(水)~9月27日(水)の約一か月間、東京・有楽町 b8ta Tokyo - Yurakuchoで行われています。展示会のテーマ、展示アイテムが一新されました。
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使う人に寄り添い、日々を彩るメイドインジャパンの革製品。手づくりの温もり、細部へのこだわり、繊細で豊かな感性をその手に感じて。作る人の想いを宿す、プレミアムな日本の革の魅力を発信。
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「ジャパンレザーアワード」歴代の部門賞を複数回受賞した松村美咲さんもこの企画に参加。コラボレーションにより新しい作品をお披露目しています。どうぞお見逃しなく。



【メディア情報】「すてきにハンドメイド」

ハンドメイド派ユーザーに人気のテレビ番組「すてきにハンドメイド」(NHKEテレ/21:30~21:55)9月14日(木)放送分は、手縫いで作る ヌメ革のミニトート。講師は野谷久仁子さんです。コロンと丸いフォルムとハンドステッチが魅力的な極上バッグをつくります。ヌメ革を使用。使う道具と材料は極力シンプルにしています。


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吉田カバンの創業者、吉田吉蔵の娘として、手縫いのレザークラフトの魅力を伝え続ける野谷さん。TIME&EFFORT 革鞄&ハンドバッグ特集 テーマ02 業界の有識者&博物館担当者に聞く 日本のカバン・バッグの現在過去未来では、インタビュー記事(前編・後編)を掲載しています。併せてご覧ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

9月2日は「クツの日」。おしゃれは足もとからといいますが、靴の秋じたくをはじめるきっかけとしてぴったりのキャンぺーンも行われています。くわしくは下記をご覧ください。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【PR情報】「靴まつりキャンペーン」

「クツの日」に合わせて行われる恒例企画「靴まつり」は、今年で71回目。より豊かな日常となるようお客さまに還元し、靴業界に関係する多くの人、店や企業がより発展することを目的に行う秋の販売促進キャンペーンです。5,000円の商品券が当たります。応募期間は10月2日までとなっています。
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ご購入いただいたお客さまへお配りするパンフレットには毎回、革製品や靴選びに関する情報をピックアップして掲載。今回は「実は、革ってサステナブル」と題し、食肉生産の過程で出る副産物の皮を無駄なく利用して革製品が製造されていることを認知していただく内容です。お見逃しなく。



また、一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIA tv」でもお知らせの動画が公開されました。併せてご視聴ください。



【レポート】「日本皮革製品マイスター認定証授与式」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)は、2023年7月12日付けで長谷川博司さん(株式会社革包司博庵) をJAPAN LEATHER GOODS MEISTER(小物部門)として認定。第6回 日本皮革製品マイスター認定証授与式が9月5日(火)、東京・上野で行われました。
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日本皮革製品マイスター制度は、日本の優れた革製品の技術者を顕彰・広報し、広く世界の消費者等に周知を図ること等により、技術の維持向上と伝承、後進の育成及び皮革産業の発展を図ることを目的として、会員団体とともに検討を進め、2017(平成29)年度から運用を開始。現在、「鞄」、「ハンドバッグ」、「小物」及び「手袋」の部門でマイスターを認定しています。
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授与式は、一般社団法人日本皮革産業連合会 藤原仁会長がプレゼンターとして登壇。
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創業100年を超える革包司博庵の三代目、長谷川博司さん おめでとうございます!
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革包司博庵といえば、門外不出といわれる唯一無二の技術「ベタ貼り」で知られます。革製品の最高の贅沢といわれる技法で、それぞれの繊維方向の違う2枚を貼合わせることで極薄なものを造り上げることができ、ほかにない柔軟性を実現。海外のハイブランドからもこの技術が注目されているそうです。
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同日行われた「革製品技能試験 認定証授与式 2023」(改めて後日レポートをアップいたします)で、鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験 紳士小物1級合格 ラモーダヨシダ 小石健二さん(写真左)、婦人小物1級合格 ラモーダヨシダ 大石健二さん(写真右)に、著書「パリのハイブランドが欲しがる技術は、 なぜ東京の下町で生まれたのか ~蔵前の頑固オヤジの反骨仕事術~」(かざひの文庫)を進呈して激励する長谷川さん(写真中央)。ちなみに、大石さん、小石さんのお名前の表記に誤りはありません。同じ会社で一文字違いの方が在籍なさっているとは奇跡!

革製品技能試験の委員長でもある長谷川さんから、ものづくりの技術と職人魂のバトンがしっかりと受け継がれていく瞬間ですね。

同書には、「人と同じことはやらない」「みんなが右を向いたら、自分は左を向いて違う路線を拓く」「常に森羅万象に対しアンテナを向ける」という職人としての矜持とともに「これからの日本を元気にするのは間違いなくエキスパート(職人)たちだ。あの時代に失った日本の大事なものを、もう一度取り戻すための一助になればこんなうれしいこともない」との熱い想いがぎっしり詰まっています。ぜひご一読を。



【コンテスト情報】「ジャパン レザー アワード」

一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が開催しております国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2023年度の本エントリー(作品応募)の受付が8月21日(月)に終了し、8月29日(火)、本エントリー数の報告が公式ウェブサイトで発表されました。

全部門合計214点の作品をお寄せいただきました。たくさんのご応募をありがとうございます。
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全作品は都内の事務局でお預かりし保管しています。また、作品写真を1点1点撮影中です。後日公式ウェブサイトで先行公開されますので、どうぞお楽しみに。



【更新情報】「ジャパンレザーVOICE」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第14回の放送後記「ジャパンレザーVOICEダイアリー」が公開されました。
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第一特集「キーパーソンインタビュー」のゲストは、当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさん。「レザーソムリエ」皮革講座 講師など、多方面でご活躍されている村木さんに、皮革業界のビジネスパーソン、クリエイター、レザークラフトファンの皆さまにエールをおくる内容をお話しいただきました。

第二特集「最新トピック紹介」では、「ジャパンレザーアワード」応募作品展示イベントと「テーーマ」ポップアップショップ、「日本革市」ショールーム型展示会、「NO SHOES NO LIFE(ノーシューズ・ノーライフ)~靴を夢見る人が集う街・浅草~」についてご紹介。


なお、第15回放送は9月20日(水) 16:00から、アズーリFM公式ウェブサイトよりライブ配信(生放送)の予定です。ぜひ、ご視聴ください。



【更新情報】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。


今回は、「雨の日も真夏日も楽しめるオンラインミュージアム」特集から世界のカバン博物館(エース株式会社)をピックアップ。1975年に開設された世界のカバン博物館では、展示内容などをgoogleストリートビューと連動させ閲覧可能。幅広い世代から人気を集めています。
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そんな画期的なオンラインミュージアムの見どころを、難波館長のおすすめコーナーとして特別編集しています。


放送内容を掘り下げた放送後記(画像つき)も公開中です。



【メディア情報】「NEWSの全力!!メイキング」

DIY派に人気の深夜番組「NEWSの全力!!メイキング」(TBSテレビ系/毎週金曜24:50~)の9月1日分放送は、レザークラフト。同番組ナレーション担当の津田健次郎さんをゲストに、NEWSのおふたり(小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん)もレザークラフトに挑戦。
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講師は「ジャパンレザーアワード」歴代の特別賞受賞者 土平恭栄さん。非常勤で大学講師を務め、また革小物づくり教室、ご自身のブランドでのワークショップを含め、トータルで2,000人を超える方々に指導、サポートしてきた実績が評価されての登場。

冒頭のVTRではレザーとレザークラフトについても丁寧に紹介され、当ブログ村木さんの連載で使用した写真(nijigamitool ワークショップ作品、革職人イメージ写真)や大関鞄工房(東京都・墨田区)のロケも!

リアルタイムで視聴したユーザーによる実況を含め、エックス(旧ツイッター)でもさまざまなポストが投稿され、とても盛り上がりました。

現在、「TVer」で見逃し配信中。ネット局によっては今後各地域で放映されますので、どうぞお楽しみに。



【イベント情報】「オーラウンド」

東京・浅草地区の革と物作りの祭典「エーラウンド」の姉妹イベント、大阪版として「オーラウンド」がこの秋から始動することが発表されました。
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浪速区、西成区に点在する靴、皮革企業を大阪の地場産業として一つにまとめ、地域内の産業ネットワークを再構築。時代の変化に対応する地場産業への進化を目指します。11月4日(土)・5日(日)、西成製靴塾、エスペランサ靴学院、JR芦原橋駅高架下、YOLOBASEの4か所で同時開催。

大阪に移転したエスペランサ靴学院の大山一哲学院長を代表者とする実行委員会により運営され、経済産業省の補助金対象事業として行うそうです。詳細はまた改めてお知らせいたします。なお、9月5日(火)の「繊研新聞」に掲載されていますので、併せてご覧ください。



【公募情報】「TOKYOピッグスキンプロジェクト参加クリエイター募集」

ファッション&デザイン系の創業支援施設「台東デザイナーズビレッジ」のインキュベーションマネージャーをはじめ、クリエイター支援、起業やブランドづくり、ビジネスに役立つ情報や考え方を発信する鈴木淳さんのエックス(旧ツイッター)アカウントで新プロジェクトの募集が発表され話題となっています。

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台東デザイナーズビレッジの鈴木です。私の会社として、もう20年来関わっている東京墨田区のピッグスキン業界の事業について、今年は外部のクリエイターやブランドの参加者を募集します。

東京の地場産業であるピッグスキンは、多様な加工と軽さや強さが特長の革です。食肉の副産物として国内で唯一自給できる素材。

その特長を活用して、サスティナビリティやインバウンド向けなどの商材を複数ご提案ください。

◆審査により数組にプロジェクトに参加してもらい、試作、ギフトショー出展を実施します。

※試作費を支給します。試作品は東京都に納品してもらいます。
※ギフトショー出展は無料です。
※初めての事業参加者にはデザイン料を別途支給
※参加決定の場合すみだの革工場も案内可能

◆外部参加を公募するのは初めての取り組みのため、不手際があるかもしれませんが、できるだけ素材の需要開拓につながる提案をお待ちしています。

(鈴木淳さん エックスアカウントより)

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くわしくは下のリンク先をご参照ください。締切は9月15日(金)です。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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